毛束のある坊主の人
美容師として10数年。
ここ最近ふと思ったことがありました。
お客様が「簡単」と思う髪型ほど「奥が深い」
今日はそんな話です。
僕は日々、髪の毛の柔らかさを求めてカットしてきてたつもりです。
外国人あの「感じ」
その「感じ」を作るのに10年かかりました笑
ヘアカットって、根っこの話すると基礎スタイルの組み合わせで作られていて5、6個の基本スキルなんですね。
その組み合わせが、たくさんあるのでスタイルが多岐にわたってあるように感じる。
ただ、根っこをどんどんどんどん、探っていけば答えはシンプルになっていく。
そういう、プロセスでカットをしています。
突き詰めてくと、シンプルなスタイルほど技量が求められる。その美容師さん理容師さんの感性やスキルが詰まってる。
そんな感覚です。
サッカーでいうと簡単なゴールほど、むずかしい。
メッシの本当のうまさに気付いた時、やってることの凄さに気付く。みたいな、、、
それでも、結局僕たち日本人の「骨格」や「髪質」というのはどうしても乗り越えなければいけない壁なわけです。
昨今の外国人ブームを見ていると僕にとっては何か「違和感」を感じることが多かったんですよね
かっこいい、かっこいいんだけど、、ほんとにこれ自然(ナチュラル)なのかな?と。
突き詰めると、僕が思う「かっこいい」てその人自体にヘアスタイルが馴染んでたり、ハマってたり
その人にしか出せない雰囲気に髪型がバチっとハマったときに「かっけぇ、、、」って思うんだな。と。
その人が何をしているのか?何を大切にしてるのか?
有名だろうが、有名じゃなかろうが、その人のパーソナルな部分、その人とって「ココ!」ってとこで輝けるように一緒にヘアスタイルを通して、全体的なスタイルやバランス作っていけたらいいな。と考えています。
かなり話はそれましたが、結局こうやって「髪を切る」までにたくさんのインスピレーションやアイデア、プロセス的なのを経て、
コミニケーションを経て、
提供できたスタイルはきっと僕とお客様の間では「今1番いけてる!」スタイルになると思います。
タイトルの画像から、この記事を経てこの
【金髪坊主】
が
【ハイトーンのベリーショートスタイル】
に感じることができたら、
あなたは、きっと僕の作るスタイルを気に入ってくれると思います。
ではまた。
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