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オレンジ食べ過ぎによる肌が黄色くなる原因

 前回の投稿で、みかんやオレンジを食べすぎると、肌が黄色くなることを伝えた。このことについて、今回は記事にしようと思う。

柑橘類食べ過ぎによる柑皮症

 みかんやオレンジを食べすぎて、手のひらや足の裏、顔が黄色くなる症状を柑皮症という。この柑皮症自体には体に害はなく、みかんやオレンジの摂取をやめれば戻るのだが実はその柑皮症になるまでの過程に問題があるという。

 前回の投稿で、オレンジにはベータクリプトキサンチンという成分が入っていることをお伝えした。この、「ベータクリプトキサンチン」が、皮膚を黄色く見せている原因ということがわかった。

ベータクリプトキサンチン

 ベータクリプトキサンチンは、体内に入ると主に肝臓でビタミンAに変換される。しかし、摂取しすぎると変換できなくなり、余った分は血液中の脂肪に溶けて皮膚に沈着する。
 脂肪に溶けやすいことから、体に脂肪があると柑皮症が出やすいと考えられる。

 言い換えれば、少量の柑橘類で柑皮症になる人は、血管に流れる脂肪が多いと考えられ、糖尿病や脂質異常症などの体に脂がたくさんたまりやすいような病気の恐れがある。他にも、ビタミンAに変換できなくなっていることも考えられ肝臓が弱っている可能性もある。

まとめ

 柑橘類を食べすぎて、肌が黄色くなることを柑皮症という。柑皮症はベータクリプトキサンチンがビタミンAに変換されなかったものが肌に色素沈着することをいう。

⚠️少量の柑橘類で肌が黄色になれば、注意が必要だ。

オレンジは体に良いが、摂取しすぎると体に悪い影響をもたらすので、適度な摂取をしなければならないことがわかった。



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