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天皇賞.春 調教アナライズ

個人的主観の調教上位馬の診断になります。

あくまでも調教評価であって予想ではありませんのでご注意下さい!
予想は別途出す予定です。あくまでも参考程度にご覧頂けると有り難いです。

宜しくお願いします🙇‍♂️


      天皇賞 調教アナライズ

       ドゥレッツァ  A

前走は進路取りと休み明け59キロの分だけの差の負けとしか言いようが無いかと思います。
勝ち馬は最内コース取って見事にすり抜け差し切り、この馬は外へ持ち出すしか無い進路取りだったので敗北は気にしなくて良いと思ってます。

GWの渋滞と体調考慮して栗東滞在で調整計って来た馬で、去年の菊花賞程では無いにしろ、一週前は栗東CWで古馬2勝馬と併せ戸崎騎手を背に98.6-81.6-66.4-51.5-36.5-11.2を0.7秒追走して併入出来てました。課題の折り合いは付いていた方だし、長目から追われた分終いの脚は見栄えは良くなかったですがストライドは良かったです。
最終追い切りでは助手を背に栗東CWで単走強目で81.9-66.5-52.0-37.3-11.7をマークしていて追われてからの反応もよく四肢の伸びがかなり良く映りました。

映像観てもそうですが、戸崎騎手一回レース経験有るし、G1今年勝ってる余裕で気性の難しいこの馬をこの距離で上手くエスコートさえ出来れば豪脚活かし切れる事出来ると思ってます。
尾関厩舎と戸崎騎手は19年にグローリーヴェイズでフィエールマンの2着に甘んじた経験有るコンビで忘れ物取り返せるかだと思います。


       タスティエーラ  A

前走休み明けでも今回と同様な位好時計連発出来ていたので考えられる敗因としては、休み明けの分の反応の悪さと、小回り内回りコースで前付けは出来たが息が持たなくて、追われてからの反応が良くなかった事だと思ってます。元々輸送競馬が苦手な堀厩舎なので今回は同厩舎チャックネイトと帯同なので環境の変化も克服出来ると思います。

一週前に併せ馬で馬なりで美浦ウッドで3歳OP馬と併せ82.8-66.2-50.6-35.8-11.0を0.5秒追走して0.1秒先着、前回と違い追われずにこのタイム出せた事だと思います。
最終追い切りでは珍しく美浦坂路で助手を背に古馬OP馬と併せ55.4-40.4-25.4-12.4と時計は平凡も0.8秒追走して併入出来てました。普段は最終もウッドで追うタイプ、ウッドだと気が乗り過ぎて走り過ぎる為考慮してとの事、変わり身期待して良いかと思う。

映像観る限り、どちらも手応えが凄くて持ったままで若干前進姿勢が強すぎる感もありますが最終追い切りでの坂路併せ馬では併せ馬の内から真っ直ぐ登坂して鋭い伸び魅せていて良く映りました。叩いた上積み期待出来るし、モレイラ騎手も気合い入ってると思います。


      テーオーロイヤル  A−

このメンバー唯一と言っても良い程の生粋のステーヤー血統で、鞍上の菱田騎手もすっかり手の内に入れている。武器は先行力と持続力でラストも11秒台で押し切れるだけの脚持ってる事だと思います。骨折で長い休養余儀なくされましたがここまで復活出来たのも馬の心肺機能の高さが1番だと思います。G1プレッシャーの中平常に騎乗出来れば上位争い可能で2年前の雪辱果たせるかも知れないかと思います。

一週前は菱田騎手騎乗で栗東CWで単走いっぱいで96.8-80.3-65.1-50.4-36.4-11.5をマーク出来てました。馬体の張りが際立って映った馬で頭の低い姿勢で後肢の蹴っぱりが強くて推進力ある走りでした。
最終追い切りでは同じく菱田騎手騎乗で下級馬2頭との3頭併せで86.4-70.8-55.2-39.1-11.9を時計表示上は遅れですが、追わなかっただけで実際ゴール後には追い抜いていましたから動きとしては負荷の掛け具合はこれで良いと思います。


      ディープボンド  A−

年齢のせいかここの所調教でズブさを魅せていたこの馬が、今回の調教では幸騎手騎乗での調教だったせいかも知れませんが、素軽さが出ていてここ数戦の中では1番の出来で、3年連続馬券内に来ているのは伊達じゃ無い動き魅せていて不気味さ感じました。

一週前は栗東CWで古馬3勝馬と併せ幸騎手を背に80.1-65.1-50.9-36.6-11.4を0.4秒追走して0.5秒先着をいっぱいに追われてですがマーク出来てます。鞍上のアクションと呼吸があって良い伸び魅せていてズブいなりにも動けてます。
最終追い切りでも幸騎手を背に栗東CWで3頭併せで81.5-66.3-52.1-37.5-12.0をゴール前だけ追われてズブさあまり魅せずにスムーズな伸びで先着出来てました。
映像観てもかなり幸騎手と手が合いそうで、枠がどうかも馬券内に来てた時のように前目で運べればしぶとく脚残せる出来だと思ってます。


     シルヴァーソニック  B+

前走は約10ヶ月ぶりのレースで流石に息持ちが悪く2週目の3コーナー辺りで既に終息してしまった。この馬もスタミナに長けている馬で2年前のこのレースで痛恨の落馬、その時のリベンジして貰いたいと思ってます。

一週前は栗東CWで水口騎手を背に3歳未勝利と併せ80.1-64.8-50.8-36.1-11.4をいっぱいに追われて1.3秒追走して0.2秒先着果たせてます。ダイナミックなフォームで走れていて馬体の映りは良かったと思います。
最終追い切りはいつも通り坂路で助手を背に単走馬なりで53.1-38.7-25.1-12.6でラスト1ハロンだけ0.1秒減速はしましたが坂路コースの真ん中を前脚を高く上げて地面を叩きつける走りは豪快で復調気配感じられました。初騎乗のデムーロ騎手には手が合いそうなタイプに感じられ自在性持って出たなりで運んで欲しいです


       サヴォーナ  B+

前走馬場が合わなかったのか、2周目の3コーナー手前あたりで手応え無くなり、末脚も伸びずに終わってしまいました。この馬もスタミナあるタイプで成長曲線はまだ先かも知れませんが、今回調教動けていたので一応書きます。

一週前は栗東CWで池添騎手を背に古馬1勝馬と併せ83.8-68.7-52.8-37.1-11.3をいっぱいに追われて0.4秒追走して手前替えてから鋭い伸び魅せて1.2秒先着果たせてます。
最終追い切りでも古馬OP馬と併せ池添騎手を背に82.6-67.1-52.4-37.6-11.7を1.2秒追走して0.3秒先着を軽く仕掛けられてマーク出来てます。初めは離れた位置で併せて途中から併せようとしたんですが、併す間も無く四肢、身体全体を使ってグイッと伸びて先着で状態だけなら文句なく良いです。馬格ある馬でエンジン掛かるのが遅いタイプなので良馬場でスムーズなギアチェンジ出来れば変わり身あっても良いと思います。


        サリエラ  B

近親にサリオス、サラキアなどがいる血統でこの距離はどうかもも京都で行われるのは魅力有ります。阪神だったらバッサリ切ってたと思います。前走観ても折り合いにはそこまで神経使わなくて済みそうですし、終いの脚はしっかりしてる馬なので抑えには必要かと思います。

一週前は栗東CWで助手を背に3歳未勝利馬と併せ82.3-66.2-51.0-36.7-11.6を0.7秒追走して0.2秒先着の形を終いいっぱいに追われてマーク出来てました。体幹が後一歩の所まで来ていて少しブレた走りに映りましたが追われてからの伸び脚は流石の末脚魅せてました。
最終追い切りは栗東CWで助手を背に3歳OP馬と併せ84.4-67.8-52.6-37.1-11.7を0.9秒先行して終いだけ仕掛けられクビ差遅れで入線果たしました。小柄な牝馬なので最終追いはこれ位で十分だし、輸送もあるのでやり過ぎて馬体重減らして欲しく無いので国枝流の仕上げに期待したいと思います。


       チャックネイト  B

デビューしてから掲示板外した事が無い堅実な馬で堀厩舎の第2の刺客、勝負根性があってスタミナ豊富、競り合いに持ち込める展開になればと言う馬だと思ってます。

一週前は美浦ウッドで助手を背に3歳1勝馬と併せ66.8-50.7-35.9-10.9を強めに追われて0.3秒先行して併入果たせてました。この日の美浦ウッドは時計出易い馬場でしたが、ラスト1ハロン10.9秒は口向き悪さ見せながらの伸び脚だった事考えれば優秀だと思います。
最終追い切りは輸送考慮して軽めの調整で助手を背に3歳未勝利馬と併せ馬なり追走併入を果たせていて時計は標準も手前の替え方もスムーズで輸送クリア出来たら、距離延長のハーツクライ産駒は面白いので狙って損は無いかと思います。


     ゴールドプリンセス  B

牝馬にしてはスタミナ豊富な馬で、まだオープンクラスの身なのでこのメンバーでどうかも、暖かくなって来て牝馬の底力で持久力、上がり勝負になって紛れが有れば距離は克服出来そうなこの馬にもチャンスはあるかと思います。

一週前に栗東CWで助手を背に単走馬なりで
82.0-66.6-52.2-37.6-11.6を大外回って余裕ある動きで馬体重より大きく映っていて、頭の高さだけが気懸りの馬に映りました。
最終追い切りでは栗東CWで助手を背に3歳1勝馬と併せ84.3-67.5-53.0-38.2-11.9を0.9秒先行して併入の形で強めに追われてマーク出来てました。2週連続大外回って追えば抜き切るだけの脚色は魅せていたの問題はないかと思ってます。力量差は有るので、展開と立ち回り次第だけだと思ってます。


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