ボクちゃん 32 年末年始
ボクちゃん 32
そうこうしているうちに、早くも忘年会の時期がやって来た。
例によって、例の如く、校長の挨拶から、忘年会が始まった。
そして、幹事が教頭を指名する。
乾杯の用意である。
一同起立して、乾杯と言って会が始まる。
酒が回り出すと、二十畳ほどの部屋で、あちらこちらバラバラに声が聞こえ出す。
年忘れの会場で、この一年の出来事やら、お互いの労苦の思いやら、様々な会話が乱れとんでくる。
そして、忘年会は山場へと移っていく。
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