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シティリーグ S6 兵庫 遊楽舎 ベスト4 ビーダルだけディアルガVSTARデッキ解説

デッキビルダーとして環境で戦えるデッキ構築をメインに活動してるKirinoでございます。

今回はシティリーグで使用しベスト4という結果を残すことが出来たディアルガVSTARのデッキについて解説していきたいと思います。

まずはこのカードから考察していきます。

みなさんこれみた時どうやって使おうって考えましたか?
パッとみた感じだと非常に強力なVSTARパワー…しかし要求が重すぎる…!ってなりますよね。
5エネなんて1ターンで付けるのは至難の業だし
今の環境でVSTARパワー使うために何ターンもかけてる余裕ある…?

中途半端にエネを加速させたディアルガを倒されてしまうと永遠に5エネなんてたまらないと思います。
ただこのポケモンの通常技は要求エネルギーがたったの1個なんです…。
技使うだけなら要求はめちゃくちゃ低く

1エネ80、2エネ120……6エネで280!!
スタークロノス後はVSTARワンパンラインです。

そこで序盤はエネ加速せずに1エネ2エネで攻撃し
終盤で一気に加速して5エネ溜め込むのが現実的で安定するのでは?と考えました。

デッキレシピ

デッキコード gHLLQn-SK0YUi-gningH

当日使用したデッキリストです。

デッキのコンセプトとしては
序盤でダメージやサイドを稼ぎながら山札を圧縮し、終盤で一気に決めに行く!

はいはいなるほど、そこまでは分かったけどちょっとまって
なんでビーダルだけなん?‪w

まあ最初はクロバットVやかがやくゲッコウガとか不思議な尻尾のミュウとかいたんですよ。
でも気付いたらみんな居なくなりました…

そこでまずは採用されなかった理由から解説していきます。

ドータクン(メタルトランス)
デッキの枠いっぱい使うし、メタルブラストが場のエネルギーではなく自身に付いているエネルギーを参照する技なのでわざわざ動かす必要がないと判断しました。

ディアルガ以外のポケモンV
これは負け筋でしかないと判断しました。
トラッシュにあるだけでやまびこホーンで引っ張られて狙われてしまいゲーム自体が短くなってしまいます。
ゲームが伸びれば手張りの回数は増え、山札も圧縮出来るのでスタークロノスをしっかり決めに行くために不採用にしました。

かがやくゲッコウガ
あとからですが雪道を採用したために不採用。
仕事量があまりにも少なすぎました。

ミュウ(不思議なしっぽ)
HP60という低さからパルキア対面で出したくない。結局スタートしなかったら1試合中1回2回くらいしか仕事しないので抜きました。

ゲームの流れとデッキの回し方

まずはビーダルを立てつつ必要最低限のエネルギーで技を使います。(今倒すか次で倒すのかスタークロノス圏内にするのかは状況次第)


こんな感じでディアルガ2体にエネルギーを散らせるのが理想ですね。
今回はディアルガが1体だけ耐えて他はワンパンされたとして回していきます。

ディアルガが2体倒されて相手の残りサイドは2枚(1体は1回耐えて1体はワンパンされた)

トラッシュのカード

場には1枚しかエネルギーは無いですがトラッシュにソーサーは落ちてませんね。

ここで一気にいくぜ!

圧縮しておいた山札から働く前歯でキバナやメタルソーサーを集めに行きます。

はい、キバナのサーチと合わせて必要なものは揃いましたね。

こんな感じでスタークロノスを決めて追加ターンにボスで勝負を決めに行くのがメインのプランです。


最終的には山札は10枚くらいまで減らせるのでポケギア→ボスまでしっかり決めやすくなってます!

今回は序盤の2体のうち1体が1回耐えてくれましたが、耐えれなかった場合でも最後の1体が踏ん張ってくれるなら4エネメタルブラストからスタークロノスに繋いでもOKですね。

採用カード解説

デッキコンセプトは分かって頂けたでしょうか?
ここからは採用したカードと枚数について解説していきます。

ディアルガV&ディアルガVSTAR 各4枚
ディアルガは3枚並べたいので1枚のサイド落ちが非常にゲームに響いてくるため最大枚数にしてます。

ビーダル&ビッバ 各2枚
とりあえず1体立てばなんとかなるので2枚ずつですが、より安定して立たせるためにはビッバ3枚目は欲しいなと感じました。

クイックボール&ハイパーボール 各4枚
ポケモンをサーチしつつ手札を減らせるカードですね。減らしたくはなかったです。

ポケギア3.0 4枚
クロバットV不採用でも序盤の安定感を落とさず、終盤でキバナやボスにしっかりアクセスするための札です。ガッツリ4投しました。

メタルソーサー 4枚
流石に説明不要と判断させて頂きます。
勿論4投です。

ともだちてちょう 1枚
1度使用したのも勿論ですが、博士で巻き込んでしまったり序盤のボールのコストになってしまったボスやキバナを山札に戻すために採用してます。

ふつうのつりざお 1枚
たまに捨ててしまったビーダルを回収するくらいで主な目的は最後のやまびこホーンでの負け筋を消すためです。
あとは山札掘りきった時に山札を回復させたりですね。

ふうせん 3枚
多めですが引けないと困るのとスクラッパーで割られることもあるので3枚です
ポケモン入れ替えと違って先に消費してから働く前歯の引ける枚数を増やしてソーサーを引きにいけるので採用はふうせんを優先してます。

おおきなおまもり 2枚
なるべくディアルガには耐えて欲しいので耐久力を上げるために採用。

マリィ 4枚
メインのドローサポートです。
雪道と合わせて事故ってくれたらラッキーですね。

博士の研究 2枚
メタルソーサーの巻き込み事故をなるべく減らすために少なめの採用。ただだからといって不採用にするとそれはそれで安定しないので2枚です。

サナ 1枚
博士を減らしているので採用しました。
キバナやソーサーが底に沈まないように出来たりするとえらいって感じます。

とりつかい 1枚
ポケモン入れ替えとの差別化として
・ポケギアで触りやすいこと
・手帳で戻せること
・最悪ドロー出来ること
というメリットがあったので採用してます
麻痺などの妨害を考慮して風船以外の入れ替え札は欲しいと感じました。

ボスの司令 2枚
終盤まで使うことはあまり無いので2枚です。

キバナ 2枚
スタークロノスを決めるための重要な札です。
多すぎてもビーダルの邪魔になるので2枚。

頂への雪道 2枚
主にミュウVmaxを意識して採用してます。
1回は耐えて欲しいのでディアルガワンパンの要求をこれで上げてます。
またバケッチャで剥がした場合はメロエッタやオドリドリを出すベンチも無くなるのでかなり楽になります。

基本鋼エネルギー 11枚
セキを使うわけでも無いのでこれくらいの枚数でちょうどいいと思います。

とても安定する構築に仕上がったので是非使ってみてください〜





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