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2022 GW MIVRO合宿
毎年GW恒例のMIVROイベント。今年は3Daysの山岳ロングライドとのことで参加した。毎年、GWイベントのせいか、5月前半は調子を崩している気もしないでもない。
一日目 2022/5/3 (月)
MIVROイベントの朝は早い。この日も朝7時30分に集合。時間だけ見るとそんな早くないように思えるが集合場所が青梅なので、朝5時40分ごろに家を出た。相当なエネルギー消費が見込まれるため、朝からしっかり食事したりするので結局4時起き。集合場所までは多摩サイ経由で行く。途中、玉川兄弟の顔を見て行く。さいたま市民の井沢屋惣兵衛(見沼代用水を作った人?)みたいなものと解釈してるが真相は不明。
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羽村櫃から青梅まで数キロ走り、集合場所へ到着するとたくみんが先着していた。これからのライドに備えてガッツリ栄養補給。この種のイベントは食べれる時にこれでもか、と食べる必要があることを経験から学んでいる…。そうこうしてると皆集まって来た。メンバー的にはいつもの感じだと思ったが、お久しぶりの堺くんが参戦して一気にテンション上がった。マツキングは遅刻とのことで、待たずにスタート。キングなら追いついてくるだろうと思ってたが、実際すぐ追いついて来た。
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青梅から飯能へ抜け、秩父へ。芦ヶ久保のあたりに着くと連休中なので、既に渋滞。ミューズパークのあたりを迂回して山伏峠へ。たいした斜度でもなく淡々とこなして、先にゴールした大治郎くんがカメラ構えてるの見て最後だけ出してる風にしてはしゃぐ。
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山伏でなるるんと境くんは離脱。なるるんは調子いいので体調を崩したくないとか、賢明。そこから小鹿野方面へ行き、志賀坂峠の入り口のコンビニで休憩。休憩後、志賀坂峠へ。距離は長かったが、斜度はそれほどでもなく、まだ元気なのも相まってソツなくこなした。走ってて今回の峠の中で一番気持ち良かったかも知れない。
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志賀坂峠が終わり、勇人くんとはここでお別れ。ここまで来てようやく半分に満たないという衝撃。疲労は既にそこそこある。川の駅上野にて、トイレとドリンク補給のみして急ぎ十石峠へ。昼飯のカレーに間に合うよう皆で急ぐ。十石峠がまた長い…。サラ脚ならともかく、ここまで100キロ近く走っている脚には堪える。どうにかこうにか耐えてゴール。このあたりから感情がなくなって来た。メンタル的に疲労が蓄積していたようだ。なので写真も大分減ってしまった。精神的なゆとりがなくなって来たようだ。
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十石峠を越えて、佐久穂でランチ、カレーの予定だったが、シャレオツなカレーランチはライス切れで不成立。ガストでランチ。空腹の反動でデザートも食べてしまった。
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昼食終えて、甲武方面に向かうのだが、あと1600登る必要があるらしい…。この時点で気持ちが相当萎えた。ここからはあまり記憶も写真もないが、立原高原を抜けて甲府方面に向かう。苦しみのまま、なんとか今夜の宿、湯村ベースに着いたのは19時頃。
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急いで着替えたり、洗濯したりお風呂入ってようやく夕食。夕食はジョリーパスタでトマトパスタ。生ビールも飲んだ。当初の予定通りハードな一日だった。
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二日目 2022/5/4 (水)
甲府の朝は寒い。たくみんが眠れなかったのか、朝4時に起きて来たので私も起きてしまう。まあ4時間寝れたからいいか、と朝食とりつつ準備。脚の様子は全然回復していないため、絶望感しかない。ただ、家の方向に向かって行けるので少しずつでも家に近づいていることだけが希望か。集合場所に向かうと二日目のみスポット参加のきよっPがいてテンションMAXに。その後女帝もきてビックリした。ということで二日目スタート、まずは和田峠へ。
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和田峠を抜け大治郎くんがここで離脱。大治郎くんはデカいリュックを背負って登坂。その後、昇仙峡へ向かう。パワーが全然出ないので淡々と登るしかない。岩に名前がところどころついていたようだが余力なし。
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昇仙峡を抜けるとダム湖があった。ここでみんなで集合写真。やはり、練習会とは異なり、イベント感あるが、肉体的には練習会よりもキツい。
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ここからクリスタルラインに入り、乙女湖に向けて進む。乙女湖まですぐかと思っていたが、なんだかんだで1時間以上登坂してたような気がする…。乙女湖まで行けば、今度は大弛峠なのだが。合宿一日目の登坂でさすがに登りに慣れたのか、マイペースでならそこそこの距離踏めるようになって来たようだ。そうこうしてたら、左クランクに違和感が…。なんか遊びが多いなと思ってたらガコンっと外れてしまう、衝撃の体験。クリートが外れたと思ったらクランクが外れてた。整備はキチンと、専門家のところでやろうとの教訓となる。下りで踏んでる時に外れないで良かった。超合金にサクッと治してもらい、登坂再開。
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信州峠を抜けて乙女湖に着いてトイレ休憩及び補給を。そこへキャンプ場のご主人が歩み寄り、大弛峠はゲート閉まってるから登れないよ、とのこと。ここ最近でこんなに心の底から笑顔になれたことはないかもしれない…。大弛峠は夏にリベンジすることに。ここをパスできれば、柳沢峠抜けて、風張峠抜けたら武蔵五日市だ。その前に昼食かと喜び勇んでいたら、超合金が先に柳沢峠登りましょうと。いずれ登るんだし、とっとと登ってしまおうと覚悟を決める。
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柳沢峠は20キロくらいか?長いし日陰ないしで大変な記憶しかないが、マイホームへ近づいているという事実が背中を押す。ちんたらと、普段なら考えられない、4倍以下のパワーで登坂。登り終わった時にはお昼過ぎていた。空腹でうどんに目が釘付けだったが、道の駅丹波山でお昼にしようと。
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丹波山まで急ぎダウンヒル。別に急ぐ必要ないんだけど、腹減ってるから皆急いでいた。手持ちの補給食でなく、ちゃんとしたご飯が食べたいのだ。んであっというまに丹波山へ。鹿カレーライスを食べる。普通のカレーの方が食べたかったが鹿入りしかなかった。
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丹波山から本来は風張峠に直行する予定だったが、大弛峠飛ばしたので今川峠に行こうとのこと。確か、丹波山から風張方向の今川峠ってローラーコースターのところ激坂だったよな、と思いながらも感覚が麻痺ってきているので承諾。きよっPと女帝とはここでお別れ、きよっPは柳沢峠を登って塩山方面から帰るとのこと。なかなかの快男児…(MIVRO的には)。今川峠も粛々と、ちんたら登り、なんとかゴール。ここは頂上に目印的なもの何もないし、疲労しているので写真もなし。んで、奥多摩湖をこなして風張峠へ。東京ヒルクライム 奥多摩ステージのコース。相当疲れているんだが、なんども登っているので不思議とホーム感がある。全然遠いんだけど。例の如く粛々と登る。思い出してみるとこんなに喋らないことは今までなかったんじゃないかと思う。たくみん曰く、私は3回しか発言しなかったらしい…。
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風張峠を抜けたら、後は檜原街道を下るのみ。檜原街道ダウンヒルはもう何度もやってるので、容易いことよ、と言いたかったがさすがにGW。渋滞がひどかった。なんとかかんとか武蔵五日市につき、二日目ゴール、ここで各自解散。この時点で5時とか。ここで各自解散、皆自宅へ帰還する。合宿三日目はどうするか悩んだが、ペース上がらないし、怪我したらシーズン棒に振りかねないので出発地点に行って写真だけ写ってしれっと帰ってくるつもりだった。
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三日目 2022/5/5 (木)
朝4時30分に起きるも、全然回復していない…。当たり前か。泥のように重い体にムチを打ち、集合場所へ向かう。高尾近くの町田街道の交差点でチームメイト、イケメンを見かける。おそらく三日目の合宿にスポット参戦するんだろうが、フレッシュな姿を見て眩しく直視できなかった…。集合場所には先にたくみんが来ており、今日はスタート直後の大垂水で引き返そうと示し合わせる。しばらくするとザ・エイジも来た。マツキング、超合金も来て、今日は総勢6名らしい。私とたくみんは大垂水で離脱することを告げると、ザ・エイジに雛鶴まで行こうと乗せられてしまう…。
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何度も登坂した大垂水だが、これまでで一番のんびり登ったかも知れない。それでも普通に中切れしそうになる…。雛鶴までならすぐだ、と頑張るも、相模湖あたりでふと気づく。雛鶴まで行ったら往復100キロ行くし、なんなら普段のチーム練と変わらないぞ、と。もはや、ここまで来たら引き返せない、雛鶴まで一踏ん張りする。最後の雛鶴神社前の登坂で、なぜかマツキングがアタックかける。普段からは考えられないキレの悪さだったが、すんなり決まりかけるも、たくみんがチェックに入り、二人とも視界から消えていく。
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私も最後出し切って終わるか、とばかりに前のザ・エイジを捉えにかかり、なんとかかわした。いや、正確には前を譲ってもらったんだろう、この後のあざみラインと三国峠のことを考えると上げるメリットないから。最後、雛鶴トンネルまで出し尽くしてゴール(?)。
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超合金、ザ・エイジ、マツキング、イケメンとここで別れ、ここからは普段やらないグルメライドをしてやろうと、手始めに王の入り饅頭を食べる。これだけ雛鶴に通ってるのに、自転車でははじめて訪れた。ドライブがてら、車で来たことはあるが。
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生地はボソッしてるし、あんこもいまひとつ甘くないし、典型的な田舎饅頭なんだけど、よくいえば素朴。でも四里餅よりは美味しいと思うよ!味よりもお店のおばちゃんの接客が素晴らしく、たけのこの煮物を出してくれた。正直、饅頭よりも余程美味かった。今度はいなこっべへ向かう。
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ここでたくみんとも別れ、私のGW合宿は終了した…。とても一言では語れない、なんとも言えないイベントだった。初日の山伏峠がとても三日前のこととは思えない、盛りだくさんなGW。寿命を縮めた気がする。午後は自宅で子供が名探偵コナンを見てる横で死んだように寝てた、眠りの小五郎ばりに…。
終わってみればいい思い出。ここまで読んでくれた方に過酷さが伝わってくれるとありがたい。次の合宿は夏だろうか、憂鬱なような、楽しみなような。万が一、興味を持った方がいれば、是非次は一緒に参加してほしい、特に女子。
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