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終わらない修羅場脱出_奮闘記

#修羅祭脱出 #終わらない修羅場脱出


はじめに

はじめまして。つばめと申します。
普段は細々と謎解きとコスプレをしています。

今回は2024年2月3日~4日に開催された
『終わらない修羅場からの脱出』に代々木の街に逃げ出した制作者&イケメン親方の執事兼制作協力を担当しておりました!
これから2日間の体験及び感想を書いていきたいと思います。
https://farnear.jp/event/2402syuraba/

時系列での感想

開催前

ある日XのTLに公演の告知が舞い込んできたので、さっそく参加登録をしてきました。

おそらく最速の参加表明

今までは小謎を制作したり、LINE謎を制作したり、学内限定の30分ホール謎を制作したり個人で制作することが大半でした。
そのため、「何か力になれたらな~」と思いつつほかの制作者の方と会える機会を楽しみにしていました。

開始直後(12:00~)

始まってすぐに自己紹介。
めちゃくちゃ強そうな人たちの自己紹介で心が折れそうになりつつも自分も立ってマイクを持ちました。
どんな自己紹介でも笑ってくださる皆さんが優しかったです。
必要が生まれれば割と本気で池袋でウイッグや備品買いに行こうとしてました

続いてのブレーンストーミングでは、年始番組のフットンダなみに手が挙がってどんどん内容が固まっていったので、それに倣いシチュエーションから質問まで調子に乗ってアイデアを出していたらどんどんお腹がペコペコに。
各ブースの案を出すところでは頭に糖が回っておらず急激に失速しました。
同卓した方も終盤ではお腹ペコペコトークに花が咲いており、謎の共感が生まれました。

また、大喜利と化した構成のアイデア出しをしているときがめちゃくちゃ面白かったです。逃げ出した製作者が謎を分けてもらおうと某団体の本社入口で佇んでいたり、焼きそばが爆弾解除のコードになっており切ると停止するなど、最高でした。

チーム分け後(16:00~)

興味のある場所を探し、mitchy7532さんの”喫茶店”に参加。
後にレストラン→イケメン親方と派生していくのですが、内容の詳細はミッチーさんの記事をご覧ください。

コンセプトや時間配分、大謎の用意等々に参加しましたが、
謎の導線をとにかく考える時間が多かったです。
4人ルーム:5分という形式もかなりトリッキーな形になっており、個人作業になりすぎないようにするにはどうすべきか、話し合いの機会をどこで設けるかということが議題になりました。
最終的には『誤って食材リストに書いてしまった代表者の名前を消すために、協力して謎を解き消しゴムを手に入れる』という導線に至りました。

私はサイゼリヤの伝票ですべてのメニューを注文するという構想を初期に考えていたのですが、部分的にでも採用されて良かったです。

一時離脱(20:30~)

土曜日なのに宿が取れていないため早めの離脱。
代々木のカスタマカフェに流れるように入りました。

ロフトルーム。広いし良く眠れたのでオススメ

IPPONグランプリをぼーっと見ながら寝たことだけ覚えています。
8時間睡眠成功。

復帰(8:00~)

朝カレーを堪能して元気いっぱいで帰還。
戻ってみると進捗状況がかなり前進していました。
小謎から大謎まで完成しており、核となる"チョコを注文するとキットカットが提供され、中を開けると消しゴムが出てくる仕掛け"が実現されていました。
ここでの役割はテストプレイやタイムキーパー的な立ち位置に回っていた気がします。
作業スペースを中央の机から実際のプレイスペースになる小部屋に移動させ、12時のテストプレイに向け準備を進めました。
それに加えて、前日に依頼が来た代々木周辺で逃げ回る制作者役の準備も始まりました。(以降ナンパ役と呼称)
ホール型公演中に外に出られるものは見たことがなかったので、制作中のわくわくポイントの1つでした。

テストプレイ(12:00~)

ナンパ役をこなすため、代々木の街へ。
私の書き置き(という設定)の謎に答えると、この路地に向かうことになります。

路地の奥、コカ・コーラの自販機の目の前で待機していました。

そこで私と会い、あんパンを渡すことで無事会場へ戻ることができるという流れです。
しかし、会場では椅子をしまいその後のオペレーションへの準備を行う必要があるため全チームが外出した状態で引き留めるという任務がありました。
みんな大変な思いをしていた旨を話すとなかなかにウケたので引き伸ばしに難はありませんでした。

公演(16:00~)

いよいよ本番スタート。
本番でも同様に代々木の街に繰り出すシーンから始まるため待機。
しかし時間を追うごとに寒くなっていき、待機組のオープンチャットがだんだん荒れていったのが面白かったです。

そして19時の公演が千秋楽だったのですが、備品のあんパンを消化するため食べる演出がOKになりました。
ありがたくかぶりついたところ、さらにウケたのでよかったです。

ナンパ役が終了した後はイケメン親方の運営に回るのですが、mitchy7532さんと交代で執事Bを担当しました。

実際の執事Bの写真(撮影:mitchy7532さん)

赤いファイルはテストプレイ時の台本のつもりでしたが、音楽の再生や料理の目隠しにちょうどよかったのでそのまま保持していました。

公演中は状況に気を配りながら執事役をこなす必要があり、なかなか難しい役割でした。
ただ、チョコを配る段階やラストシーンを見て喜んでいただけたときはこっそり嬉しくなりました。

そうして5,6公演したところで修羅祭の時間は終了。
大謎に移ります。
以下は大謎の際に流れていたBGM。

引用:mendax est caritus (2024edit)/NesLa_様

『さあ大変なことになってしまいました!みんなでなんとかしましょう!』的な大謎が大好きな上にめちゃくちゃノれる曲調で最高でした。
最後の仕掛けとして、『床を鬼の頭に見立て、全員で同時に豆を投げることで倒すことができる』というものなのですが、急げぇーと発破をかけてウキウキで豆を配る製作者陣に笑いました。絶対鬱憤晴らしにぶん投げてる人いるでしょ

終了後(22:00~)

終了後はぐったりして電車に乗りました。
某謎解き動画を視聴し、感想ツイートをぼんやり見ながら帰りました。
また、心身ともに疲れた日には味噌ラーメンが合うという知見を得ることができました。大盛無料よりもライス無料派です。

さらにその後、睡眠時に謎解きハイのようなものになって2時間寝る度に"存在しない謎解きに立ち向かってうなされる夢"を朝まで繰り返しました。
うんざりしながらも俺ってアイデアマンじゃん!と謎なポジティブを見せながら翌日は寝不足に喘いでいました。

全体の感想

当初の想定とは異なりましたが、楽しかったです。
最初は小謎を作っていわゆるホール謎を創り上げるのかなと思っていたのですが、それにもこだわらない柔軟さで面白さがあったのかなと思いました。

そして暑くて人口密度激高でした。
入室するたびに眼鏡が曇る会場ってなんでしょうか()
40~50人程度のハコに80~90人入っているという話を聞いたり、小部屋に6人+円卓+椅子があったりとカオス。
次回はビッグサイトでの開催でお願いします。

さらにmitchy7532さん、あかいのさん、Leiaさん、めちゃめちゃスゴイ人達です。(語彙消滅)
話題出しからブレスト、細部の詰めから実施まで流れるようにこなされていて、卓で頷いている間に進捗がとても増えていました。見習って実装できるように頑張ります。

最後に、正直鬱憤が溜まったりゲーム中の一件で接客苦手なのが治らないな~って気持ちもあったのですが、「95%いい意見な公演はあまりない」って言葉に救われました。
制作のモチベーションを枯らさないようにしつつ、また機会があれば戦いたいと思います。

次回は新宿の安心お宿を絶対に確保する



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