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新潟の大凧合戦といえば…?

 突然ですが皆様、新潟の凧合戦と言えば1番最初に思いつくのはどこですか?大体の人が白根大凧合戦が思いつくかなと!!
 新潟では、3つの場所で凧合戦が行われてます!
 新潟で1番古くから行われている凧合戦はどこかご存知ですか??正解は、三条凧合戦です✨な、な、なんと!約380年前から行われているそうです!!(諸説あり)


 ところであと1つの凧合戦、今町・中之島大凧合戦はご存知でしょうか??
 私は全く知らなかったのですが私たちのメンバーの地元でメンバーが参加してきてくれました!!

 今町・中之島大凧合戦は、今年2023年6月3日から5日までの3日間行われました。コロナの影響で今年は4年ぶりに通常開催でした🐙

 毎年6月第1土曜日から月曜日の3日間行われているそうなので、ぜひ来年こそは行ってみたいと思います💫

 実は、今町・中之島大凧合戦は高齢化に伴い、若手の担い手不足から存続危機に陥っているのです😢
 今回はその背景に迫ってみました。

起源

起源について詳しい文献は残っていませんが、信濃(現在の長野県)の紙商人が、たまたま端午の節句に今町へ立ち寄った際、刈谷田川堤防上で大凧を作り、打ち上げたのが始まりと言われています。
 現在の大凧合戦の形態となったのは、江戸時代の天明3年(1783年)より、刈谷田川改修の堤防を踏み固めるために行って以来、年中行事として今に至ると伝えられてます。

高齢化を阻止するために

刈谷田川を挟んで対岸の見附市今町、長岡市中之島の両地区が毎年6月の第1土曜から3日間、勇壮な空中戦を繰り広げる「見附今町・長岡中之島大凧合戦」。両岸から六角大凧を揚げ、糸を絡めて奪い合います。近年は少子高齢化に伴い伝承が課題となっています。
 近年は少子高齢化の影響で人手が足りず、町外の友人らを誘って合戦に参加する凧組もあるといいます。後進育成のため、大凧合戦協会製作部のメンバーが小学生に白凧作りや絵付け体験を指導し、伝統を継承する取り組みもしています。
 協会は合戦を盛り上げようと、新たな試みを始めた。3年ほど前から、勝敗、揚げた凧の数などの合計得点で順位を決め、賞金を出すことにしました。今井さん(70)は「組員のやる気が上がり、お客さんにもより白熱した合戦を楽しんでもらえる」と狙いを話しました。
 10月17日には疫病退散を願い、全国で一斉に凧を揚げるイベントが開かれ、両岸の凧組有志は長岡市の国営越後丘陵公園で一緒に凧を揚げる計画です。

凧の作り方

 「百枚張り」と呼ばれる凧。昔は100枚の美濃紙を張り合わせていたことから、こう呼ばれています。
六角大凧づくりは、「白用づくり」と「絵付け」があり、地道な手作業により、一枚一枚仕上げられます。
毎年3月から準備を始め、4月に本格的に作業に取り掛かります。白用ができると、5月から合戦間近まで絵付け作業が行われます。



 皆様、これで少しは今町・中之島大凧合戦のことが分かったでしょうか??
分かっていただければ幸いです✨ぜひ来年、見物しに行ってはどうでしょう!!!

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