メンヘラか否か

一年ほど前、人生で2度目に行ったガールズバーでメンヘラ認定をされた僕ですがメンヘラ?
んー、ちょっと違うのよねと常日頃から思っていました。それに決着をつける日がやってきた訳です。

14歳の栞という映画を見た事がそのきっかけ。映画の感想については別でまとめるとして、主題歌を歌ったクリープハイプがきっかけ。尾崎世界観がきっかけ。

僕は中学生の頃に色々なバンドの曲を聴いていたんですが、

クリープハイプ??あぁなんかボーカルの声高くてクネクネしててメンヘラの好きなヤツね?

くらいの感想で聞かず嫌いしてました。
でも、今回初めて主題歌の栞をちゃんと聴いてみてそこから他の曲も聞き、聞かず嫌いしてた自分を恥じたいよ!満点大共感じゃないか!

というか、ブックスマート見てちゃんと学んだだろ!バカ!って感じです。

ただこれが
尾崎世界観はメンヘラで僕もメンヘラだから分かり合えた!メンヘラ最高!!
なのか
僕も尾崎世界観もメンヘラでは無いし、なんか考え方とか似てるし、共感共通共鳴!!
なのか
自分はメンヘラ。尾崎世界観は違うっぽい
でもなんか分かるよ!!
なのかはたまたその逆なのか。いったい、、、

という事ですぐさま特技である脳みそ溶けそうになるほど徹底的に考えてみるが発動したわけです。

尾崎世界観はメンヘラと呼ばれる人たちに共感を得ている。
そして僕も深く深く共感している。
ってことは僕もやっぱりメンヘラに通ずる何かがある。
メンヘラとは と検索していろんな記事を読むとやはり当てはまる部分は多数。
でも、メンヘラの代名詞リストカットは全く理解できない。そんな事しても意味がないって考えたら分かるじゃんか!
みたいな部分もあってさらに考えてみたんですけどメンヘラの延長線上に僕は存在してるのかもって考えが一番しっくり来ました。

僕はメンヘラとおんなじ電車に乗車。
東京メトロメンヘラ線。
パスモもSuicaも使えない有刺鉄線の巻かれた改札を通って、睡眠導入剤の空き瓶が転がっている駅に降り、剃刀の様なもので傷つけられたどす黒い車体の電車に乗車してる訳です。
んで、考える事に疲れてリスカ駅で途中下車したり、病みアピール駅で降りたメンヘラを横目にその先にあるかも知れない秘境駅を目指してまだ乗ってるわけです。
東横線から副都心線に切り替わるみたいに
いつかメンヘラ線から別の線に切り替わることを信じて。

みたいなカッコいいまとめ方しました。
どうでしょう?

今回またとことん考えてみて思ったのは、自分はメンヘラと分かり合える素質があるどころかまだまだメンヘラ予備軍である事。
クリープハイプは最高だという事。
14歳の栞はもっと上映する劇場を早急に増やして全国民が必ず見るよう国が動いた方がいいという事。

とりあえずメンヘラ電車に揺られながら
もっとどんな人か知りたくて今日池袋のジュンク堂で買って来た尾崎世界観さんのエッセイを読み進めたいと思います。

あ、誰かポムポムプリンの定期入れ落としていってるよ!!!



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