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絵本のはなし

暇なので趣味の話を。
わたしの好きな絵本をいくつか紹介しようと思います。


かいじゅうたちのいるところ

不朽の名作ですね。作者はモーリス・センダック。映画にもなっています。

わたし、とにかくセンダックの絵本が大好きなんですよ。卒論でセンダックの研究したいくらい。

かいじゅうたちのいるところは、 悪戯好きのマックスがお母さんに怒られて部屋に入れられるんだけど、にょきにょきと木が生えてきて、森になって、それからボートに乗って「かいじゅうたちのいるところ」に行くお話。なんて夢があるんでしょう。最後はね、絵本のお決まりでもあるお母さんの温かいスープで終わるんです。さいごまでほっこり温かなお話。


あおいくも

これはトミー・ウンゲラーの絵本。「すてきな三にんぐみ」の人です。

彼のお話は皮肉が効いてるところが面白くて、「すてきな三にんぐみ」も「あおいくも」も同じ血が通っているなあと思います。
これは大人に読んでほしい絵本かも。もし書店とかで見つけたら手にとってみてください。


ロンパーちゃんとふうせん

酒井駒子さんの絵本です。酒井さんの絵本で有名なのは「よるくま」とかかな。わたしね、酒井さんの描く女の子が大好きなんです。

「ロンパーちゃんとふうせん」は、春らしいぽかぽかとした温かさがこちら側まで伝わってくるような絵本。風船を大切に大切にして、いっしょに遊ぶロンパーちゃんがとっても可愛らしいんです。終わり方もとてもロマンチックできれいなので、読んでみてください。

春になったら子どもたちにこの絵本読んであげたいな。そういう機会あるといいな。


くいしんぼうのクジラ

最後はいちばんの新入りを。去年たまたま図書館で手にとって、すっかりお気に入りになった絵本です。

この絵本は、わたしが実際に子どもたちの前で読んで大好評だったものです。子どもたちが夢中になって、次の日も「あれが読みたい!」とリクエストしてくれた絵本。嬉しかったなあ。

海の魚だけじゃ満足できなくなったくいしんぼうのクジラが、いろんなものを食べていくお話なんですけど、まさかのストーリー展開があってとっても面白いです。大きめサイズなので読み聞かせにぴったり。季節も問わないので、常に懐に忍ばせていたいくらいです。(大きいから無理だけど)


また時間があったら絵本のこと書きますね。専攻であり、趣味でもあるので。
みんなの好きな絵本や、思い出の絵本の話も聞いてみたいな。


おしまい

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