自分

通信高校編
中型バイク
原付のスピード違反で、家庭裁判所に行ったり、キョンキョン似の彼女と付き合う事になった自分。
早急に中型バイクの免許取って、バイク買うのが最優先事項になった。
原付で2人乗りは出来ないし、どうせなら彼女とバイクでいろんな所に行ってみたい。

いろんな人から話を聞いた結果、近場だけど免許取るまで日数かかって混んでる自動車学校と、バイクの教官が元白バイ隊員の、鬼教官がいるけど免許取るまでが早い遠い学校がある事が判明した。
迷ったけども一刻を争う状況だったので、鬼教官を選択した。

初日、「お前その身長で中型に乗るつもり?
足届くのかよ!原付乗ってた方がいいんじゃねぇの?」
今であれば超問題発言で、この教官は世間からバッシングを受けて退職を余儀なくされるんであろうが、そんな事に腹を立ててる場合ではない。
キョンキョンを後ろに乗せてツーリング。
その妄想が、そういう罵声をかき消してくれた。
一応原付とはいえバイクに毎日乗ってた分、要領掴むと実技もドンドン進み、無事免許取得。
憧れの中型バイクを手に入れる事になった。

一番欲しかったのはYAMAHA RZ250R
スピード感あるバイクが好きだったので、レーシングタイプで、車検の必要が無い250。
ただ問題だったのは、地面に足が届くかどうかだったのだが、片尻をシートから少しずらせば何とか届く。
しかし、万が一反対側にバイクが傾くと、反対側の尻をずらして足を伸ばさねばならない。
バイクを選ぶ時に、キョンキョンも一緒に行ってたので2人でまたがってみた。
驚く事に、キョンキョンは少し高くなってるシート後ろ部分に座っても、両足が地面に付いた。
なんという脚長。
信号待ちの時も、後ろのキョンキョンが足付いてれば、自分はステップから両足離さなくてもいいのかな?

購入決定。

新たな私の相棒が決定し、大事にしなければいけない人や物が、また1人また1つと増えていった19歳の春だった。

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