ミュージアムジカはいいぞ
こんにちは。P名にーななごこと夏雪です。
今回は私が狂いに狂いまくっている「ミュージアムジカ」を自分なりに解釈してみようと思い、こちら書かせていただいております。
2次元でも3次元でもアイドルオタクをしている私に、これが刺さらないわけがなかったんですよ…ね……。
まじで人類みんな聞いてほしいと思ってる曲No.1ですし、少なくともアイドルオタクの人には一度は歌詞を見ながら聞いてほしいと思っている曲です。人類ミュージアムジカに気づいてくれ。ミュージアムジカはいいぞ。
⚠Attention⚠
完全に個人の解釈ですので、解釈違い等あると思います。ご了承ください。
まず、ミュージアムジカとは……
『THE IDOLM@STER SideM 5th ANNIVERSARY DISC 03
W&Café Parade&もふもふえん』
に、3ユニットの合同曲として入っている曲になります。(視聴動画はこちら、秒数指定してあります!!≫ https://youtu.be/cbVCF0-KJic?t=327 )
ポップな曲調に、曲中に入る軽快な掛け声が印象的な曲になってるな、というのが簡単な感想です。簡単な感想です。
そんなこの曲の解釈の前に、皆さんにいくつか質問させてください。
まず、あなたにとってアイドルとはどんな存在ですか?どんな人を想像しますか?
キラキラ輝いていて、眩しくて。歌って踊ってファンを笑顔にする人。最近では、バラエティやロケなどで体を張るアイドルも増えてきました。2次元・3次元問わず、アイドルを名乗るものは増え続けていて、そのどれもが唯一無二の輝きを持っているのではないでしょうか?そして、そんなアイドルの姿が、もう少しだけ頑張ろうって思えたり、自分の心の支えになったりしている人もいるのでしょう。
次に、そんなアイドルをあなたはどうやって呼びますか?
呼び捨て、君付けちゃん付け、あだ名、また、フルネームで呼んでいる人もいるでしょう。そのアイドルに触れたばっかりのときはあだ名で呼んでもいいのかな…なんて少し悩んだり、ファン歴も長くなってくると、なんだか遠いようで近く感じてしまって、いつの間にか名字呼び捨てで呼び始めたり。自分の推してる方が他のメンバーを呼ぶときの呼び方を真似してる方もいますよね。
そして最後に。あなたはアイドルの楽曲にどんなイメージがありますか?
キラキラ王子様、バチバチのダンス、バンドをするアイドルもいたりして。歌の内容も、友情ソング、家族ソング、恋愛ソングなど、多種多様にあるのではないかと思います。
さて!!この楽曲を、私はこのいま上で質問した3つの視点を中心に考えて行こうと思います。
ここでは、ミュージアムジカという曲をアイドルからファンへの歌、というのを仮定して、この解釈をすすめていきます。
まず、アイドルとはなんぞや、というところから。
【アイドル】
語源だけ辿っていけば、答えは偶像です。
ただ、今現在のアイドルは、基本的に歌って踊ってファンの方を楽しませる、魅了するお仕事だと思っています。プラスで、お芝居をしたり、バラエティにでたり、ドッキリにかけられたり……様々なお仕事があると思いますが、基本的には歌を歌って、ライブをして、ファンの笑顔をつくってるとおもいます。
アイドルを応援する側の私達も、この人が今日も頑張っているから、この人に会うために、この人がもっと世間に実力が認められるように、などと、色んな気持ちを持って応援してると思います。
私はこのミュージアムジカを、そんなアイドルからの応援歌だと解釈しています。
自分たちがいつも応援している彼らから、私達への応援歌。
歌詞を考えれば考えるほどそう思うようになりました。
この歌は、歌詞中で落ちている気分だとか、晴れない気持ちとかを表している言葉が多々出てきます。
(例≫「どんよりしてるワケ」「悩ましげなピーポー」など)
そんな言葉たちを、その次の歌詞では吹き飛ばしてくれています。
(例≫「どんよりしてるワケ」→「悪循環 グッバイ」、「悩ましげなピーポー」→「底抜けに笑え」など)
また、明るい曲調だけでなく、歌詞の至るところにも明るさを示す表現がずっとあると思っていて。
歌詞を見てもらうとわかるんですけど、「!」だったり、「〜」、「と・は・い・え」の表記。
歌っちゃうとわかんなくなっちゃうとは思うんですけど、この表記たち、めちゃめちゃ歌を明るくさせてると思いません……??
あなたを笑顔にするために、自分たちを名前を呼んでくれるあなたの笑顔がもう一度見たいから、たくさんたくさん重たくならない言葉を使って、楽しくなる表現を使って、アイドルたちが前を向かせてくれていて。
「"ズキ"より"スキ"にしてみませんかぁ」
という歌詞。
言葉遊びという部分で、ここの歌詞、天才だと思っているのですが、私は、この「ズキ」の濁点部分が、笑顔になるための雑音だと思っています。例えば、「どんよりしてるワケ」だったり、「アンニュイな空気」だったり。
その雑音を取り除いて、「スキ」という笑顔が生まれる感情を作りませんか?という提案をアイドルからされていると解釈しています。
また、二番終わりサビ前の
「Dew Dew そろそろ止まるだろ
Eye Eye ほらほら乾かして
考え過ぎちゃう誰かにそっとアドバイス
ノリノリイェーイ
声出せ!」
がほんとにすごいと思ってて。
ここ、曲調が一瞬暗めに落ちるんですけど、それでも『でゅーでゅー』だったり『あいあい』で、短い言葉を二回繰り返して、リズム感をうんで、歌詞のテンポをおとしてないんです。
ただ、Dewで意味を調べると「露、(涙・汗の)雫」と出てきます。
また、Eyeは言わずもがな「目」です。
これを歌詞に当てはめて考えると……
「涙もそろそろ止まるだろう。ほら、目を乾かして!」
こうなります。
泣き顔を!!!笑顔に変えようとしている!!!!
そうなんですよね、アイドルってそういう力もあるんですよね。どんだけ辛くて苦しくて、もう消えたいって思っても、テレビの向こうで笑ってるアイドルがいるから、自分の大好きな人がいるから、元気をくれるから、今日も頑張っているから、もう少しだけ頑張ろうって思ったり、ここまで頑張ったから今日は自分をたくさん褒めてあげようって思えたりするんですよね。
いや……真崎エリカさん天才か………名曲が過ぎる………
笑顔を作り出してくれる、応援しているアイドルからの応援歌。
1つ目の視点からの解釈は以上のようになりました。
では、2つめ。アイドルを呼ぶときについて。
この歌の最高歌詞ポイントとしてあげられることの多い、
「君は太陽あらため 名を呼ぶ人」
という部分。
ここの歌詞を紐解くために、アイドルを呼ぶときについて考えて今一度考えて見ようと思います。
先に個人的な解釈を書きますね。
私は「アイドルの、僕達の名前を呼んでくれるあなたは、僕達の太陽。太陽のあなたが笑ってくれないとたまんないよ!」がこの辺の歌詞の伝えたいことだと思っています。
アイドルって、ファンの応援が何よりも大切だと思っています。ファンが多ければ多いほど、その輝きは強固のものになっていって、いずれは国民的アイドル、と呼ばれる存在になっていくんだと思います。
ではそのアイドルを呼ぶとき、名前だったり、あだ名だったりで呼びません…?
コンサート、握手会、ファンレターなど、いろんな場面でアイドルを呼ぶと思うんですけど、そのときに、名前で呼ばない人ってほぼほぼいないと思うんですよね。
だからこそ、彼らにとって名前を呼んで、声を出して応援してくれるファンの存在って、自分たちを照らしてくれる太陽みたいな存在なのかなって思いました。いや、応援してる側が自分たちのことを太陽って言うのメチャメチャ恥ずかしいんですけど、でも、名前を呼んでくれる人が多ければ多いほど、アイドルの輝きは増していくと思うんですよね。実際、そうやって輝きを増していったアイドルを私は見たことがあります。
もちろん、その輝きは彼らの努力の上にあるということは理解してるのですが、どれだけ努力しても報われないこともあるのが芸能の道だと思ってます。
だからこそ、名前を呼んでいる存在って、大きいのかもしれないなぁ、って、思いました。
これが2つ目の視点からの私の解釈になります。
そして最後に、題名であり、そして曲中にも出てくる「ミュージアムジカ」という言葉。これをアイドルの音楽ジャンルと絡めて考えて行きたいと思います。
ミュージアムジカを造語だと仮定したとき、私はこれを「ミュージアム」+「ムジカ」で、「ミュージアムジカ」と考えます。歌詞中にはMusiaとMusicaに分かれていますので、そっちについては下の方で……
ミュージアム…英語で『博物館』や『美術館』を意味します。
ムジカ…イタリア語やラテン語で『音楽』を意味するようです。
音楽の博物館?美術館?と最初頭にはてなが浮かんだのですが、これってもしかして『アイドルの作り出す音楽を披露する場所』を指しているのでは…?と考えました。例えばライブだったり、アルバムだったり。自分たちの楽曲をファンの方に見せる場所。
上記に書いたように、アイドルの楽曲には多種多様の音楽ジャンルがあります。SideMだけ見ても、すごいたくさんの種類あります。基本的には振り付けのある曲が中心にはなりますけど、ハイジョみたいバンドをするアイドルがいたり、アニメプロジェクトでは315 Steelo!というラップ曲があったりします。
3次元のアイドルでも、1つのライブ中にバンドもダンスもやるアイドルがいるわけで。嵐の櫻井翔くんのように、自分で作詞をしてラップするアイドルもいます。
それってよくよく考えると、異常で不思議なことだとは思います。だってアイドルっていうジャンルの曲以外も自分たちのものにしているのですから。
1つのジャンルに縛られず、アイドルという括りの中で、多種多様な音楽を観客に披露する。
多少例外はあるかもしれませんが、基本的にバンドマンは踊らないし、ラッパーはドラムを叩かない。
そんな中、バンドもダンスもラップも、アイドルは全部自分たちの音楽として披露するんですよ。
今は上記の櫻井くん以外にも作詞作曲するアイドルがいるし、曲の振り付けをするアイドルもいます。ほんとに多種多様。
だから、アイドルの音楽は、音楽の博物館であり、音楽の美術館。
また、歌詞中のMusiaとMusica。こちらについても考えていきます。
Musica(ムジカ)の方の意味は上記の通りなのですが、
Musia…スロバキア語で「〜しなければならない」
になるようです(翻訳使いました)。
2つの言葉を合わせると、『音楽をしなければならない』となります。
歌詞から読み取れる、何かと気持ちが落ちてしまうときこそ、音楽をしなければならない、音を楽しまなければならない、という風にも取れると思いました。
実際この曲、3ユニットともめちゃめちゃ音楽楽しんでますよね……楽しそうなのが伝わってきてニコニコしますもんね………私は担当たちが楽しそうでいつもニコニコしてます……。楽しそうなのが一番嬉しいよ……。
これが3つ目の視点からの解釈になります。
以上のように私は解釈しましたが、いかがだったでしょうか?
他にもたくさんの視点だったり、見方だったりできると思います。もし、ここはこうなのでは…?と思うところがあれば是非教えてください。この曲の解像度、もっとあげたいです。
このブログを読んでミュージアムジカを気になってくれた方はぜひ、『THE IDOLM@STER SideM 5th ANNIVERSARY DISC 03
W&Café Parade&もふもふえん』をどうぞよろしくお願いします!!!!
各ユニット曲も最高です!!!ほんとに!!!名盤!!!!!聴いた人がみんないいって言ってます!!!!シンジテクダサイ!!!!!!!!
それでは、神戸公演でこの曲が披露されることを心の底から願って……あわよくば、フルメンで現地聴ける日がなるはやで来ることを切に願ってます。運営、頼む、私の命を救ってくれ……
めちゃめちゃ余談ですが、ムジカの意味を調べていたときに、神戸に『ムジカ』というティーハウスがあることを知り、一人で「神谷幸広………」となっていました。神戸公演、神谷幸広くんにとっては凱旋公演になるので、とても楽しみです。
iTunes購入はこちら≫https://music.apple.com/jp/album/%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%82%B8%E3%82%AB/1497856097?i=1497856101
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