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本から生まれたエッセイの本

手元に残っている本たちを見ると、
自分の歴史の変遷のように偏りがあって面白い。

1年前までは、web系やマーケ系のハウツー本が
やたら多かった気がする。

必要なときに必要なページだけ見るから、
読了しているものは少ない。

いつも足りないものを外部に求め補完しては、
ちょっぴり賢くなったような気持ちになるけど、

前提が足りない足りない星人だったから、
何冊買っても満たされず、しんどかったなぁ。

なんて今だから思える。

この1年、身の回りの環境も大きく変わり、
今は大好きなモネの本や、友達が勧めてくれた本、
詩集など、その時々に心が触れたものをチョイスしてるから、めちゃめちゃバリエーション豊か。

そんな最近のお気に入りはエッセイ。

昨年ご縁あってお知り合いになった方が、
共著で出版された本
『本から生まれたエッセイの本』は、

その名の通り、16人の方々が、
指定された複数の課題本からインスパイアされたことを自由に表現しているエッセイ集。

見開き2ページで1話完結の構成だけれど、
目の前に浮かんでくる光景は、
1冊分になるくらいのストーリーが凝縮されている。

日常の何気ないやりとりの中で、
伝わりきれなかった愛や受け取りきれなかった愛が、
文章を通して昇華されていて、
めちゃめちゃ温かい気持ちになる。

そう言えば小さい頃、
夏休みの宿題にあった読書感想文。
あれって、書いてきた文章をみんなでシェアする機会なんてあったっけ。

夏休み後半に焦りながら、
あとがきを必死にまとめてた記憶がうっすら、、、

あの子は同じ本から
どんなことを感じていたんだろう。

受け取り方は宇宙の星の数ほどあって、
一つ一つが輝く個性。

久しぶりに文章を書いてみようと思ったのも、
じつはこの本と出会えたおかげ。

テレビをつければ暗いニュースばかり流れるけど、
あたりまえにやり過ごしてしまっている『愛』に気づければ、優しい世界が拡がると信じてる。

何かに怯えて萎縮するのではなく、
自由に安心して自分を表現する。

そんな身近に溢れる『愛』に
さりげなく気付かせてもらえるエッセイ。
やっぱり好きだな。

今日も1日ありがとう。

#本から生まれたエッセイの本
#三日坊主クリアまであと2日
#ハードルは低く夢はでっかく

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