【S17シングル 最終115位(2004)】泥沼運ゲゼクロム軸
はじめまして。閲覧ありがとうございます。
冠の雪原が解禁されたS12からガチ対戦を始め、今回目標としていたレート2000を達成することができたので記念に構築記事を残しておきたいと思います。
ぜひ気軽に読んでください。
【構築経緯】
①耐性が優秀で一方的に不利をとる相手が少なく、竜の舞を積めば全抜きが狙えるゼクロムを軸にスタート。
②ゼクロムの苦手なランドロスなど地面全般やナットレイを意識して特殊テッカグヤ、特殊バンギラス、砂かきウオノラゴンを取り巻きとして採用。
③欠伸とクイックターンから竜舞の起点をつくれるラグラージを採用。ドラゴンの一貫を切りつつ搦め手が使えて、ここまでで重いウーラオスに勝てるやどみがエルフーンを採用。
④初手スカーフヒヒダルマで崩壊すると気付き、ウオノラゴンの枠を新たな高速アタッカーとしてスカーフフェローチェに変更してパーティ完成。
【コンセプト】
・ゼクロムまたはテッカグヤをエースとして、ラグラージで起点をつくって全抜きを狙う。
・電磁波からのやどみがで荒らして隙を見てエースを通す。
【個体紹介】
ゼクロム
最速AS
本構築のエース。受けループ憎さから採用。命の珠は場持ちが悪くなるので不採用としたが弱点保険でもよかったかもしれない。とりあえずでラムの実を持たせたけど活きる場面が多かったため最後までそのままにした。電気技は威力重視で雷撃。
オノノクスとパッチラゴンを足して2で割らないみたいな使用感。地面とフェアリーでサイクルされると苦しかったが、サンダーに強い点と舞ったときの制圧力を評価したらどの禁伝にも劣らない性能だったと思う。
テッカグヤ
実況者のいろはさんが動画で紹介していた調整。陽気珠エースバーンの火球をDM時に確定耐え。
ゼクロムが通せないときのエース枠。ランドロスに滅法強くて選出したときは活躍してくれた。メタモン入りにもゼクロム展開はしたくないのでテッカグヤをエースにすることが多かった。タイプは優秀だが振り切らないと思ったほど耐久はなく、受け出しはしないようにしていた。
炎技はナットレイにしか打たないので身代わりで十分だと思った。
バンギラス
適当に準速CS
初見殺しポケモン。ゼクロムが完全に不利をとるのがランドロスとナットレイくらいだと思ったので、それを誘って倒す枠。ついでに黒バド対策ができて白バドと日食ネクロにも強かった。半分ネタのつもりで採用したけど滅茶苦茶活躍した。
大体の相手に初手に投げて電磁波してた。ザシアンもカイオーガも悪ウーラもサンダーも対面電磁波を押していた。砂嵐でのたすき潰しと麻痺が裏のやどみがエルフーンやUBとも相性が良かった。
ラグラージ
最遅個体 HD特化
最初はカバルドンだったが使うのが下手だったため使いやすいラグラージで起点をつくることにした。前期の黒バド軸で使っていた個体でサンダー意識のHD。ゼクロムとバンギラスがいてサンダー対策はあまり必要なく、ザシアンに強くなれるHBで使った方がいいかとも思ったが結局そのまま。引き先のいないC特化ラプラスのフリーズドライを耐えるのが結構大きいので一概に悪いとは言えない。
日に日にメタが厚くなっているように感じて選出頻度は徐々に落ちていった。ヒードランやバシャーモなど、ソラビ媒体のダイソウゲンを撃ってきそうな対面ではエルフーンに引いて身代わりでダイマを枯らすという何とも言えない立ち回りをしていた。
エルフーン
最速ウーラオス抜き HP16n+1 余りB
個人的にパーティに1体は欲しいと思っている身代わり枠。ウーラオスに強くて相手の邪魔ができるポケモンが欲しくて採用。最悪TODも視野に入れることができる。
バンギラスの電磁波やラグラージの対面操作で相手を嵌めたり、定数ダメージで裏のエースを通しやすくしたり、ダイマックス枯らしだったりと色々できるのでなんとなくで選出することもあった。
スカーフカイオーガのPPをみがまもで枯らしている時が一番楽しかった。
フェローチェ
BBで攻撃を上げたいので準速AS
パーティ全体の素早さが遅めだから高速アタッカー枠として採用。最速で珠を持たせるか迷ったが、スカーフダルマがやばすぎるのでそれを抜くためにこちらもスカーフを持たせた。砂かきウオノラゴンでは抜けなかった砂かきドリュウズを上から叩けるのが偉いし、さらにナットレイにも打点がある。
ムゲンダイナとザシアン用にドリルライナー、レヒレ用に毒突きを採用したかったが抜く技がなかった。トリプルアクセルは本当に撃ちたくなかった。
【選出】
・主な選出
バンギラスorラグラージ+エルフーン+ゼクロム(テッカグヤ)
ホウオウ軸には初手バンギ、ムゲンダイナ軸には初手ラグで投げていた。
・対黒バドレックス軸
フェローチェ+バンギラス+ゼクロム(テッカグヤ)
・対カバドリ
フェローチェ+ラグラージorエルフーン+テッカグヤ
・メタモン入り
テッカグヤ+ゼクロム+@1
舞ったゼクロムをコピーされないように注意する。能力上昇したテッカグヤはコピーされてもきつくないこと、HP満タンのダイマゼクロムは+1ゼクロムの逆鱗まで耐えることを意識しながら立ち回る。
【重い相手】
ゼルネアス:即降参レベルで対策切ってるけど結構マッチングした。麻痺させてやどみがで誤魔化す。
グラードン:ほぼ無理。エルフーンでごちゃっとさせる。
ディアルガ:ラグラージで誤魔化す。鉄壁は無理。
ガマゲロゲ、カプ・レヒレ等の水タイプ:ゼクロムに打点がある上に電磁波が効かない。水タイプとの打ち合いに強いのがゼクロムしかいないから出し負けるときつい。
ウインディ、ガオガエン:ラムの実を隠しながらサイクルを回していい感じのところで竜舞積む。
【感想】
ここまで読んでくださってありがとうございます。
今まで最終1900も乗ったことなかったので、まさか2000に乗せられるなんて夢のようにうれしいです。やったね。
反省点としては命中不安技と運要素に頼りすぎた点かなと思います。そのおかげで上振れてここまで来ることができた感じはありますが。自分は命中85までは当てる前提で使っているのですが、電磁波メテビ宿り木大文字を毎試合のように撃っていたので常に精神をすり減らしていました。今後は運要素を抑えて安定して勝てるように頑張っていきたいです。
105位くらいからあと1勝すれば2桁順位狙えたのに日和ってレート2000を保存する方を選んでしまったので、次は最終2桁目指したいですね。今回が初めての構築記事でしたが、これからも対戦頑張っていくつもりです。情報交換とかしたいので記事に反応くれたり、始めたばかりですがTwitterで絡んでくれたりするとうれしいです。よろしくお願いします!
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