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時間が解決してくれるなんていうのは嘘で、時間は勝手に進んで、なんでもない苦しい心が続くだけです

一緒にいないときの方が好きだと思う気持ちが増すのは、その時間に思い出すのが一緒にいた幸せなときや楽しかったときの事で、嫌だと思っていたことを塗り替えているからなんだろうなと思う
嫌な思いをして傷がついたとき、ものすごく苦しくなるのに、あとから思い出す時には それでもやっぱり好きだから、と思ってしまう
だからこうしていつまでも縋って迷惑をかけている

1ヶ月も一緒にいたから、ね、
なんだか言葉すら出てこないけど
今思えば あれが現実か、と
いくら好意があっても、一緒にいても、上手くいくわけではなくて
どれだけ苦しんでも苦しめても、曖昧なまま終わってしまって、だからずっと蟠りは残り続けるし、糸なんて簡単に切れてしまう

距離があったので、切ろうと思えばいつでも切れた関係ではあったものの、それが出来なかったのは、中途半端なんかじゃなくて、ほんとうに好きだったからで
今だって必要とされていないのなら縋らないようにしよう、と思っているのに やっぱり寂しくなってしまうし
今日のお昼は何食べたのかなとか、仕事定時で帰れたかなとか、ちゃんと休めているのかなとか
いやもうわたしには関係のない事になってしまうんだけど、
けど、じゃなくて、から、
だからもう私が気持ちに区切りをつけていかなきゃいけない
結局わたしは今でも好きなまま嫌いになれないし、話したいし電話をかけてしまいそうになるけど、それは私のするべきことではなくて、私が今するべきなのは そういう行為を我慢すること、すこしでも意識下から遠ざけること

気を紛らわせるために1ヶ月の大阪生活から帰ってきた翌日から働いたけど、
でも全然だめで
暇な時間になると考えてしまって、勝手に苦しくなって、泣いてしまいそうだった

1ヶ月の間、わたしはただ相手の帰りを待つだけで、なんにもしていなかったから、もし2人とも仕事に行っている状況で生活していたらどうなっていたのかな、と余計なことを考えた
そんな未来が来ることなんて、物凄く低い可能性でしかないのに

好きだけど、私は相手のことを信用しきれていないから、無理なんだと思う、一緒にいるのが
全部許してくれるような人がいいと思っている相手と、浮気するなら絶対にバレないようにするか別れてからにしてほしいと思っている自分と、きっと噛み合うことはないんだろうね

だから、相手の答えを待つ
私に決める権利なんてなくて、どういう答えが来たとしても従うしかなくて、
全部だめだね

心の余裕も、なにもかも無くなってしまった今、自分以外の誰かに向ける優しさも感情も失って、そんな中で誰かと一緒にいることなんて許されていないのに、それでも一緒にいたいなんて烏滸がましいね

好きな人の、好きな顔や性格になれなくて、自分の良さも見出せない
自分に自信があってもきっと、今回は上手くいかないんだろうな、と思う
自分以外の誰かを好きになられることが怖くて、怖がっていてもそうなってしまう現実は変わらなくて、だから余計にマイナス感情ばかりが動いて、また喧嘩をして嫌われていって、ね
だからやっぱり私じゃなかったみたい
最初から、私が勘違いしないで、行動しないでいたら、迷惑かけないで済んでいたのに、ごめんね

音楽を聴いたり映画を観て、心が動くこと、相手に対する気持ちに気付くことが多くて、いつもそういうタイミングで文章を書くのだけど、それすら出来なくて
そんなものにも動かしてもらえない気持ちが嫌になるし、鬱陶しい
音楽を聴かなくても映画を観なくても、思い出さえ見なくても記憶から離れなくていつでも映像化された記憶が脳内で再生されて、引きずられる
どれだけ気持ちを忘れようとしても引く力が強くて、戻ってくる
私じゃなくてもいい、私じゃない方がいいことなんて、分かっているのに
わたしといる時よりも幸せそうな顔をしている好きな人を見ることが苦しかった

なにが好きなのかを聞かれたとき、答えられなかった
相手に伝えず、答えられなかった理由は、いつまでも変わらないなんて思ってほしくなかったから
だからあえて、ここに書くね、もう見ていないと思うから

知っていると思うけど最初に話しかけた理由は、顔が物凄く好みだったから
同じバンドが好きで、ライブで会えるかもしれないから、そうなったら、もし、仲良くなれたら写真を撮ってもらえるかな、と思って
会ったことも声を聞いたことも無い相手のことを知る術は無くて、話していくうちに知ったSNSのアカウントを遡るくらいしかなかった
わたしは単純なので、いいなと思った人と沢山話せれば話せるほど、気持ちが勝手に増えて、踏み込み過ぎてしまう
誰に対しても、この人しかいない、とまでは思わないけれど、いつでも返事を待っていて話したいと思える相手は 大事にしたかった
話していくうちに段々どんな人なのか分かるようになってきて、それが、嬉しかった
だから、突然会いにいくのを決めたのも、そのせいで、ごめんね
昔なにを好きでいたかなんて、今更言いたくないから、なにも知らないで読んでくれている人のために、ここまで書いておくね

話は戻って、いま、私がどこを好きなのかは、本人にはずっと秘密にするけど、
って、書いて、どこだったかな、と思った
好きだったところが無いわけではなくて、ほんとうに、好きでいてよかった期間の話なのかな、と
それでも、一番好きなのは笑った時の口元、私がずっと笑わせてあげたい、笑顔が好きになるくらいずっと言い続けたいと思っていたよ
あとはハグをした時の安心感、匂いとか温かさとか、そういうところ
誰でもいいなんて事はなくて、その人がよかった
具体例を挙げずに書ける部分はこれくらいで、もっと細かくなると見苦しいから、誰が見ても嫌な思いをしないことだけにする
だけど、なにが好きかを伝えられなくても、ほんとうに好きだった気持ちは変わらないし、ずっと私だけの感情にしていたいと思ってる
伝えることで自信につながってほしいけど、私の気持ちが、他の誰かと同じになるのは嫌だから、それくらいは秘密にさせてね
好きなところは、私だけが知っていればいい

嫌な部分が増えていっても一緒に居たいと思っていたのは何の感情から来ていたものだったんだろう
嫉妬や拘束故の感情ではなくて、ただ、そばに居たかった、何もしていなくても、同じ空間に居てくれるだけで良かった、ずっと一緒がよかった
今更言っても意味なんてないけど
だから私が、距離が遠いと不安になる、と言っていたのは ほんとうはそうじゃなくて、いつでも一緒に居たいから、居られないことが苦しいから、そう伝えることが出来ないから、距離を言い訳にして、話していたんだよ

でも逆にね、好きなところより嫌なところが増えたら終わりって言っていたこと、ずっと覚えていて、今の私じゃそれが逆転しているんじゃないかなと思っている
だからこそ今時間をかけて考えているのかもしれないし、切るなら今しかないよね
またここで続けたら同じ感情になって、でもいつまでも縋ってしまって、ってなってしまうから
上記通り、わたしは相手の決めたことになにも言えないので、答えを待つしかないです

居なくなるのが怖いっていう感情って、なんなんだろうね

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