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OWV LIVE TOUR -CASINO- 4月1日NHKホール公演を終えて

大好きなOWVの春ツアーの最終日でした。過去形です。

終わってから熱量の高いまますぐに書きたかったのですが、気づけば配信アーカイブも終わってしまいましたし、
オフィシャルライブレポもあがりました。


なので、特にライブレポというより、OWVが好きなオタクが、最終日を終えて一週間経った感想です。
普段のツイートを長くしただけ、お気持ちnoteの自覚はあります、、、。


◆◆◆

1ヶ月で4都市全7公演、これが多いか少ないかとかは単純に比較できないけど、私にとってはとても短かった。
STRANGEもCHASERも終わってほしくないな~~と思っていたけど、過去1番終わってほしくないなと思った。
そのくらい楽しかったし、濃密で、あっという間の1ヶ月だった。
終わった直後から楽しかった、、とうわ言を繰り返し、終わったことが悲しくて寂しくて泣きながらアーカイブをすすっていました。


ツアーを通して、公演を重ねるごとにクオリティがあがるパフォーマンスは勿論言わずもがな(というか初日からバチバチだった)、 
声出し解禁になってからどんどん高まる客席との一体感がとにかく凄かった。
無観客からスタートして、声出しのライブをやったことが無い人達とは思えないほど、ライブの空気を作るのが上手だと思った。
客席を煽るのも、変にきつい言葉で煽りすぎて不愉快な思いをすることもなく、
気が付いたら歓声があげられるようになっていた、という人はたぶん私だけでは無いだろうなと思った。
それくらい会場全体の一体感が凄かった、楽しかった。

結成当初から、グループ名の由来の通り"自分達の道は自分で切り開き、その道標の基にファンの皆さんも付いてきて"という在り方を見せてくれていたOWVさん。
声出し解禁となり作り上げた一体感は、4人らしいファンの引っ張り方を、耳と肌で感じた気がした。
今までも切り開いてもらった場所に引っ張りあげてもらっているなあという"感覚"はあったけれど、
引っ張られ、どんどんと高まる一体感を"実感"したのは、凄く私の中で印象深かったし、忘れたくないなと思った感覚だった。

前例がある道ではなく、自分達で荒れ地をアスファルトで舗装し、きらびやかな赤絨毯を踏み締めて、
まるではじめから、そこに道があったかのように堂々と突き進む、そんな姿がかっこよかったし眩しかった。

私自身は普段から誰の何に対しても過度な期待をしないことが癖みたいになっているけれど、
4人の頼もしさを見ていると、自然に期待とワクワクが溢れてくるし、この先にもきっと綺麗な景色があるはず、と思わせてくれる。

CASINOツアーが終わって本当に寂しかったけれど、この先もきっと楽しいだろうなと思わせてくれる余韻が今も残っている。凄い人達だと思う。


◆◆◆

千秋楽であるNHKホールは地方公演と違って1回限りでチケットの値段も少し高かった。配信もあった。
箱代とか演出も少し変わるのかなあとかは思ってたけど、もう全然違った。びっくりした。
千秋楽が関東で、それまでで1番大きい会場で、演出も違って、どんどんやれることが増えて大きくなってるのを感じた。

千秋楽で違ってたことと言えばバックダンサーがついたこと。
PARTYでダンサーさんが出てきた時、わああという声があがると同時に涙が止まらなかった。
ライブの規模が明らかに大きくなったことへの嬉しさは勿論あるし、
佐野さんと本田さんは特にダンサーさんへの恩返しをしたいと言っていたし、夢が1つ叶ったんだなあと嬉しさもあった。

そして何度目かの、彼らはダンサーではなく、自分達の曲があるアーティストなんだと思うとまた涙が出てきた。
この先もずっと"これが当たり前"だとは思えないんだろうなと思う。
デビューを掴んだんだ!というところではなく、デビューを掴んだ後もずっと走り続けてくれていることへの感謝がとても大きい。
続けられることは当たり前ではないと思うので。

OWVは一時の気持ちだけで、ただ何となく続いてるわけではなく、モチベーション高く続けてくれてるのがわかる、だからダンサーさんもついて、楽しい時間ができてる、全部当たり前じゃない、と思う。
勝手にバカデカくなってしまった感情に心臓が潰されてベショベショに泣いてた。ダンサーさんが出てきただけなんですけどね。
これもいつか当たり前になるんだろうか、でも一回一回嬉しいなと噛み締めたいです。

泣きながらもPARTYの、この多幸感溢れるパフォーマンスは目に焼き付けなければと思って必死に見た。
浦野さんの「世界がほら all changing」の歌声に合わせて、本田さんが投げキスのような振り付けをするところが本当に好きで、
ううう世界一かっこいい、、、、と会場で涙を流しました。(アーカイブには無かった、次は残ってて欲しい)

◆◆◆

本田くんのソロダンスがとってもかっこよかった。
東京公演ではプロジェクションマッピングの演出もつき、音楽も変わり、ダンサーさんもついていて、
パフォーマンスも千秋楽の為だけの豪華さを感じて、嬉しさと興奮で跳び跳ねながら泣いていました。
(フォロワーさんにずっと泣いてるねと言われて恥ずかしかった)

ダンサーさんの紹介コーナーがあるライブはよくあるけど、
ライブの流れで自然にスポットライトが当たれるように構成されてて、上手だなと思った。


ダンサーさんに一人一人スポットライトが当たり、技を披露する度に歓声があがっていき、
客席のボルテージもあがった頃、ステージのセンターに立っている本田さんが「俺には?」と煽った後にゴリゴリに踊る流れが大好きでした。
優しくて人当たりの良い姿ばかりを最近は見ていたので、
めっちゃ怖くてガラが悪いのも似合うかっこいい人なんだと改めて思い知らされました。
歓声を貪欲に欲しがる姿ももっと見ていたいなと思った。

◆◆◆

CASINOのオープニングとエンドロールとダブルアンコールのトリプルヒッターをするGamer、次のアルバムのリード曲になるの本当に嬉しい。
CASINOツアーで大好きになった曲です。

ダブルアンコールではパフォーマンス付きで披露されてて、歓声がわああっと上がったのが、みんなやっぱりパフォーマンスを見に来ているんだなと嬉しくなった。私も嬉しかった。
派手な衣装で魅せるオープニングとはまた違って、
ラフな衣装であたかもアンコールのサービスですよ?と言わんばかりにやってくれるところ、このライブが終わった先を予感させてくれる曲と歌詞、ROUTE1のわっちゅを思い出された。
しんみり終わらせてくれないところがまたOWVらしいなあと思った。

今までもOWVは挑戦や頂点を目指すと言ったテーマを歌ってきたけど、Gamerは曲も歌詞も、”挑戦を楽しんでいる”雰囲気があって大好きです。
早く音源で聞きたいですし、パフォーマンスもかっこよかったのでたくさん見たい。


◆◆◆

佐野さんの最後の挨拶で、「OWVは大人が決めてくれたグループではなく、自分達の意思で手を取り合って進み出したグループです。だからグリップも強さも本物だと思いますし、方向性は一緒。」と言ってたのがとてもグッときた。
佐野さんは対ファンに向けて、はっきりとその時言って欲しいことを端的に、わかりやすく伝えてくれる人だなといつも思う。
CASINOでも遺憾無く発揮されててとても好きだった。佐野さんの言葉は説得力があるし、いつも優しくて強い約束をしてくれて嬉しいなあと思う。

佐野さんの言葉にファンと同じようにグッときてしまう本田さんが泣き出した時、かつくんはタオルを差し出し、佐野さんと浦野さんは2人で笑いながらも暖かく見守る空間があって、
改めて、本当に優しくて良いメンバーの人たちを応援できているんだな、、、と思った。

才能とも言えるくらいの圧倒的な牽引力のある本田さんがリーダーを務めてはいるけれど、
抱え込み過ぎないようにメンバーが支えているのもわかるし、
それをいつも本田さんが周りに感謝しているのも伝わってくるところが大好き。

涙を流しながらもちゃんと言いたいことは伝えなければとするところも、AWAKEの頃から変わっていなくて、
OWVはずっと進化しているけれど、根っこ大好きな部分は変わってないなと思った。

ツアーのビハインドを見ても、4人とも個人の仕事も忙しい中でこのツアーを完成させていた様子が伺えた。
たぶん大変だったと思う、私は関係者ではないので軽々しく言えませんが。
ただ、(編集もあると思うんですが)全然悲観や焦ることなく4人が個々でできるベストを尽くし、集まれた時には集中してやっている様子が見えて、凄く頼もしくてかっこよくて、働く社会人としても尊敬できるな、と思った。

結成したての頃、4人は各々違った個性があって、その個の力が合わさったらもっと魅力的になるんじゃないかと思う、そういうグループになりたいという話をしていたと思うんですけど、
今まさにその理想に近づいてるんだな、と思った。

◆◆◆

3月11日が初日です、福島です、と言われてからずっと思っていたこと。
3月11日にあった出来事が消える訳じゃないし、これからもずっと残ることは大前提として、
本田さんにとって大事で大切で最高の思い出がある日として刻まれて欲しいと思っていました。本当に1ファンの一方的な感情ですが。
最後のMCで本田くんが「3月11日に良い思い出はあまり無かったけれど、初日を迎えて、NHKホールでたくさんの人に見守られながら完走できたことを誇りに思います」て言っていて、とても嬉しかったし、私も泣いてしまった。
ファンとしてできることは少ないけれど、足を運んで応援して、良い思い出の一部になれたことも嬉しかった。
これからもたくさん良い景色を見て欲しいです。重い。


◆◆◆

CASINOツアーが終わり、寂しい気持ちに嘘は無いけれど、
きっとこれからも楽しいをたくさんくれるOWVが大好きです。

ファンミとアフパもあるしね。
ツアーのアフターパーティーという制度を作ったの本当に天才だと思う。


これからも俺たちの旅は続く!
そう、あのエンディングが不穏に終わったように、、、、、(、、、)



おしまい

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