2021年9月の記事一覧
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60626338/rectangle_large_type_2_4d935ce94b89105f9824bfd0a34c166e.jpg?width=800)
【美術・アート系のブックリスト】 グレイソン・ペリー著『みんなの現代アート──大衆に媚を売る方法、あるいはアートがアートであるため』 フィルムアート社
皮肉とユーモアでふざけつつ、ときどきアートの核心をついて真面目に現代アートを語る本。元となったのはBBCラジオ「リース・レクチャー」での講義で、同番組始まって以来一番の人気となったといいます。 著者グレイソン・ペリーはイギリスの著名アーティスト。陶器の彫刻やタペストリー、写真といった作品のほか、男性なのに女性用の服を着るドレスクロッシングでも知られているようです。ターナー賞受賞作家であり、この本を出版した翌年の2015年にはロンドン芸術大学の総学長に就任しているから、バリ