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【アドバンス対応】クロニクルで爆誕!テスタロッサ型クローシス墓地ソースデッキ解説


・はじめに

こんにちは。Kai/カイです。

皆さんはクロニクルで楽しんでいますか?今回はそんなクロニクルデッキのアウトレイジビクトリーで追加された新カードを使った墓地ソースを簡単にですが解説していきたいと思います。文章の疎い部分も多々あると思いますが、最後まで見て頂けたら幸いです。


・デッキリストと概要

今回解説するリストは以下になります。

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上段から、

灼熱の闘志 テスタ・ロッサ×4
勇気と知識 テスタ・ロッサ&アリス×4
カツラデランス/「アフロ行きま~す!!」×4
一なる部隊 イワシン×4
電脳の女王 アリス/不埒な再侵入×4
反逆龍 5000typeR/無法頂上会談×4
龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢×4
灼熱連鎖 テスタ・ロッサ×4
盗掘人形モールス×1
暗黒鎧 ダースシスK×1
不敵怪人アンダケイン×1
熱血武闘 カツキング×4
暴走龍 5000GT×3
零龍

となります。(GRについては下記で解説します。)

このデッキでまず目指したいのは3~4ターン目でのGTかtypeRの着地です。まず各種テスタ・ロッサどちらかを着地させ、熱血武闘カツキング(以下カツキング)を墓地に送ります。次ターン開始時にカツキングを自身の効果で蘇生、そのコストにテスタロッサを破壊します。この時、灼熱ドロンゴーで灼熱連鎖テスタ・ロッサ(以下灼熱連鎖)を出すことによりカツキング蘇生での復活の儀で2枚、灼熱連鎖効果で5枚増やすことで最低でも7枚墓地を増やします。この時灼熱連鎖の効果で灼熱の闘志を蘇生させることで+1枚、イワシンを絡めることで更に1枚~墓地を増やすことが可能です。

一見要求値のかなり高いコンボですが、新規テスタ・ロッサがどちらも手札交換できる点、無法頂上会談や終焉の開闢、新規の電脳の女王アリス(以下アリス)で山札を3枚掘ることができる点を考慮すると4ターン目でのコンボ始動はそこまで難しくないと思います。

また、コンボを始動させなくても従来通りの墓地ソースの動きができる点や、墓地メタに対してもテスタ・ロッサ一枚からリカバリーできる点等がこのデッキの特徴であり優位性であると考えます。


・各カード解説

ここからは各カードの採用理由について触れていきたいと思います。

メインデッキ

灼熱の闘志 テスタ・ロッサ

灼熱連鎖の種その1。手札を-1する代わりに2枚墓地を増やせるこのデッキで一番優先したい初動。確定枠。

勇気と知識 テスタロッサ&アリス

灼熱連鎖の種その2。2ターン目に赤が置けないときに青単色で初動になる点が優秀。また、心許ないが受けにもなる点で評価が高い。確定枠。

カツラデランス・「アフロ行きま~す!!」

このデッキは早期決着を目指す関係上2ターン目に初動を使えないと速度負けすることが多々ある為、上記2枚の嵩増しで投入。調整枠。

一なる部隊 イワシン

墓地ソースにおける潤滑油。このデッキでは従来の墓地ソースより手札管理が難しい為、より重要度が高い。確定枠。

電脳の女王 アリス/不埒な再侵入

クリーチャー(アウトレイジ)で墓地肥やしが出来るためカツキングとの相性がよく、また下の呪文も受けが乏しいこのデッキにおいて受けでありつつ即座に反撃する足掛けになる優秀なカード。1~2枚は調整枠。

反逆龍 5000typeR/無法頂上会談

上面はこのデッキにおけるフィニッシャー。手札以外の踏み倒しを防ぐ効果の刺さりがよく、3点飛ばせる点も重要。下面は1枚で3枚墓地を増やせるうえ、手札の調整が行える優秀なカード。ただこいつがいる時は灼熱連鎖で蘇生できない点は注意。確定枠。

龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢

上面はtypeRやGTで突破できない大型を除去できるサブアタッカー。自身もtypeRやGTで破壊されないところが大きい。下面は3枚墓地を増やした上でクリーチャーを回収できる潤滑油。状況に応じて灼熱連鎖を回収する。確定枠。

灼熱連鎖 テスタロッサ

このデッキのキーカード。自身だけで墓地を5枚増やせる上、このカードで踏み倒すテスタロッサは墓地から蘇生することから復活の儀とも相性がいい。また、灼熱ドロンゴーは相手のターンでも使用できる為、盤面にテスタロッサを用意できるかどうかでこのデッキの出力が大きく変わってくる。出す効果が強制なのは注意が必要。確定枠。

盗掘人形モールス

G0で墓地からクリーチャーを回収する殿堂カード。モールス→typeR→破壊の儀でモールス回収はよく使う動きであり、この時手札の儀達成のために回収しないこともできる器用なカード。確定寄りの調整枠。

暗黒鎧 ダースシスK

手札は消費するものの1枚で3枚墓地を増やせる殿堂カード。出したテスタロッサを即座に破壊し灼熱ドロンゴーが出来ることから、相手の意表を突いて1ターン早くGTかtypeRを着地させることができる。確定寄りの調整枠。

不敵怪人アンダケイン

出したテスタロッサやカツキングをコストにすることで1マナで出すことができる殿堂カード。手札が0の状態からテスタロッサやアリスを蘇生して手札調整ができる点で採用。調整枠。

熱血武闘 カツキング

このデッキのキーカードその2。ただ灼熱連鎖の種になるだけでなく単体でSA、Wブレイカー、6000以上アンタップキラー、ドロソを兼ね備えたパワーカード。このデッキでは小型はGTやtypeR効果で破壊されるためアタッカーにならないことから、小型を破壊して出す実質クロスファイアのような運用もする。確定枠。

暴走龍 5000GT

このデッキのフィニッシャー。typeRとはメタの範囲、ツインパクトかどうかが差別点。フィニッシャーとしての用途がメインな関係上typeRと比べるとどうしても優先率は落ちる。2枚確定で1枚から調整枠。

零龍

このデッキの速度を1ターン上げてくれている張本人。このデッキから零龍とGRを抜いてオリジナルでも運用することはできるが、速度とメタ耐性が大きく落ちるためお勧めはできない。

GRゾーン

GRについてはGTやtypeR下で使用できないことが多い為、ここでは採用候補のカードを上げていくので、実際に触る際には下記の候補の中から自分に合うカードを使ってもらえるといいと思います。

ドドド・ドーピードープ、ヘルエグリゴリ-零式

GTに引っかからないアタッカー。ドドドはデメリットがあるため注意。

全能ゼンノー

相手のSA等を防げる万能カード。しかしこのデッキではフィニッシャー群との相性が悪いため採用に難あり。

バルバルバルチュー

手札補充できるカード。マナドライブに縛られないのが強み。

サザン・エー

手札補充できるカード。こちらはマナドライブがある分、盾を減らさずに2枚引けるのが強み。

オレちんレンジ

トップの純度を上げることができる。

オーマ 丙-二式

破壊時に闇のクリーチャーを回収できるのでモールスやオブザと相性がいい。

ポクタマたま、トムライ 丙三式

ミラー等墓地利用対策。

上記以外にも優秀なGRクリーチャーは居ますが、本デッキで採用を検討するときはとにかく各場面での腐りにくさと後続に繋がるかを重視してもらえたらあとは自分の好みで積んで大丈夫です。

・採用候補、不採用カードについて

この項目では採用候補のカードや、不採用にしたカードについて解説します。

百万超邪 クロスファイア

調整段階では入っていたカードです。墓地ソースといえばこれというカードではありますが、本デッキでは手札管理が従来の墓地ソースより難しく手札に抱えていることが出来ず、後々拾うならGTやtypeRを優先するといったこともあり抜けていきました。調整枠と入れ替えて採用するのはアリだと思います。

赤い稲妻 テスタ・ロッサ

昨今で大暴れしているメタカードであり灼熱連鎖の種。強力なカードではありますが、やはり墓地ソースということもあり序盤から墓地肥やしをしたいこと。また、灼熱の闘志と勇気と知識は登場時に手札を捨てることで墓地の枚数を±0にできることに対して、こちらは出すと墓地が-1されるのがかなり大きく不採用になりました。

ほめほめ老/ホメホメ老句

アフロと入れ替え候補なカード。墓地肥やしのアドバンテージを得られる代わりに相手に捨てさせるリスクがあります。諸説ありますが、今回は手札の質を重視したためアフロを採用しました。

フェルナンド・ソシュール/プライマル・スクリーム

こちらもよく従来型に採用されているカード。単純に4マナが重いというのもありますし、赤青を主軸で動くデッキということもあり黒単色という色の噛み合いの悪さも相まって不採用になりました。

冥界の不死帝 ブルース/「迷いはない。俺の成すことは決まった」

2マナの初動でカツキングの種になれるアタッカー。上記でも話したとおり黒単色がそこまで強くないことと、下の呪文を本デッキでは生かしきれないと判断し不採用になりました。

終末の時計 ザ・クロック

確実に1ターン稼ぎながらカツキングの種になれるカード。今回は自分の動きを重視したためふさいようになりましたが、色も青単色と悪くないこともあり、採用する価値は大いにあると思います。



本デッキの解説は以上になります。本当に簡単な解説でしたが、まだまだ研究する余地のあるデッキタイプだと思うので是非一度触ってみて頂けたら嬉しいです。

それではここまで記事を読んで頂き、本当にありがとうございました!

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