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トレードの上手な立ち回り方。

①トータルで勝てる手法を最低1つは持っていること。
これにはまず、過去検証が必要。
自分が使えそうと思ったロジックを最低でも5年以上のチャートで過去検証を行い、自分自身の分析でトータルで勝つ事が可能であると確信出来るレベルまで昇華させている事が前提となる。
その手間を惜しまずやる事は、結果として自分自身が検証して出た[結果を伴うロジック]に自信を持てる様になる事と、いざその場面に出くわした時に躊躇無くエントリー出来るようになる為に必要なメンタルを鍛える反復練習の場になるからです。
良いと分かっていても、実際にそう出来なければ意味がありませんからね。

②手法は多くてもいいが、それらをしっかり別けて管理出来ること。
これは別の手法が2つ以上あったとしても、それぞれを全く違うものとして見る事が出来て、それらを使ったトレードが同時に進行していても別けて考えながらトレード出来るかどうかということ。
それぞれが同じ時間帯に存在していても、一方ではロング、でももう一方の手法ではショートして両面貼りになっているとか、ドル円をロングしているけど逆相関のゴールドもロングしているとか、又それらの見ている時間軸が同じ場合やそうでない場合等、明らかに矛盾しているものだとしても全く別物として見れるかどうかと言うこと。
つまりは、『それぞれの金融商品を単体で考えて取り扱えるか』という事。
基本的にドル円ロング中に同じ時間軸でゴールドのロングとなるならば、どちらかは上手くいかない可能性が高いと思われますが、極論として双方をそれぐらい別物と捉えて管理して、片方のトレードがもう片方のトレードのせいで考え方やブレててしまわない様に管理出来なければ、複数の手法を再現性が高い最高のポテンシャルを発揮するのは難しいと考えています。

③自分の使いこなせる手法以外はやらない事。
これは結局1と2に通じるものではあるんですが、技量不足で使いこなせない物は勿論NGです。
ただそれ以外にも避けるべき状況があって、それは自分が無理しなければ実現不可能な再現性の低い手法とか、自分の生活リズムを狂わすレベルの時間軸でやるとか、トレーダーである前に1人の人間として、自分の生活を脅かす様な自分の器を超えるレベルでの取り組みになっていたらそれは使いこなせていないのと同じです。
心身ともに余裕のない状態でFXをやる事は、結構負担の大きい作業なので今すぐ改めた方が無難です。絶対長続きしません。

④常に決めたマイルール通りにやること。
これはもう裁量トレーダーとしては1番難しいことかもしれませんね。
私はこれを自動化させた物がEAだとも思っていますが、私の場合自分の手法がEAでは再現性不可能なロジックだと思うのでずっと裁量トレーダーとしてやっています。でもだからこそ、このルール通りにやるという部分に関しては『その人次第』である所が大きい為、守れなければ上手くいかないし、守れたらどんな手法でも効果を発揮できる万能な強い武器になりうると考えています。
メンタルというのは非常に重要な要素となり得ますね☝︎
他にも大事なことは沢山ありますが、今回は中でも上手く立ち回るために必要な要素を4つ絞ってお話しました。
また機会があればこういう記事も書いていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

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