【S22 シングル】はじめてのザシアン【最終266位(2005)】
閲覧ありがとうございます。濁10と申します。実は「にごじゅう」と読みます。
剣盾シングルバトルS22(禁伝有、ダイマ無ルール)にて目標としていた2度目のレート2000を達成することができたので、記念に記事を残そうと思います。
・最終結果 TN:ピングドラム 266位 レート2005
【構築経緯】
S21では瞑想ルギアを使っていたが、使用率の高い相手の禁伝枠に対して安定しなかった。そこで、どの禁伝相手でも五分以上に戦えそうな禁伝枠を採用しようと思いザシアン軸に決めた。
竜王戦ルールから通してザシアンを使ったことがなかったためS21で結果を残した方の記事を探していたところ、最終38位のイカエさんの構築が一番使いやすそうだと感じた。
※参考元リンク、掲載許可ありがとうございます
https://ikae-poke.hatenablog.com/entry/2021/09/01/110000
レンタルパを試してみたところ、軸のHAザシアン+HBランドロス+HBミロカロスの使用感が非常に良かったためそのまま採用。詳細については参考元の記事に丁寧に記してあるのでご覧ください。
次に、より黒バドレックスに対して厚くするために特殊受けとしてバンギラスを採用。襷枠にはザシアンをコピーしたメタモンの処理ができるウルガモスを採用。
ここまでできつい受け回しに対して未来予知とトリックで崩しを狙えること、ヒヒダルマやウーラオスを上から縛れることからラティオスを拘りスカーフで採用して構築完成。
【コンセプト】
・最低限のサイクルの中で意地ザシアンの火力を押し付けてダメージレースに勝つ
・ザシアンを処理しようとしてくる相手に強く出られるポケモンで固める
【個体紹介】
ザシアン
フォルムチェンジ時の実数値→195-243-136-*-137-172
耐久も火力も化け物。どの試合でもなるべく選出するようにしていた。環境の中心なだけあって相手の選出も比較的読みやすかった。
タイプ一致で火力の出る巨獣斬とじゃれつくは確定。削り残しの処理やメタモンの襷ケアなど電光石火によって拾える勝利が一定数あったため外せなかった。私怨によりヒードランとナットレイは許せないので最後にインファイトを採用。結果的に参考元と同じ技構成になった。
Aは252振りの時とHBランドロスやHBヌオーに対してのダメージが変わらないらしいから特防に一つ回した。最速以外のS調整は不毛だと感じて準速エスバ抜きに留めた。BとDを削ってSに振れば勝てたミラーもあったかもしれないが、そこは割り切るしかない。
単シールド勢の自分にザシアンを恵んでくれたなまさんに感謝。
ラティオス
受け崩し要因。ザシアンとの相性補完が非常に優秀で、ラティオスが刺さる選出をされることが多かった。未来予知からのザシアン引きは相手視点分かっていてもよく通った。
環境によくいるスカーフ持ちより早く動ける点も強い。
ザシアン入りには出しにくい技構成でシャドボやマジフレも欲しかったが、期待する役割的にこれ以外なかった。
流星群はしっかり当ててくれた。いなポケくんから頂いた(A個体値が)最高のラティオス。ありがとう。
ミロカロス
ランドロスと合わせることで数の多かったカバザシノラゴンの並びを安定して見ることができる。ザシアンメタに軒並み強く、マンムーやヒヒダルマなどにも有利をとれる貴重な存在。
ミラーコートがあることで物理受け以外の仕事もできて誤魔化せる範囲が非常に広いため、ザシアンの次に選出率が高かった。
ウルガモス
主にザシアンのストッパーとして採用したが、襷で耐えて無理矢理積んでいけることと技範囲が環境に刺さっていたことから、ザシアンを通せないときのエースとしても活躍してくれた。
ヌオーやドヒドイデを倒して欲しかったため、虫のさざめきを切って草エスパーの技範囲をとった。
ザシアンをメタモンにコピーされた際は火炎放射のダメージが140〜168入るので、確実に倒すために襷ケアも兼ねて電光石火で削ってから処理するようにしていた。炎の舞ではメタモンを倒しきれないことがある。
ランドロス
皆が使ってるゴツメランド。最早ゴツメランド枠と言っても過言ではない。
草結びでヌオーを倒せるのは本当に強かったが、やはり警戒されているため結構択になった。ヌオーの守るに合わせて蜻蛉返りを見せて警戒を薄れさせてから草結びを打つ、みたいなことをしていた。
本当は最遅が理想だけど持っていないので個体値Vの下降補正で妥協。
バンギラス
S:4振りハッサム抜き 余りHC
愛してやまない特殊バンギラス。初めてのレート2000もCSバンギ入りで達成したから信用している。
主に黒バド、イベル、ダイナ入りに選出する。たまに来るWキュレムやレシラムにも強め。ウインディに勝てるのも良い。
有利対面をつくった時はランドロスやナットレイの後出しを読んで弱点をつける技を押していた。
ほとんどいなかったが黒バドの身代わり意識で悪波ではなくバークアウトを採用した。大地の力は岩技や馬鹿力でも良かったかもしれない。
C特化火炎放射がH252D4ナットレイに中乱数で耐えられるため個人的には大文字派。
【選出】
特に決まった選出は無く、ザシアン+@2で様々な組み合わせの選出をした。比較的固定されていた選出は以下の通り。
・対ザシアン
ザシアン+(ランドロス、ミロカロス、ウルガモス)から2体
・対カイオーガ
ザシアン+ミロカロス+@1
初手ミロカロスでミラーコートをよく押していた
・対黒バドレックス
ザシアン+バンギラス+@1
・対日食ネクロズマ
ミロカロス+ウルガモス+@1
・対ムゲンダイナ(受け)
ザシアン+ラティオス+@1
・対ジガルデ
ザシアン+ミロカロス+@1
【重い相手】
・ホウオウ軸
対策切っているので誰もホウオウを倒せない。唯一の勝ち筋は、初手ホウオウとバンギラスの対面をつくって御祈りしながらランドに冷ビ、ナットに大文字を当てた後にミロカロスでTOD。
・ゼルネアス軸
ゼルネの取り巻き(メタモン、ウルガモス等)がとにかくきついし、ゼルネに勝てるのがザシアンしかいない。ザシアンを最後まで残しておく立ち回りをしないといけない。
・ウルガモス
変なバンギを使っている弊害で実はウルガモスに勝てない。ミロカロスで誤魔化すか巨獣斬で気合いで突破していた。眠カゴは絶対に無理。
・アッキサンダー
許せない。特にザシアン軸に入っているとラティオスやバンギラスを選出しにくいから詰む。ザシアン+サンダーに一貫するポケモン教えてください。
・ズガドーン
全部負けた。
【終わりに】
S17以降もう一度レート2000に乗せたいと思いながらも中々上手くいかなかったので、4シーズン越しに目標達成できて本当に嬉しいです。最終レートも+1更新できました。
前回構築記事を書いたときはTwitterをしていなかったので、今考えると結構環境が変わったな〜、と感じています。強い人達の情報が入ってきたり、仲間大会を通じて交流が増えたりと、たくさんの刺激を受けてより一層ポケモンが強くなりたいと思うようになりました。来シーズンからも頑張ります。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
質問や感想などありましたら是非Twitter(@25nigo10)までよろしくお願い致します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?