このたび推しが結婚をしました

私はあえて「推し」という言葉を最大の愛情表現として使っています。好きとか大好きとか愛してるより、愛している言葉です。
だからこの世でたった一人にしかこの言葉を使わないし、使いたくない。

いわたちゃんの「推し」の話です。

先日、古川未鈴さんが結婚とその後もアイドルを続けていくことを発表しました。

でんぱ組.inc唯一の立ち上げメンバーであり、アイドルに憧れてアイドルになった彼女は、14年間ずっと完璧な「アイドル」でした。
私、アイドルへの理想が高いんですよ。そのくせ気まぐれなんですよ。好きなジャンルは変わらないけれど、その中での細かい順位はよく変動していて。でもそんな私の勝手なアイドルの理想を押し付けても全て満点に近い状態で答えてくれたし、人生で初めてずっとずっと好きで仕方ない状態が続いた人です。いわたちゃんのしゅきしゅきランキング、圧倒的1位。集計期間26年大優勝。

尊敬出来る所も多くて、私の性格に大きな影響を与えた人の1人でもあります。いつか気が向いたら話させてください。

さて。古川未鈴を知らない人に不親切な話をしていきますが、彼女、アイドルしか出来ないじゃないですか?良くも悪くも。だから一生アイドルとして存在すると思っていた(アイドル卒業したとしてもイコール芸能界引退であって、そうなると私の中ではアイドルで居続けるしかないので)し、それって古川未鈴じゃない1人の女性としての彼女の事を私は一生涯ひとつも知ることはない、ということでもあったんです。

発表直後はめちゃくちゃに動揺してしまいましたが落ち着いたら、結婚後もアイドルを続ける選択をしてくれたことに対して良いんですか?という気持ちが大きくなりました。だって、結婚って古川未鈴じゃないときの古川未鈴のストーリーじゃないですか。オタクがそれをチラ見してしまって、良いんですか?そんなこと許されるのか?あと、この決断を薦めるような、古川未鈴と古川未鈴じゃない人の幸せまで考えてくれるような大人達がそばにいる証でもあり、それは嬉しかった。

彼女をよく知らない人達が好感的に見れないのは当たり前だと思います。私がこの選択を受け入れることができたのは、アイドルとしての彼女がこれまで目の前の人達に対して長い時間をかけて信頼を重ねてきてくれたからこそです。バカみたいにずっと誠実に振舞ってくれて、ありがとう。貴女はすごいね。

でも。
ここでだけ、ちょっと吐かせてください。

どうか私の知らないところで世界一幸せになっていてほしかった。それで良かった。

ただ有言実行の貴女だから、古川未鈴がみせてくれるこれからが楽しみでもあります。心配はするかもしれないけれど、不安はないです。貴女を好きじゃなくなる未来なんか、あってほしくないな。ごちゃごちゃだけど、全部が今の本心です。

最後に、

ご結婚おめでとうございます。( ´・ヮ・`)

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