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2024年水瓶座満月(2024/08/20 03:25ごろ) 葛藤保持力


2024年8月20日3:25ごろ水瓶座で満月を迎えました。

天体配置の詳細はメルマガに書きましたのでよろしければこちらからお読みください(そしてぜひご登録ください!)。

天体配置から読み取れること①予定通りにいかない唐突感と煮え切らなさ

この満月付近、特に満月までの数日間は、思ったようにはことが進まない感じの配置でした。
いつもより突発事項や「想定外」の要素が発生しやすく、不測の事態が起こったり、いきなり対応が必要なことが出てきたりと、何かと「予定通りにいかない」ときだったかもしれません。

ただでさえ日々のスケジュールをこなすのに忙しいのに、そこに加えてさらにタスクが増える、あるいはスケジュールを組みなおさないといけない、というようなことが起きやすく、ストレスを感じることもあったのでは。

この「予定通りにいかない」感じは満月当日がピークで、この後は和らいでいきます。

一方で、頭の中で「これをしよう」と決めても、
「いや、でもあとあと●●なことを考えると…」と別の考えが浮かんでしまってなかなか行動に踏み切れない…ということもありそうです。
この煮え切らない感じは、9月の後半になるとだいぶ和らいできそうですが、それまで葛藤の起きやすく、結論の出にくい配置が続きます。
焦らず流れに任せつつ、自分のできることは確実にすることを心がけるのが良さそうです。

ただ、この満月付近は人との関係を調整するのに良い機会です。
これまで誰かとの関係で常に振り回されている/踏み込まれすぎている/依存しすぎている/依存されすぎている感じがあるなら、再調整するのに適したタイミングです。

ふと「これは本当に私がしないといけないこと?」と疑問が湧いてきたら、それは、今は無理でもいずれ手放してしまって良いことなのかもしれません。

違和感を覚えたことは、何か手帳や日記などにメモしておくと、忘れずにあとあと役に立てることができそうです。

ひょんなことから一気に関係が変わる可能性もあるので、モヤッていることがあったら相手に思い切って考えを伝えるのも良いかもですね。
その際は、「これまで」のことよりも「これから」のことに比重をおいて伝えるのがおすすめです。

天体配置から読み取れること②葛藤保持力を大切に

今回の満月のややひねりのある配置は、最近私たちが直面している事態の複雑さを示唆しているようにも思います。

インターネットの発達により、一つのことがらについて得られる情報が飛躍的に増えています。

事件やニュースなどに関して、メディアが報じる内容とは別に関係者が直接発信していることを目にしたり、異なる立場の人の異なる意見を目にしたりする機会も以前より格段に増えていますね。

一つのトピックに対し、以前は情報が限定されていたからこそ一方的に良し悪しを断じることができたことが、一概に「これが良い」「こちらが悪い」と決めつけることができにくくなっています。

以前は何となくの正解や共通認識があったのが、だんだんそういったものを持ちにくくなっているのも感じます。

以前は知り得なかった情報を知ることができ、偏見や先入観が薄まったり、
考えが深まったりするのは良いことです。

ただ、これまで自分にあった偏見や先入観に気づいてグサッときたり、ではどうすれば?と悩ましく思う時間は増えますよね。

情報量の増えた世界で、私たちもそれに合わせて、紋切り型ではない、もう一段繊細な処理をする必要が出てきているのかなと思います。

「葛藤保持力」とは、心理学者の河合隼雄さんの言葉で、「迷いや悩みを持ちこたえる力」という意味ですが、最近の星回りによく合う言葉だと思います。

この満月の不動宮と柔軟宮のTスクエアは、
さまざまな情報や視点がありすぎてスパッと正解を出しにくい状況の中でそれでも答えを出すことをあきらめてしまわずに、休み休みでも良いから考え続けることを示唆しているように思います。

いろんな考えや立場の人がいることをふまえて
自分の信条やインテグリティをどう保ち培っていくのか、また、今の時流やこれからにとってより良いルールや共通認識を作っていくのか考える必要のあるとき、という感じもします。  

世界は思った以上に広く、自分の知らないことはまだまだたくさんある。でも、だからこそ面白い。と思えたら過ごしやすいかもしれませんね。

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