ティッシュタイムフェスティバル

久しぶりの豊洲PIT。ティッシュタイムフェスティバルに行ってきました。 忘れたく無いから内容をダラダラ書くだけです。

オナニーマシーン20周年ライブ
対バン:銀杏BOYZ、サンボマスター、氣志團、ガガガSP
豪華すぎる!この面子が14時から21時までの長丁場で5500円。D入れて6000円。出店のアボカド丼を食べても6500円。安い、安すぎるぞ…

いわたちゃんは銀杏とサンボのファンなので、ここの対バンとなりゃー即決です。

トップバッターから銀杏BOYZの登場。
1.星に願いを
2.東京少年
3.若者たち
4.駆け抜けて青春
5.愛しておくれ
6.BABY BABY
7.ぽあだむ
8.新曲
最後の2曲までゴイステ復活ライブか?というセトリで。最近はワンマンでも大人しくきれいに歌っていた峯田さんが、今日はめちゃくちゃな歌い方で大暴れしてダイブして、"あの頃の峯田和伸"でした。(私の友達、峯田を通ってない人が多いので一応ふんわり書きますがゴイステは峯田和伸が銀杏を始める前のバンドです)
私は無知なので、峯田さんのMCでオナニーマシーンの状況を知りました。オナニーマシーンのボーカルであるイノマーさんが現在ステージ4の癌であること、舌を全摘出し喋る事も立つこともままならないこと、今日だってオナマシ抜きのティッシュタイムフェスティバルになる可能性があったこと、長い付き合いの友人の生き様を最後まで見届けてほしい、と。

少しの不安を抱えながら友だちと一緒にビール片手にアボカド丼を食らう。

次にガガガSP
申し訳ないことに10代の頃に借りたベストアルバム1枚の知識しかなかったのですが、ほぼ全部知っている曲でした。特別セトリらしい。
1.線香花火
2.晩秋
3.青春時代
4.忘れられない日々
5.国道二号線
6.つなひき帝国
7.明日からではなく
今、2015年でしたっけ?峯田といいガガガといい、完全に"あの頃"をやりやがる。
あと単純に友だちと、友だちの好きな音楽で踊れてうれピたのピだったなピースピース

続いてサンボマスター。
久々に再会した好きな人達が、相変わらず最高で、いや最高を更新していて、こんなに嬉しいことはない。
1.オナニーマシーンのテーマ(cover)
2.さよならベイビー(ガガガSPコラボ)
3.夜汽車でやってきたアイツ
4.そのぬくもりに用がある
5.世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
6.できっこないをやらなくちゃ
7.輝きだして走ってく
全然売れていない頃ライブに呼んでくれたのがイノマーさんだった、自分たちに居場所をくれた恩人が今病気を理由に1人になろうとしている、貴方の居場所はずっとここにあるんだよ、みたいな事をゆっくり熱く語り客席の鼻を啜る音が響く中「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」が始まる。ずるい、こんなん涙が止まらない。
はちゃめちゃ私事ですが。音楽のカルチャーが全く無い田舎町だったから中学時代にサンボマスターが好きという理由で軽くいじめられた思い出がある。だからこの曲を3000人と大合唱することは、私にとって何年経っても意味があって、何度と救われる気持ちになる。ありがとうございます。音楽って最高なんだぜ。

トリ前、氣志團。
最初のインストなんだったんだ。めちゃくちゃかっこいいじゃないですか。
1.砂の丘
2.レッツダンス
3.俺たちには土曜日しかない
4.ワンナイトカーニバル
5.ワンナイトカーニバル
6.ワンナイトカーニバル
7.今日から俺たちは
8.鉄のハート
サンボのせい(おかげ)でしんみりムードだったのを一気に変えてくれて楽しかった。なんだかんだで氣志團とは縁があって毎年1回は必ず見てるんですけど、初めて氣志團のライブを見た友だちの感想が「よく喋るね」でウケてしまった。俺たちは革命家だった、俺たちは発明家だった、俺たちは有名になった、そして俺たちはありふれた〜〜これ好きなのでちゃんと音源化してほしい。

本日の主役、オナニーマシーン
車椅子で連れられて、ガリガリになったイノマーさん。立ち上がるまで、イノマーさんだって分からないくらい変わり果てていて、絶句してしまった。杖をついてヨロヨロしながら、舌を全摘出したから喋ることもままならないながら、ベースを弾いてた、歌ってた。
正直ね、MCも半分以上何を話してるか聞き取れなかったんだけど、みんなうんうんって耳傾けて、歌詞もスクリーンに映して。倒れそうになったらファンが歌って。一回クラクラし出してステージ裏に隠れて戻って来なくなった時は本気で心配したし、余りにも戻ってこないからメンバーも見に行っちゃって不安で仕方なかったけど、ちゃんと笑顔で戻ってきて最後までライブをしてくれた。オムツ一丁になってダイブまでしてた。
人の死ぬ気、死にものぐるいを初めて目の当たりにした。こんな力強い人なんだ。カッコ良すぎる。カッコ良すぎる。他にどう言葉にしていいのか分からない。語彙が無いことが悔しい。

本当の本当に良いライブだった。

生きろ、生きろ。

私も好きな人やものに対して最後の最後まで誠実に、情熱的に生きたいなと思う。

#ティッシュタイムフェスティバル
#オナニーマシーン #イノマー

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