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【S31 シングル】Ho-Oh Dance Revolution【最終47位(2008)】

閲覧ありがとうございます。にごじゅうと申します

シングルバトルS31(ダイマあり伝説2体ルール)にてレート2000を達成することができたので記事を書きました。是非読んで頂けると嬉しいです

【結果】

TN:いのうえりな 最終47位 レート2008

【構築経緯】

  • 真面目にポケモンをやろうと最終日前日まで頑張ってみたが思うように勝てなかったため変なことをして遊ぼうと思った。「変なこと」の筆頭としてバトン戦術を考えたところ、竜の舞バトンドラパルトホウオウが環境トップのバドザシに強そうだと思い構築の軸に決めた

  • ホウオウでダイマを切る展開を想定しているので、その後の詰め筋となるポケモンとしてスカーフカイオーガとイバンミミッキュを採用した

  • ここまでで相手のサンダーとランドロスが重いため、それらに後投げできてゴースト技の一貫も切れるHDトレースポリゴン2を採用した

  • 最後に電気技の一貫を切れて相手のカイオーガに強く出られる枠としてガマゲロゲを採用して構築が完成した


【コンセプト】

  • 相手のメタモンを呼ばない並びで、想定外のバトン展開を通す

  • 黒バドに隙を見せない

【個体紹介】

ホウオウ

ボックスにいた個体をそのまま使用
H:定数ダメージ意識の16n-1かつ再生力意識の3n
A:余りで11n
S:準速75族抜き、+1で意地ザシアン抜けるくらい

本構築のエース
単体で使っても強いが竜舞バトンによりAとSが上昇したホウオウは紛れもなく化物で、本来ホウオウに足りない崩し性能を得る

目安として特化ザシアンの+1巨獣斬及び特化黒バドのアストラルビットをほぼ2耐えするくらいの耐久力であるため、基本的にドラパが相手の上からバトンをする都合上一発被弾することになるものの安定してバトンを受けることができる

また特性の再生力によりバトン展開をした後に裏に引くことが弱い行動にならない点が、直線的になりがちな展開構築の弱みを軽減させていると感じた

技構成は一致技2つに加えてバンギラス等への打点となる地震、ウォール媒体かつバトンを受けた後の体力管理ができる自己再生とした

こちらのオーガやポリ2を見て選出されやすいトリトドンに対して、ドラパで欠伸を受けながら竜舞→バトンしてホウオウで欠伸を受けてダイジェット→眠り回復、という展開が可能になるよう持ち物はラムの実を持たせた

カイオーガ

最速CS

ホウオウのダイマで荒らした後のスイーパーとしてシンプルに強いスカーフ型で採用した。実際には相手の構築にトリトドンやナットレイがいて選出できないことが多かったが、ドラパの竜舞の起点になる受け駒の選出を誘導できたり、カバラグ等のステロ撒きが初手に来るのを牽制できたりと見せ合いの段階で大いに活躍してくれた

ガマゲロゲ

雨下で最速100族を抜くため準速

地面枠兼カイオーガに強い枠として採用
貯水型と迷ったが、今回はホウオウが出せない時のダイマエースとしてすいすい珠アタッカーにすることでオーガ+ゲロゲ+ミミッキュ(ドラパ)のような対面選出もできるようにした

技構成は一致技2つを確定として、オーガへの最大打点となるパワーウィップ、ナットレイへの打点となる瓦割りを採用した。瓦割りはほとんど打つ場面がなかったのでウォール媒体でもヌケニン打点でも何でもいいと思う

一度だけこいつに竜舞バトンを繋いで勝った

ドラパルト

準速AS

本構築の軸
ほとんどの試合で初手に出して竜舞していた。相手視点では初手のドラパは電磁波や鬼火のサポート型に見えるようで、型の誤認を誘うことができた

特性のクリアボディが偉くて、環境に多い威嚇や甘える、S下降技のようなデバフを受けずに積んでいける点はこのポケモンならではの強みであった

竜舞バトンも優秀だが単純に対面性能が高く、ドラパが受かっていない構築に対しては初手で一体倒してからバトンをする展開もあった。ホウオウオーガを見てウオノラゴンや水ラオスが初手に出てきて有利対面から始まることも多かった

またルギアやジガルデ等上位で流行っていたポケモンに強く、かなり環境に刺さっているポケモンだと感じた

因みにとある仲間大会で優勝した際に頂いた色証ドラパルトで、相手の技を避けたりアローを急所に当てたりと自覚が素晴らしかった。イベルやダルマ対面で脳死で竜舞しても許してほしい。何も考えてないのだから

ミミッキュ

どこかの記事で見たやつ
H:16n-1 A特化

理論上ラスイチ対面最強ポケモン

詰めの場面以外で出しても仕事ができるように電磁波を採用した。かげうちでよかった

一応メタモン対策も兼ねている
活躍の機会があまり多くなかったため変えるならまずこの枠だと思う

ポリゴン2

HD特化

サンダーとランドロスのダイマに対してはバトンを通せないので後投げしてダイマを流せるようにHDトレースで採用した

技構成については必須の自己再生、黒バド等に撃つイカサマ、ランドジガルデに撃つ冷ビに加えて暇なときに押す技で一番役に立ちそうな丸くなるを採用した。丸くなるのおかげで日ネクに勝てたりしたので悪くはなかった

妥協しないなら性格生意気で最遅が良かったかもしれないが今回は勝敗には影響しなかった


【選出】

大きく分けて以下の2パターンの選出をしていた

  • ドラパ+ホウオウ+@1

基本的にはこの出し方。@1の枠はほとんどの構築にいるサンダーランドを見るためにポリ2を出すことが多かった。対面的に殴り勝つプランをとる場合はオーガかミミッキュを選出する

  • オーガ+ゲロゲ+ミミ(orドラパ)

オーガをチョッキオーガで見ようとしているような相手に刺さる選出


【重い相手】

  • ゼクロム

どう頑張ってもほぼ勝てないので当たらないことで対策とした

  • マンムー

こちらの初手ドラパが成立しないのでコンセプト通りの動きがとりづらい。初手にオーガを出したりしていた

  • 物理イベルタル

特殊相手ならホウオウ側有利、物理は不利になる。悠長にバトンして痛い目にあったので注意


【おわりに】

S31お疲れ様でした

久しぶりのレート2000とともに47位という自己最高順位を達成することができました。ただ一発芸的な構築でたまたま勝っただけと言われればその通りだし、デフレシーズンに上振れただけと言われればその通りだと思うので、今回は自分の実力以上の結果が出てしまったかなと感じています。まあ当然嬉しいものは嬉しいので、自分のスタイル(逆張り)を貫き続けた成果として素直に喜びつつこれからも精進していこうと思いました。欲を言うならもっと安定して勝てるようになりたい。誰かポケモン教えてくれないかなあ

ここまで読んで頂き本当にありがとうございます
何かありましたらTwitter(@25nigo10)までお願いします




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