読書感想文


入社1年目のビジネスマナーの教科書

1. 本の概要


「入社1年目のビジネスマナーの教科書」
こちらの本の概要としては社会人としてのビジネスマナーを身だしなみ、基本の挨拶から婚礼葬儀とあらゆる場面のマナーについて事細かく書かれている本です。
凄くいいと思ったのが、マナーを教えてくれるのはもちろん、そのマナーの裏にある意味や何のための心遣いといったところについての説明が書いてあるので、自分の中に腹落ちがしやすかったのが凄くいいと思いました。
絵や大事なところは箇条書きや太字になっているのでサクサクと読めました。


2.得た学び


学びはたくさんありましたが、大事な学びは日報に掲載したので、こちらでは簡潔にまとめます。

・マナーは思いやり
マナーには他人に対する気遣いの「心」が込められてあり、これを身につけることで相手は「心」を開いてくれる。このことはビジネスではとても大事だと考えています。

・5W3H
ビジネスではこのフレームで物事を考えることにより、物事を簡潔に、わかりやすくまとめることができる。なお自分の現在何が足りないのかが一目でわかるため、仕事の無駄が省ける。

・伝える時はわかりやすく、簡潔に
ビジネスでは時は金なりであるため、簡潔にまとめることにより相手も自分も無駄なコストを掛からずに済む。また相手にはストレスなく読んでもらえるため、気持ちよく仕事を進めることができる。

以下は備考です。(各章毎に学びをまとめてみました)
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例:
○章(その書のテーマ)
前提:この章の全てのトピックに通じるもの
・その章の学びのトピック
└学びをブレイクダウン、抽象化してわかりやすく
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以下が学びです。


2章(コミュニケーションの基本)
・挨拶には心を込めて
└言葉はもちろん口調や態度も一致させることが大事!
└常に自分から挨拶、相手の立場や欲しい情報を考えて自分から提供する


3章(話し方聞き方の基本)
・会話は仕事をスムーズにする
└わかりやすい話し方(結論から言う)
└好感をもたれる話し方(態度表情相槌相手にあった言葉遣い)
・会話の印象
└すみませんよりもありがとう
└無意味な口癖は避け、クッション言葉に昇華させることによって相手に受け入れてもらう
└あとよし言葉←これ出来てない
・言葉選び
└否定形命令形をやめ、肯定系や決定系で話す


・聞き上手とは?
└相手を否定せずまずは受け入れる
└話してくれてることに対して感謝を忘れない
└相手に質問をすると理解が深まり、相手も話したくなる
 └質問は相手が欲しいところにあえて投げるか、5W3Hに基づいて投げる

4章(電話対応)
前提:
相手が見えない分、口調や話態度をより大事に!
・かける時
└相手の都合を伺いできる限り要点をまとめてからかける5W3H
・受ける時
└メモは常に
└電話相手には感謝の気持ち
└中継ぎの場合は相手を待たせず要点をまとめ、手順よく進めることが大事
・クレーム
└怒ってくれることにまず感謝の気持ち
└冷静に的確に先方の意見を捉える
└納得してくれない時は上司に意見を仰ぐ

5章(敬語)
丸ごと覚える!!!
(日本語って難しい。。。)

6章(指示報連相)
前提:
仕事は上司からの指示から始まり仕事をスムーズに且つ正確にこなすためには報連相を大事に!
・指示
└指示を正確に理解する
 └指示は5W3Hに基づきメモをし、わからないところを洗い出す
 └分からないことは指示もらった時点で聞く
・報連相
└上司とのゴールのイメージを一致する
└困ったことがあれば、要点をまとめてすぐ相談←自分で考えてから!
└トラブル、終了時はすぐ報告する。途中経過は聞かれる前に報告する
 └聞かれるまで黙ってるのはNG
 └数字系は文章に起こして報告すると良き
└相手の都合を考える
 └報連相は要点を明確にまとめ、長くなりそうならあらかじめメールするなり連絡を入れてから
└相談でゴールを教えてもらうのではなく、アドバイスをもらう気持ちで

7章(来客対応)
前提:
自分が会社の顔になることをここでも意識!
・来客対応
└お客様がいたら無視しない、対応する
└お客様を待たせない
└案内は前を歩く←プライベートと違う!
・席次
└来客は上座
 └会議室の種類によって上座が変わるため、席にあった席次を覚える
 └乗り物系の上座もまた変わってくるため、これも覚える

8章(他社訪問)
前提:
相手から貴重な時間を頂いてることを忘れずに、有益な情報と提案をするを常に意識!
・訪問
└アポは目的をちゃんと相手に伝え、相手の判断に委ねる
└訪問先の情報はもちろん自社の情報も案外大事
└持ち物や身だしなみは再三チェックする
└名刺交換は胸の高さをキープしつつ、相手より下の位置で持つ

9章(ビジネス文章)
ビジネス文章は人に読まれることを特に意識
└丁寧かつ簡潔に
 └文章を短く
 └結論から書く
 └箇条書きを活用
 └5W3Hのフレームでまとめる
・種類によって使うフレームも違う
 └頭語、結語はいろいろあるから覚える!


10章(ビジネスメール)
・メール
└緊急時は不向き
 └メール送った後に電話するなりして、確認してもらう
  └最重要は送信前にも電話する
└返信は早く!
・文字だけのコミュニケーションだから誤解は生じやすい
・社外のメールはミス厳禁
 └見直し絶対!!
・転送時は送信元に許可を取る
・CCはカーボンコピーの略
└身内のチームや会議の招集に使う
・BCCはブラインドカーボンコピーの略
└案内や広報につかう
└間違ってCCで送っちゃったら送信先に削除依頼する
・メールは基本テキストモード!←山田さんによく言われてた。。。


11章(会食)
・来賓には上座を
└テーブルの様式によって違うのでその都度変わる
・会計
└会計はさりげなく
└自分のクレジットでやると会社の金で自分にポイントたまるからよくない
・洋食
└イギリス、フランス、アメリカスタイルがある←面白いから別で調べてみる


3.自分の行動に活用すること


基本的にこの本に乗ってるマナーはほぼ私が今まで意識してこなかったことばかりなので、全部活用したいところですが、重視していきたいところは3点あります。(学びと被ります)

・マナーは思いやり
今まで人を思いやることが出来ないと言われて来ました。この本を経て、まずしっかりとしたマナーを身につけて、人を思いやれる人間になりたいです。
・5W3H
日報、前項の学びでも述べた通り、5W3Hのフレームでより仕事のやり方をスマートに考えられるようになりたいと思いました。
・人に伝える時は簡潔に
今までの文章や説明には主観も交えグダグダ書いて書くことが多かったので、
この具体化⇄抽象化の力を意識して仕事の無駄を削いで行きたいと思います。