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2022/3/20 MIVRO練

最近は花粉症がピークで体調が悪い。また朝と日中の寒暖差のせいか、とても疲労が溜まっていたが、いつものチーム練へ。日中は大分暖かくなって来たが、朝はまだ寒い。移動中の圏央道相模原ICの温度計は3℃だった。路面は雨上がりで若干のウェット。今日も雛鶴へ行くとのこと、だが路面が危ないチーム右京の横は避けて、道志ダムの方から行きましょうとのこと。メンツ的に前の班で走ることにする。影武者、遼太郎、K氏、私の4人。影武者、K氏と走るのは久しぶり。特にK氏はとんでもなくローテがヘタクソ、その上強くないとの記憶しかない。神奈川カントリーの登り切ったところで一旦集合とのこと。神奈川カントリーの下りは危険で私も含めて数々の落車が発生しているので。危機回避大事。

いざ、練習スタート。この4人では一番強いのは私か、K氏かといったところ。一番弱いのは影武者で、おそらくAve4倍がいいところかな。ローテーションは一番弱い人を基準にしないとリスクが上がると考えている。遼太郎、私、K氏は5倍で回せる気もするが、それでは影武者が無理しすぎて落車するリスクが跳ね上がる。必死で食らいついているときほど、ハスッたり前の異物に気づかずに突っ込んだりしてしまう。また、春先の田舎道は路肩に砂利が撒かれていたりして危険がウォーキング。なので、削り合うような練習はあまりしたくない。こういうときはチームとしての呼吸を合わせるスムーズなローテーションの練習をしたいのだが、約1名そうではない人間が紛れている。正直、ローテーションする気ないならチーム練来ないでソロ練してろよ、と思う。空回りおじもそうだが巻き込み落車のリスクを上げるだけ。もし、「俺つええ」がやりたいなら、修羅の蠢く最終班に行けば良いのだ。皆喜んで迎え撃ってくれる。

一部、不快な思いをしながら、影武者に登坂の技術を教える。私も坂は得意ではないので、坂の走り方を工夫してるうちに少しは対処できるようになった。うちのチームで5分坂が強いのは超合金、監視官、D治郎、なるる、ゆーや、大佐あたりか。私も中高年のなかではやる方だが…。相模原のこのあたりは小刻みな坂がいくつも続く、タフなコースなのだ。影武者は「ザ・誠実」といった感じの走り方で坂を登ることだけで考えれば私とパワー的な差は殆どないのに、ペーシングが悪いので無駄に消耗してしまっている。一番の問題はペダリンス効率な気もするがそれは後述する。その辺をレクチャーしながら走る。最後、神奈川カントリー前の通称勇人坂で遼太郎を追い立て、L5からL6出させる。ずっとL5キープ出来ていて、なかなか頑張れた。一旦そこで待機。しばらくすると超合金、ゆーや、なるるあたりがゴリゴリ踏みながら駆け抜ける。10倍は出てそうな雰囲気だった。

全員集合して、秋山村のGSで再集合。よくわからない班わけでスタート。遼太郎、影武者、私の3人になってしまった。3人でペース併せて雛鶴神社まで、そこからはフリーで、影武者は秋山トンネル〜雛鶴トンネルまでのセグメントでPB出すように、私と遼太郎は最後の雛鶴トンネル前でベスト出せるように脚を残して走るようにと偉そうに練習のテーマを授ける。はじめは3人で4.5倍くらいでローテしていたが中盤以降、やはり影武者がキツそう。影武者に前引かないでツキイチしてろ、と声かける。遼太郎はパワーメーターつけていないのにペーシングが上手い。パワーメーターないから、流石に瞬間的にパワーが出過ぎていたり、出なさすぎていたりするときがあるが、アベレージで帳尻をあわせるのが上手い。影武者もメーターつけてるんだから、こういうのが上手くなればいいのにと思う。さて、饅頭屋が過ぎて流石の遼太郎も私に先着するのに堪えきれなくなったか、少しずつ抜け出る。私は影武者の前をずっとひいていて遼太郎を捉えられる範囲で泳がせていたが、雛鶴峠の歌碑が左手に見えるくらいのところでもう追わないと追いつかないと、一気に5倍オーバーで踏む。影武者は瞬時に心が砕けたようだ。野菜の無人販売所を超え、差を縮めるもまだ遼太郎は捉えられない。雛鶴神社の横で、あと一息となる。最後のつづらで一気に遼太郎を捉えてツキイチ。ここでペースを緩めて遼太郎の出方を伺う。最後、焦れて遼太郎が上げるが、私が被せて最後まで上げる。遼太郎が追いついてくるようだったら最後もうひと踏みできる状態で後ろを伺っていたが、もう諦めてしまったようだ。そのままゴールし、トンネル入り口で影武者を待ち、皆が待つ集合場所へ。

解散前の集合写真


ここから高尾山口駅前のいなコッペというパン屋へ。ここはローディーに優しいパン屋さんでバイクラックも併設されている。コロッケパンとなにかもうひとつ食べた。写真もとらずに食べたので覚えていない…。

オレンジジュース

その後、なるる、ゆーや、超合金と帰路へ。12時ちょうどに家に着いてよかった。TSS263だったので、抑えたわりに頑張った模様。いい練習できた。



ペダリング効率について

正直、私もあまり偉そうなことは言えないのだが、登坂が苦手な人は大抵、ペダリング上死点の処理が苦手と感じる。影武者の場合は上死点が詰まっているように思える。本人なりにいろいろ対策を講じているようだが、こればかりは本人で答えを出すしかない。第三者の私から見ると、上死点での接線方向の蹴り出し(ほぼ水平方向)が上手くいっていないように思える。4時くらいからのペダリングが強いので、踏み出しが遅いのか、サドルが高すぎるのか、どちらかと思う。上死点が蝶野正洋のケンカキックのようにトルクかける練習をすれば克服できるのではなかろうかと思ってはいるが…。あくまで私の意見なので、本人には黙っておこう。

上死点はこんなイメージで

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