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【WS】8宝シンフォギア【切調】

1.はじめに

どうも、エルヴィーです。
前回の予告から内容を変更してお届けします。
なんなら、来週再来週の予定もすっ飛ばしていたりします。

仲間のじろうが、先週発売したばかりの「シンフォギア」のデッキのネタをくれました。
このnoteにしては珍しく、最新弾のデッキの紹介です。


以下、じろうからのコメント。

今回は鮮度のいいデッキということで、【8宝シンフォギア】をご紹介。
早い・強い・(今ならまだ)安いと三拍子揃った、WS界の牛丼です。

原作のアニメは一秒たりとも見たことありませんが、事前公開の時点でかなり強みを感じ、周りにもうんざりするほど言ってきました。
しかし、宝好きの誰かさんも含め、誰も組まなかったので「自分で組んで強さを証明してやるぜ!」と奮い立ったわけです。

発売から1週間と短期間ではありますが、寝ても覚めてもずっとこのデッキのことを考え続け、ある程度まとまったので寄稿することにしました。



2.コンセプト

出発点は「めちゃくちゃ強そうな切歌&調セットを強く使う」です。

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ざっくり要約すると、「手札を減らさず、1コストで追加のレベル3を出すことができ、同名CX連動で手堅い詰めを押し付ける」って書いてあります。
回復はおまけ←

このアマルガムシリーズは、イベントでレベル2から早出しできます。

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なので、実は「手堅い詰めを"レベル2から"押し付ける」ことができます。
早期から強力なCX連動を使う動きは、そのままデッキの軸になると感じ、コンセプトとしてまとめていくことにしました。


3.初期案と課題

とりあえず、新弾のカードを中心に組んだ、初期案がこちらです(各カードの解説は省略)。

スクリーンショット (296)

デッキコード:JKWH


このデッキを回しての感想が、
①レベル2からの《アマルガム 切歌》が想像以上に強い
②デッキの回転率が悪い
③どの1連動を使ってもある程度、早出しに必要なパーツは揃う
④手札は量より質が大事で、1連動もそれを重視すべき
⑤3連動を使えなかったターンがとても弱い
の5つ。

つまり、
「デッキを回せること」
「手札が整うカードを重視すること」
「3連動が常に打てるようにすること」
の3点を意識すればいいと結論付けて調整することにしました。



4.現在の構築とカード解説

そして、現在使っているのがこちら。

スクリーンショット (297)

普段はレベルごとにカードの説明をしていますが、今回は趣向を変えてギミックごとに解説しようと思います。

○アマルガムセット
ある程度書いてきたので、説明することは少ないです。
お互いをレベル3連動の効果を比較すると、
《アマルガム 切歌》
追加打点はものの、ノーコストで相手の固いデッキを崩しに行ける
《アマルガム 調》
コストはかかるものの、レベル2から追加打点を用意できる
というイメージです。

基本は《アマルガム 切歌》を優先して並べて、相手を倒しにいく時は《アマルガム 調》を積極的に使います。
早出しした《アマルガム 切歌》で相手のレベル1にサイドアタックし、効率よく2点を与えに行くプレイは結構やります。

また、早出し連鎖の終わりに1コスト払ってドローだけすることも。
連動CXを引きに行ったり、《アマルガム 調》のコストを用意したりと、こちらもよく使うテクニックなので覚えておきたいです。


○早出しギミック
《イガリマ》《シュルシャガナ》がありますが、基本的に出したいのは《アマルガム 切歌》であることと、《聖詠 切歌》の収録中を評価してイガリマセットです。
集中の成功率や宝のトリガー率を上げるために、序盤からイベントサーチを使うことも多々。
山札に《イガリマ》が1枚しかない場合、宝がトリガーした時はドキドキしながらサーチ効果を使います。


○各課題の解決手段
各項目ごとに書いていきます。

②デッキの回転率が悪い
《バーニング・エクスドライブ 調》4枚+《狙い撃ち クリス》3枚の集中7枚体制。

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山札の回転と手札の質向上に有効です。
早出しギミックが3コストあれば高パフォーマンスを発揮できるので。序盤から積極的に使っていけます。
《バーニング・エクスドライブ 調》でリソースを稼ぎ、弱い山札《狙い撃ち クリス》で処理する使い方で、常駐させるのは調の方。
クリスを雑にプレイしてしまうと、欲しいときに無いことも起こり得るので多少慎重に使いましょう。
後述しますが、電源対面ではクリスがキーカードです。

レスト集中はたくさんいますが、色と8宝であるため調にしました。
山札を削る手段として、各種天城互換《アマルガム クリス》はあります。しかし、それらは単発の山札削りなので弱い山札を処理するには勝手が悪く、手札の質も集中の方が上がりやすいという判断です。


④手札は量より質が大事(で、1連動もそれを重視すべき)
《【重皇ノ鋭断:技】翼》3枚採用。

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手札のCXを処理しやすく、コンソール互換も含めて一気に手札を入れ替えることができます。
手札を捨てる手段が少ないので重宝します。
手札の質を上げる手段として《二人の時間 調&切歌》もあります。

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こちらではない理由は、手札を増やしすぎたくないから。
集中を連打する都合上、手札がある程度増える想定なので、増えすぎると1連動の《間一髪 切歌》の効果を使いにくくなってしまいます。

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《戦姫絶唱 響》(霞)や《元気いっぱい 響》(身代わり)、《再誕の時 キャロル》(光景)などをサーチする時に、後半でも使いやすいのがポイントです。
集中のヒット率向上や、宝のブーストしたカードの確認にも使えるのもいいですね。


⑤3連動を使えなかったターンがとても弱い
《【β式・廻旋波:巧】調》2枚採用。

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CX交換。
1と3の連動を安定させるカード。
レベル0の《覚悟の表情 翼》じゃないのは、レベル1で緑を出しますし、欲しくなるのもレベル1以降だからです。
デメリットは重いですが、相手のレベル1を倒せることを重視しました。
レベル2以降は早出しするのでそこまで気にならないのかなと。
入れておくだけでどのCXを中盤以降に捲ってもハッピー。
キャラに触るカードはたくさんあるので2枚で十分です。


④手札は量より質が大事で、1連動もそれを重視すべき
候補は、各種宝連動と《アマルガム 響》《アマルガム 翼》でした。

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《アマルガム 響》
一見、最適に見えますが欲しいカードが4枚の中にあるかは運次第です。
対応CXがチョイスということもあり、手札に加えにくく、後半にトリガーしてもCX交換には繋がりません。
ただ黄色には、前述の霞や身代わりの他に《お昼寝の準備 響&未来》がいるので魅力的ではあります。

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《アマルガム 翼》
それなら門連動はどうだという話ですが、やはり見送りに。
青に相性のいいカードが少ないこと、リフレッシュ直後だと門で宝を回収できないことから不採用。
また、連動のコストで手札に集めた早出しパーツを切る必要があったり、山の枚数調整が難しかったりと、相性が悪いと言えます。


残る宝連動3種も見ていきます。
《【裂空・亜リiす:心】切歌》&《想いを束ねて 切歌》

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前者を使うなら後述する《間一髪 切歌》の方が使いやすいですし、後者については、後列に集中がいると効果が使えません。

《間一髪 切歌》

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最後にたどり着いたのがこのカードでした。
最新のカードなだけあって使いやすかったです。

そもそも1連動をそこまで重視していません
連動のパーツを集めるなら、直接早出しの準備をしたいからです。
「打てたらいい」という感覚で運用するので、的確に足りないカードにアクセスできるこれに落ち着きました。


ここまで、デッキのメインギミックについて触れてきました。
ここからは、それらを支えるカードたちを扱います。

《元気いっぱい 響》

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スーパーハイスペックゴージャスパワーカード。
早出ししたレベル3が、自ターンはパワーパンプで相手キャラを倒しやすくなり、相手ターンにはストックを使わず復帰できます。
パワーパンプは序盤も強力で、《戦姫絶唱 響》や《間一髪 切歌》とも良く噛み合います。
身代わりについても、前列でアタックした《狙い撃ち クリス》や《聖詠 切歌》を復帰させて、山札削りや《イマリガ》のコストに使えます。
強力なカードですが、「いつ」「誰を」復帰させるかの判断は慎重に。
焦って不必要なカードを守らないようにしましょう。

《戦姫絶唱 響》

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集中や身代わりといった後列向けのカードが10枚もあるので、強く使えるタイミングが多いです。
レベル0から積極的にアタックできれば、宝を集めやすくなります。
《元気いっぱい 響》のパワーパンプや宝を絡めることで、レベル1で活躍することも。
他のレベル0と比べ、分かりやすくアドバンテージが稼げます。


《戦姫絶唱 切歌》

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早出し組をパンプする枠も様々な選択肢がありましたが、主に電源デッキ相手への回答として1500パンプのできるこのカード。
早出しした時の後列は、身代わり+《戦姫絶唱 切歌》が相手からしたら厄介だと思います。
レベル応援で2体守り、残り1体は身代わりで残すようにしましょう。
宝トリガー時の効果のおかげで、レベル1対応の宝だったとしても、レベル3対応の宝を探しに行くことができます。


《バーニング・エクスドライブ 翼》

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早出しをした場合、後列に《戦姫絶唱 切歌》が置けていないと、パワーが10000しかないので、カウンターで守るのは難しいです。
なので、攻める手段としても数えられるこのカウンターを採用しています。
《アマルガム 切歌》や《再誕の時 キャロル》と合わせて、相手のデッキのCXをどんどん控え室に送りましょう。


《再誕の時 キャロル》

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現代ヴァイスシュヴァルツのマナーではないでしょうか。
前述の通り、レベル3の両連動と相性が良いので、積極的にゲームプランに組み込んでいいと思います。
赤の枚数が少ないので、やむを得ずレベル置き場に置くことも考えて2枚。
宝トリガー時のブーストでストックに行っても気になりにくくなります。



5.不採用カード

上の項目でも不採用カードにも触れていましたが、1種類だけ追加で説明しようと思います。

《バーニング・エクスドライブ 切歌》

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序盤に手札にCXがかさばった場合は、合計6枚の《聖詠 切歌》と《【重皇ノ鋭断:技】翼》で対応します。
そもそもデッキとして、レベル3の対応CXであれば、2枚ほどキープしてリフレッシュすることも許容しているので、そこまで宝の処理に力を入れなくて大丈夫です。
身代わりを強く使えるデッキなので、後列に枠がありません。
山札を少々削ることができますが、それほどまずい状況であれば《狙い撃ち クリス》で削りきってしまいます。



6.マリガン&プレイング

〇マリガン
レベル0は基本的に全種がキープ対象です。
しかし《戦姫絶唱 響》を除き、同じカードが2枚以上ある場合は1枚だけ残します。

レベル1連動のキャラとCXは、1枚ずつはキープ。
2枚目以降は全部切りましょう。
必要になれば、後から集中や《聖詠 切歌》で集めに行きます。


○プレイング
レベル0~1
早出しに必要なカードを探しに行きます。
CX連動も有効に使える枚数だけ集めるようにしましょう。
身代わりや、相手が電源採用デッキなら《戦姫絶唱 切歌》も欲しいです。

レベル2~
複数枚の早出しを目指し、毎ターンレベル3連動を使い続けることを意識します。
しかし、相手のデッキによって、出すレベル3の枚数が変わってきます。

レベル2でもレベル1の延長の動きをする相手の場合、こちらの早出しを複数枚は処理するのは簡単ではありません。
早出し3体+身代わりの盤面を目指します。

CXが電源だったり、早出しメタを採用していたりと、こちらの早出しを複数倒しやすいデッキが相手なら、一気に3体並べることはしません。
複数ターンに渡って早出しを繰り返し、相手のキャラを処理します。
各種パワーパンプで、自ターン中なら対処しやすいはずです。
やりにくい相手ですが、積極的にダメージを押し込むことを意識します。

また、相手の早出し条件が「控え室のCX2枚以下」の場合は、各レベル3連動や《バーニング・エクスドライブ 翼》を積極的に使うように。
控え室のCXを3枚以上にして、早出しをできなくさせましょう。



7.総括

使う前は、めちゃくちゃ大味で気持ちいいデッキだと思っていましたが、使ってみると実は繊細でした。
丁寧なプレイングが要求されて、なかなか楽しいと感じています。
常にマウントを取りながら、相手に対応される前に走り切るデッキなので、快感を求めたい人にオススメです!
しかも、RRはレベル3連動の8枚のみと、そこそこお手軽な値段で組めるのではないでしょうか。
気になった方は是非組んでみてください!



8.終わりに

今回はこれまでと違った書き方に挑戦しました。
「こっちの方が読みやすい」「前の方がいい」といった意見はエルヴィーまで、デッキについての質問はじろうにお願いします。

次回ですが、以前予告していたコラム的なものになります。
最近スケジューリングが上手くいっていないので、計画的にならんとなぁ...
それではまた。

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