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今日も明日もずっと好き

SEVENTEENの音楽、もう簡単に聴くことができなくなってしまった。
あまりにも必死だったこの7年間の人生、その全てにSEVENTEENの歌があったから。イントロを聴いただけで、"あの日"の匂いや、また別の"あの日"の温度が蘇る。


高校3年生、受験が終わって晴々しいはずなのに全く気分が晴れず落ち込んでいた私を救ってくれたのが13人の歌だった。

気がつけば大学生活は終わり、夢だったはずの保育士になっていた。

この道を後悔したことはないけれど、苦しい日は星の数ほどあった。もう辞めたいと何度でも思ってきた。
多分辞める。


私はたまたまSEVENTEENと同じ世代、1997年生まれで、ミンギュやドギョムさん、ハオちゃんが歳を重ねるのと一緒に19歳、20歳、21歳……と大人になってきた。今年は遂に25歳になった。もうとっくに大人と呼ばれる年齢だ。
いつの間に?
私たち、「万歳!」って歌っていた時には高校生だったのに。


今年の冬には、3年ぶりの日本でのコンサートが控えている。
ここ最近は、そのチケットの当落発表が続いてファンたちは一喜一憂している。
私もずっと落ち着かずに、なんだかソワソワした気持ちでいる。


私は己の人生に"生きる意味"とか大層なものを課すタイプではないけれど、SEVENTEENのコンサートは間違いなく私の生きる意味で、仕事をしている理由で、何より大切な、かけがえのないもの。

前回のドームが中止になった時は、もう言葉にできない悲しさに襲われた。
楽しみは無くなるのに、仕事は無くならない……と打ちひしがれていた社会人1年目だった。(それも本当は有難いことなのだけど)


この前、BE THE SUNの13人集合トレカをふと見つめながら、この当たり前じゃない景色が当たり前のように存在することに、言いようのない愛おしさが込み上げてきた。

20代の13人の人間が、7年経っても一緒に仕事をしたいと集まってくれている。国籍だって違う、家族と離れて暮らしている人も多い。
ソロに力を入れたいと思う子もいた。
それでも、簡単じゃない話し合いを何度も重ねながら、13人全員が再契約をしてくれた。
本当にありがとう。ミンギュにはスペシャルサンクスを送るよ。

私の人生にはもうちょっとSEVENTEENの音楽や愛が必要だから。もう少し一緒に時間を歩ませてほしい。


この7年間、私は私なりに様々なことを考え、乗り越え、今この場所に辿り着けた。
MYMYが背中を押してくれたんだよ。「夢の翼を広げよう 幸せの重さは誰にも決められない」って言ってくれたでしょう。
だから私は私の思う"幸せ"を大切にできた。

終わった恋も、家族と離れて暮らしていることも、昨年の辛かった日々も、今日この幸せがあるのなら無駄じゃなかったと思える。(昨年の苦労は、経験する必要のない種類のものだけど)


11月と12月のコンサート、無事に行けますように。どうか、どうか。
SEVENTEENの13人が今日も明日もこれからも健康で幸せに暮らせますように。
私も私の人生を楽しめますように。


私にとって、唯一無二の存在。
SEVENTEENの言葉が、歌が、愛があったから生きてこられたんだよ。
今日も明日もずっと好き。大好き。絶対に好き。


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