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2021.12.25 東京都選手権 DNF

タイトルから出オチですが、東京都選手権にて落車DNF。鎖骨骨折により緊急搬送。これを記載している2022.1.124現在ではもう一か月前のことだが、記憶が薄れないうちに記録としてとどめておくことを目的に。なお、DNFのため、ほぼ写真なし。

当日は朝方5時に出発、ゆかりん、たくみん、大佐、監視官と出発。珍しく順調に時間ぴったりに着く。現地には開場前につき、急ぎ試走の準備。

試走前にゆーや氏と合流し、みんなで試走。懸念の監視官に大佐とゆーやから離れずに走るように伝え、試走完了。雨上がりでウェットだったが、試走段階では結構渇いておりきており、なんとかなりそうだなと思った(フラグ)。


あっという間に準備の時間は終わり、クラスAのスタートへ。人数が少ないからか、普段のJBCFとは異なり、スタート前の整列が全然ないし、どうせだから一番前を陣取る。しばらくしてローリングスタート。いきなり監視官がかかっており、ずっと戦闘、いや先頭。試走時にゆーやと大佐の前を走るのが監視官の役割だよと伝えたはずだが。私とゆーや、大佐は集団前方に位置して大体固まって走っていたが、監視官のみ何故かずっと先頭。逃げができたときも何故か先頭で追いかける。いつのまにか、単独逃げと二人で逃げてるような形で集団から中途半端に飛び出して、自分でもどうしていいのかわからない感じ。集団はとにかく牽制している感じ。仕方ないので、監視官を追いかけて集団に戻るように促す。基本大佐とゆーやの前にいるのが仕事と再度口頭で伝える。この時点で3周回だったか。それからはいちいち、アタックがあるたびに監視官が追いかけようとするので、犬じゃないんだから積極的に追わないでいい、誰かが追ったら後ろついていけばいいと伝えるも、脳筋モードに入っているので会話が成立しない。そうこうしてたら7周回目に大佐がカウンターアタックを仕掛け、単独逃げる。監視官が私に2テンポ遅れてどうしますか?と聞いてくる。2テンポ前なら大佐と一緒に逃げても良かったんだがもう遅いのでさがるように指示したつもりだったが、こともあろうに逃げているチームメイトを監視官が追いかけかねない勢い。監視官に逃げているから抑えて!と変わって先頭に出て集団のペースを緩める。そのまま大佐との時間差を引き上そうと集団を縦に伸ばすべく、緩めで走る。周回の最後のヘアピン前で大佐との秒差を数えながら、集団先頭でヘアピンに差し掛かる。ヘアピンもゆっくり走っていたので一人、左側から私を抜き、私も特に気にせずヘアピンの出口に差し掛かる。メーターではこのとき25km前後を指していたと思う、いきなりフロントタイヤがずりっとすべり、そのまま落車。なんともだらしない落車の仕方だが、私らしいというかなんというか。あとで体を見るとウェットな枯れた松の葉がいっぱいついていたので、これにフロントタイヤをずるっと取られた模様。思い返せばフロントタイヤ、交換しようと思いつつずっと交換していなかった。このあたりが落車の原因かと自分では思っている。

落車した瞬間、速度がゆっくりで下ハンドルを握っており、ハンドルから接地するような転び方だったので、咄嗟に右手をついてしまったと思う。転び方としてはゆっくりだったが、衝撃が肩に行ったのが分かった。幸いにも転んだが単独落車で私が集団を蓋してチンタラ走っていたおかげか、後続は巻き込まないですんだようだ。転んだ直後、すぐ集団に復帰しようとまず骨折していないかチェック。骨折しているときは手が上がらないと聞いたことがあるので直後に右手を上げるといつもどおり上がる!これは折れてないと思った直後、鎖骨がぐりんと動いたのがわかる。ん、こんなところに関節あったか?としばし自問自答。。。いや、ないぞ、これ折れてんな、と確信。そこに審判員が駆けよってくる。審判もDNFではないと思っていたようだが私はDNFの意思を伝える。まあ、転んだ速度はゆっくりだったからね。鎖骨を審判員に見せたら、脱臼しているだけで折れてないかも?とのこと。私には折れている確信があったが。そうこうしているうちにドクターが来てくれたが、どうも私は休憩している間に体がパニック症状を起こしているようで、視界が全体的に白みがかっていて普段の3割くらいしか前が見えなくなる。ドクターからは貧血状態と告げられ、救急車を呼ばれることに。
そこからひたちなか総合病院に担ぎ込まれ、レントゲンを撮った結果鎖骨骨折で手術が必要とのこと。こりゃどうにもならんなと東京からチームメイトのファントムにラインでヘルプを要請し、私は車を置いて東京に帰宅。

ファントムに送迎されている図。妻にLINEしたところ、もっと苦しめとのありがたいお言葉を頂戴する。


なんとも歯切れのわるい2021年最終戦になってしまった。
調子はとてもよく、おそらく最後まで足きりになることはなかったと思う。落車したことでご迷惑をおかけした方には、この場を借りて謝罪させていただきたいと思います、いろいろ申し訳ありませんでした。
監視官にはレース中に偉そうに口出しして自分が転んでしまっては顔向けできないけど、そもそも向けられる顔なんてないのでいいか(/ω\)

鎖骨をへし折りいつになく弱る父親をみてはしゃぐ娘

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