交代の意図を読み解く~鹿島vs名古屋~
投稿遅れてしまいました…泣
皆さんも他の方のマッチレポートをご覧になられたと思うので、今回は特別編やります!!
監督の采配を意図を交代カードを参考に見ていきたいと思います。※個人的な見解です。
試合展開
47分 名古屋先制
後半立ち上がり、またも鹿島は失点を許します。
53分 平戸 → 三竿
この交代により、永木を右SBへ。平戸のところは前半から狙われていたのは明らかでした。これ以上狙われて、2点目を献上させると勝ち点3は遠のくとの判断ですね。同時に永木への信頼度も高いことが伺えます。
今シーズンの大岩監督は、比較的早いタイミングで手を打つ試合が多いですね。サポーター的にもスッキリしている人多いんじゃないんですか?(笑)
61分 レアンドロ → 安部
ここ数試合は、安部のジョーカー起用が目立っていますね。ハイラインで人数を前に掛けてくる名古屋は、後半にオープンな展開も増えるチームです。ショートカウンターから安部と安西で一気にペナまで持っていけますし、仮にブロック敷かれてもユニットで崩せます。
ここまで10分以内に交代カード2枚。一気にスパート掛ける、攻撃的采配!!
72分 鹿島得点 土居のゴール!
間延びした名古屋の中盤から町田のインターセプト。
→安部のドリブル&安西のオーバーラップ。
→安部から永木への展開。
→グラウンダーのパスから土居のシュート。
ユニットに視野が集中したと見るや逆に展開した安部の落ち着きあるプレーでした。このユニットが今シーズンの鹿島の武器ですね。タイミング的にも采配が当たりました。
76分 宮原 → 相馬
長谷川 → 赤崎
名古屋もたまらず2枚替えで反撃。
81分 鹿島逆転 レオのスーパーゴール!
構えるタイプの三竿がボランチに入ったことで、レオが自由に前にいけたと考えます。戻り切れていない場面もありましたが、それだけリスクを負って勝ちにいったということでしょう。同じボランチの3人(三竿、永木、レオ)でもタイプが異なるので、戦術的にバリエーションが増えますね。
84分 吉田 → マテウス
この交代は意外でした。相馬とマテウスの使いたいレーンが被るかなと。確かに脅威的なサイドなのは、間違いないです。
90分 セルジーニョ → ブエノ
鹿島もマテウス、相馬を警戒してブエノ投入。スピードに対応できるブエノは非常に心強いですね。この采配も個人的には100点の采配です。
まとめ
1枚目の平戸を早いタイミングで下げたことが勝利を呼び込みましたね。平戸がどうこうというより、永木を回した方が勝ちに繋がる可能性が高いという判断でした。
2枚目は、完全に名古屋が後手に回るような安部投入でした。
3枚目は、相手のストロングを消す対応策。
結果的に勝ったこともありますが、ビハインドの展開から勇気を出した采配だったと思います。また、采配で「勝ちにいくんだ」というメッセージが伝わりました。終盤のブエノ投入も、チームとして層が厚くなった印象です。
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