冬の日

雪が降った。
冬本番?うっほほ~い~~だ。
雪が降れば外仕事がないし気温が低いので、こたつむり出来るから私は嬉しい。
積雪が沢山だと雪かきという外仕事が増えるが、男達がいればしてくれるはずだけど、30cm以上だと私も手伝いせねばならぬので10㎝以下が望ましい。
今朝は10cm弱だから、しなくて良さそうだ。

やっと冬、私の編み物三昧の季節がやって来た。
こないだタートルネックもリフォームして手に入れたので、こたつだけでも暖かいが、今日はさすがに雪が積もってるので、ストーブを付けた。

昔、一人自分の部屋でストーブを付けていたら、母に叱られてた。
「一人でいるのにストーブつけるなんて、勿体ない」と。
「下の居間、ストーブのあるみんなが居るとこですればいい」と。
母はとっくに亡くなっているのに、そんな風に嫌味を言われて染み付いた習慣がまだ残ってる。
だから私はいまだに、相当寒い日でないとストーブが付けれず、ブクブク着込んで編み物をする。

そんな風に別にどうってことはないのに、罪悪感を感じてしまうことが沢山ある。
私がやりたい些細なことをいちいち異論を唱え阻止してきた母。
呪縛から解かれず、自分のやりたいことは後回しにしてしまうとこが、まだ私にはある。
亡くなって随分経つのに、やっぱり大嫌いな母である。
あんたのせいだ!って、直したいのに直せない自分が歯痒かったりする。

だからストーブを付けた部屋に、洗濯ロープを張り巡らせて洗濯物を干す。
乾燥機の電気代を浮かせてるんだからいいでしょ?て、自分で言い訳しながら、一人部屋で編み物をする。

そんな変な習慣のケチな私を見てるからか?次男は、着込んでストーブを付けてないことがある。
長男は帰ってくるとガンガン寒くなくても、四六時中ストーブを付けて、腹が立つほどだが。 
次男には何か他に理由があると思いたい私は、せめてもとモコモコレッグウォーマーを編み始めた。
ハンテンとひざ掛け、ルームブーツ、小さなセラミックヒーターはあるけど、膝下部分を覆うものがないから、机に座ってるのに寒かろうと頑張ってるとこだ。

先日、毛糸の整理をしたらやっぱりいっぱいあった。
昔のセーターほどいた毛糸も増えたわけで、ひざかけとかベットカバーとか大物を編んで片づけるのだって案も考えたが、それだけではつまらない。
私の冬のお楽しみだから、何を編もうか?ってレッグウォーマー編みながらも次の物考え中だ。


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