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岡潔「紫の火花」キソを学ぶ必読書

朝日新聞出版より復刻。岡潔また文庫でました。

ありがたい事です。

表装がキレイ。

今日は岡潔研究会に行ってきました。

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すみれの言葉。春のすみれのは、ただすみれのように咲けばよい。

この言葉を詳細に説明しておこう、と始まる文章。

岡は6才のとき、三乗の九九をソランジテいたという。2が8、3が9、4が64…。

時実利彦の「脳の話」を引き大脳には共通の広場があり、総合的な働きがある。

と、後の前頭葉、側頭葉、後頭葉、頭頂葉の働きを分けてこころの構造を説明するキッカケが垣間見られる。

最近いわれなくなったが、右脳左脳とは全く異なる考え方。

日本人は情操型の発見が向いている。

岡が数学の発見をしたときの精神統一の状態は。

景色は見えているが、それに何の感心ももたない。ノドカナな春のような喜びがともなうという。

春の泉のような数学。

岡潔。

まさに、死後、五十年たって評価されてきた、

本物中のホンモノといえる。

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