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[news]2020/03/22

MIT、信号強度を10倍にする2次元壁面システム「RFocus」を開発

マサチューセッツ工科大学コンピューターサイエンスおよび人工知能研究所(CSAIL)の研究チームは、無線通信の平均信号強度を約10倍向上できる、3000個以上の小型アンテナで構成される2次元壁面システム「RFocus」を開発した。
5G高速通信網が徐々に広がりつつあるが、本格的な普及を妨げる障壁はまだ残っている。その一つが、無線信号を伝送するより効率的な手法だ。信号強度を増幅するためには、送信機と受信機に外部アンテナを追加するのが一般的だが、5Gで普及が加速すると考えられている小型IoTデバイスには、アンテナの追加は難しい課題だ。
今回CSAILの研究チームは、送受信機ではなく、電波が伝搬する環境自体にアンテナを追加し、信号を増幅することを考えた。ソフトウェア制御の「スマート壁面」だ。アンテナはそれぞれが信号を通過させるか反射させることができ、受信機で信号強度を最大化するよう制御される。
最も価値のある用途は、ネットワークによって管理されている工場や流通倉庫だろう。例えば、商品在庫を監視するための数百のセンサーを利用するような大規模スケールの在庫管理システムは、通常大変高価であり、しかも通信用の電力も大量に消費する。RFocusを用いることで低電力デバイスの相互接続に置き換えるような運用が可能になるだろうとしている。

→IoTで活きるインフラ技術ですね。こういったtoB向けの開発は業界外の人間は目にすることが少ないので、何が起きているか意識的に追いかけないと知らない間に大変革が起きそうです。。今回の開発も限界費用が限りなくゼロに近づきそうな、、

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