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2017.7.15味園ユニバース

細野さんの初夏ツアー2017大阪公演に行ってきました。味園ユニバースでライブを観たのは、2014年の「トロピカルビルダンディー」以来。ライブ会場は元キャバレーで昭和レトロな雰囲気。無数の照明が煌びやかに輝く中、ダンスホールから細野バンドの演奏を堪能しました。

細野さん曰く「日本では数少ないラテンバンド」とのことでしたが、ジョセフィン・ベイカー、カルメン・ミランダ、シルヴァーナ・マンガーノの流れがたまらなくよかった。

6曲目の「北京ダック」からトロピカル三部作の曲が続きましたが、みんな待ってましたとばかりに、ひときわ歓声が大きかったように思います。もちろんカバーも素晴らしいのですが、やっぱりオリジナルは格別。
「Roochoo Gumbo」と「ジャパニーズ・ルンバ」は今回のツアーでひさしぶりに演奏されたんでしょうか。今までなかなか聞くことができなかった曲なのですごくうれしかったです。

後半のロカビリーからブギウギもとてもよかった。今回は浅草公会堂の時と違ってピアノなしということもあり、ギターバンドとして際立っていたように思います。「Susie Q」とか「Body Snatchers」などは特に。高田漣さんのギターが堪能できて最高でした。今回は林立夫さんが全体を通して参加していて、リズム隊も完璧。

本編からアンコールへの流れも素晴らしかった。「La Conga Blicoti」のリズムに乗りながらバンドがステージ袖にはけていき、観客もリズムに合わせて手拍子、そのままアンコールへ突入。会場全体が一つになり、「Pom Pom 蒸気」。最高の締めくくりでした。

セットリスト:

Si tu vois ma mère *Instrumental
La Conga Blicoti
South American Way
Anna (El Negro Zumbón)
悲しみのラッキースター
北京ダック
香港Blues
バナナ追分
Roochoo Gumbo
ジャパニーズ・ルンバ
Susie Q
Tutti Frutti
Back Bay Shuffle
Beat Me Daddy Eight To The Bar
Cow Cow Boogie
Ain't Nobody Here But Us Chickens
The House Of Blue Lights
Body Snatchers
La Conga Blicoti *Instrumental

Encore:
Pom Pom 蒸気