SNSなどで発信される個人間融資は違法の場合がほとんどです

病気や怪我で入院費が必要になったり、仕事で大金が入用になる状況になったとき、貯金や換金できる資産がなければ借りるしかありません。そこで金融機関に融資を申し込んでも、簡単には審査に通りませんし時間もかかります。そうなると別の手段を考える必要がでてきます。

しかし、そこで気をつけなければいけないのがSNSなどで発信される個人間融資です。誰でも審査なしに借りることが出来る、と甘い言葉で誘ってくるかもしれませんが、そういうものはたいてい違法に営業している闇金です。たしかに誰でも借りることができるかもしれませんが、法外な金利が設定されていますから、借金が短期間で何倍にも膨れ上がります。

もちろん、違法性があると認められたならば、その契約は無効です。いくら法外な金利に基づいて借金が膨らもうとも返済する必要はありません。しかし、違法な個人間融資が厄介なのは、その裏に反社会勢力がいる可能性があることです。借りた側が返済する必要がないと主張したところで、関係なく取り立ててくる恐れがあります。さらに、SNSなどを利用しているために、住んでいる所や職場などの個人情報も把握されてしまうこともあり、関係のない友人や知人のところかで押しかける被害も想定されます。

そんなことが起きれば、人間関係が崩壊し仕事も失い、これからの人生が滅茶苦茶になります。いくら反社会勢力でも、そこまで乱暴なことはしないと思うのは甘いです。最悪の事態というのは、そういう期待を簡単に壊します。

そこでSNSなどで発信される個人間融資を利用しないためにも、そういった場でお金に困っていることを絶対に書き込まないこと、そして検索機能などで個人間融資の情報を自ら集めることはしないようにしてください。SNSではどれだけ丁寧な言葉で融資をしてくれると言ってきても、違法ですから関わってはいけません。

万が一にも利用してしまったときには、SNSをブロックするのではなく弁護士に相談をしてください。なぜ警察ではなく弁護士なのかというと、警察はそういう事件の優先度が低いので本腰を入れて捜査をせずに終わることが多いからです。

お金借りるならテレビでCMしている消費者金融か銀行のカードローンがおすめです。

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