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【読書】姑の遺品整理は、迷惑です

姑が急死するも
夫は仕事で嫁が整理をする羽目に。

家賃負担継続中…
早期解決狙うも
業者任せは100万円!
セルフは肉体疲労、
エレベーターのない4階…

独居なのに溜め込みエグい
巨大なウサギまで…

業者任せを悔やむ友人あり
故人の「生きた証」との対話の機会
だったのだと。

モノを残しまくり生きた証に事欠かない急死した義母と
末期ガンで生前整理を徹底しある意味体温を感じない実母の対比

残されたモノの処分を巡り
捨てられない夫とのせめぎ合い

義母が残した人間関係の
温かみに救われたり
(不要品はこんな方法で有効に処分できるんだと感心)

自慢の実母と義理の妹との
実はヒンヤリした関係に
気付かされたり

買い手が乏しくなりつつある地方所在の実家の処分であったり…

と生き様について考えた

私はズケズケとした
姑の側で生きたいものだ

料理の描写やモノの描写は細かいが
ストーリー上流しても問題ないので
そこはさらっと読み進めるとすぐ読了した

天井から視線を感じる義母に対する不毛な会話が笑えます

実母と義母の残した書面の対比もしかり
実家の処分に伴い、母と子の生きた証が見つかって良かったな

お母さんとお義母さんから、たくさんのことを学ばせてもらいましたよ。
幸せ者です。と締め括られる。良き。

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