【木漏れ空、という言葉を僕の辞書に加えよう】
チェンマイの自然に詳しい友人が教えてくれたとっておきの場所。
しかし、彼女には「絶対に誰にも教えてはいけない」と釘を刺されている。
「だって、この場所は私にとってはもちろん、近くに住んでいる人たちにとっても宝物のような隠れ場なのだから」
だから僕はひとり、落ち葉の積もった大地に寝転んで、もうずいぶんと長い時間、木々の隙間から漏れ覗く小さな空の移り変わりだけを黙って眺め続けている。
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