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明るいみらい

私は自分の心の声を聴くことにした。

将来(大学卒業後の自分が進む道)について、何度もコロコロ変わっていた。

色んな人・場所で自分の将来のことについて相談してきて、とても優しくて親身になって考えてくれた人たちがいた。その都度「確かにそうだな。
この人の言うとおり、私はこれになろう!」と思っていた。
“こども”という軸は変わらなかったけれど、相談する度にちょっとずつ変わったりしていた。

なんだかんだで最近では小学校の先生になりたいとみんなに話していた。
自分の通っている大学の都合上「先生になりたい学生」と「先生になってほしい教授」がいる環境に囲まれている。
普段の生活でも、先生になると言うと、すごい!がんばってね!とかいうリアクションが多いし、親も小学校の先生になるなら安心、と、誰もが認める職業なんだと思う。

ある日、当たると評判のタロット占いをやってもらった。すごく雰囲気のいい方で、伝えてくれる言葉がポジティブだから、終わった後は気持ちも表情も明るくなるものだった。そしてまじで当たる。

その方に、あなたはどのカードを引いてもやさしさと愛情のカードしか出てこない。
あなたは人に愛情を与えすぎている。自分の気持ちを大切に。
一人の時間をもっとつくって自分にご褒美を与えて。
自分の奥深くに眠っている本当にやりたいことを、周りの人のことは気にせずに、一人の時間の中で考えてみると良い。みたいな感じのことを教えてくれた。

その日から、その占いのことをずっと考えていた。そして気付いた。
将来がコロコロ変わってしまうこと、先生になると決めたこと、それって全部他人を軸にして決めていたものだった。
コロコロ変わっていたのは、「本当に自分のやりたいことはなに?」「心からやりたいことをやっていいんだよ」と自分に言わなかったから。
先生になると決めたのは、みんなが認めてくれるし、色んなこと(親や先生にとやかく言われたり説得とかしなくていいから面倒くさくない、お金や福利厚生)を考えた結果、自分の中で一番物事が丸く収まる職業
「小学校の先生」だったから。

でもそれって絶対違う。
違うって本当は思っていたけれど気づないふりをしていた。
このまま人のために生きる人生にしたくない。
本当の意味で、自分のために生きたいと今は心から思う。
やりたいこと、本当は自分の奥深くにあるはず。
そう思えたときに、希望と不安と嬉しさがごちゃ混ぜになって涙があふれて止まらなかった。

自分の大好きな人たちを幸せにするのが私のいちばんの幸せって、本気で思って生きているけど、自分の幸せがいちばんの幸せってはじめに思えるように生きていく。
優先順位をシフトするだけ。

絶対私ならどんな選択をしてもうまくいくって信じて、これからの自分が進む道を自分なりに見つけていきます!ハレルヤーー!


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