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ウマ娘 同期を増やせ part2 2010年編

皆さん、こんにちは!ベリーです。今回も、同期の少ないウマ娘の世代の名馬達を紹介していこうと思います。

今回はクラシック2010世代です。史上最強世代になれたはずの世代でしたが、上に最強女王ブエナビスタ、下に三冠馬オルフェーヴルがいたためちょっと地味な世代です。実装されているウマ娘は、エイシンフラッシュとカレンチャンだけです。2人いますが、距離適正が違うので、あまり意味がないですね…
今回は主にエイシンフラッシュと関わり深い馬達を紹介します。カレンチャンも少しだけします。

さっそく行きましょう、まずはエイシンフラッシュの紹介です!

閃光の末脚

エイシンフラッシュ

父 キングズベスト 母 ムーンレディ

競走成績 27戦6勝[6-3-7-11]

主な勝鞍 日本ダービー 天皇賞・秋

おなじみエイシンフラッシュです。父母共にドイツ血統の馬で、日本の競走馬としては少し異色です。
3歳時は京成杯(GⅢ)を制しながら、皐月賞では11番人気の低評価でした。それでも3着に食い込み、実力の高さを証明した、のですが…

なんとダービーでは7番人気でした。それもそのはず、2010年のダービーは実力馬が多く、「史上最高レベルのメンバー」と評されたものだったからです。(何頭かは後述します!)

でも、私は私。過去の負けだって今は関係ない。

逆襲の、ムチが飛んで、内田博幸 エイシンフラッシュ!
フジテレビ 塩原アナ

まさに閃光の切れ味。上がり3ハロン(残り600m)は脅威の32.7。2400mで歴代2位の記録です。こうしてエイシンフラッシュは一躍世代の頂点に上り詰めた…

と思いきや、ここから約2年勝てなくなってしまいます。というのも、フラッシュはスローペースでの勝負が得意だったので、展開に左右されやすかったのが要因です。

勝ちきれない日々。2着が3回、3着が2回。彼が再び輝いたのは、前と同じ府中の舞台でした。

ハイペースで進むレース。エイシンフラッシュは中段でしっかり折り合い、最後は内から鋭く抜け出し、約2年半ぶりに先頭でゴール板を駆け抜けました。

ここで有名なのがM.デムーロ騎手の最敬礼です。この日は天皇・皇后両陛下が来場する天覧競馬の日であり、それを踏まえたデムーロ騎手の粋な計らいです。ウマ娘でもよく描かれてますね。

この後は翌年も現役を続け、毎日王冠を勝ち、JCで引退しました。現在は種牡馬として頑張っています。応援しましょう!


と、前回とは打って変わって長いこと解説しました。これには理由があります。それは、1つ許せないことがあるからです。それは…

メインストーリー第3章 10話より

こんな演出をしていながら、この後ろの6人誰も実装してないことです!なんでだよ!史上最高メンバーなのにその凄さがあんまり伝わってこねーよ!!!と思わずキレてしまいました。いやキレてないですけど(笑)
ともかく、納得はいってないです。誰か1人くらい実装して欲しいです。ということで1番実績のある子を詳しく、他5頭は簡潔に紹介します。

ということで紹介していきましょう!まずはこの子です!

届け、この思い

ヴィクトワールピサ

父 ネオユニヴァース 
母 ホワイトウォーターアフェア
 
競走成績 15戦8勝[8-1-2-4]
 
主な勝鞍 皐月賞 有馬記念 ドバイWC
2010年最優秀3歳牡馬
2011年最優秀4歳以上牡馬

同期の皐月賞馬、ヴィクトワールピサです。4連勝で皐月賞を制し、ダービーでは1番人気でした。が、瞬発力勝負に着いていけず3着まで。秋は凱旋門賞に挑むも7着。帰国初戦のJCを3着。そして迎えた年末の有馬記念。

今度はスローペースを読んで早めに仕掛け、絶対女王ブエナビスタの追撃をハナ差しのぎ切り勝利!大金星を上げました。

翌年、始動戦の中山記念を快勝したヴィクトワールピサはドバイへと旅立ち、世界最高峰のダートレース、ドバイワールドカップに挑みました。このレースは凱旋門賞に匹敵するレースと言われ、世界中から名馬が集まります。今まで数多の日本馬がこのレースに挑んできましたが、力の差を見せつけられてきました。いわば日本馬の悲願でした。

また、この年は東日本大震災が起こり、日本に沈鬱な空気が流れていました。何とか日本を元気づけたい。そんな日本の悲願と、希望を背負って、彼は走りました。

日本馬初のドバイWC勝利。しかもなんと日本馬ワンツーです。立ち直れ日本、頑張れ日本。被災した日本へ、彼らからのメッセージでした。鞍上のM.デムーロ騎手はインタビューで涙しました。「この勝利をニッポンの皆様へ捧げます」と…

その後は海外転戦を目標にしていましたが怪我で回避。JCと有馬記念に出て引退しました。現在はトルコで種牡馬になっています。


とまあ、こんなにすごい戦績を残してるんですが、なんか地味な気がします…(個人的な感想ですけど)
理由としては、上下の世代が濃すぎたのと、やっぱり名前が難しいというのがあるのかな…と思います。(ビクトワールピザではない)

個人馬主の馬なので、何とか実装されたら嬉しいです。

ということでここからは簡潔に行きます。
無敗で青葉賞を勝ち、ダービーでは2番人気だった

ペルーサ

先日インスタライブをしてました。ゼンノロブロイ産駒です。シナリオに出てくるのはそういうこと。なかなかの癖馬で、調教師に「ふざけてんじゃない、と言いたい」と言われたほど。実際レースではよく出遅れるし、ゲートを嫌がったり。能力はすごいものを秘めていたらしいですが、上手く発揮出来ないまま引退しました。現在は馬術大会で活躍しています。

ダービーでは3番人気。後に天皇賞・春を制す

ヒルノダムール

マンハッタンカフェ産駒です。シナリオに出てくるのはそういうこと。皐月賞で上がり最速で2着に突っ込んでダービーでは人気を上げました。が、9着まで。その後は善戦が続きますが、翌年に大阪杯をレコード勝ちし、天皇賞・春を連勝します。その後はまた善戦マンに戻り勝てずに引退しました。体質は丈夫でしたが、体重が減りやすいという弱点がありました。

ダービーでは4番人気。超悪癖の良血馬

ルーラーシップ

父キングカメハメハ、母エアグルーヴです。シナリオに追込みのエアグルーヴが出てくるのは…まぁそういうことです。お坊ちゃんと呼んでいいくらいには超良血な馬です。↑のレースをご覧頂くとわかると思いますが、超強いです。

ただ、彼はスタートが絶望的に下手でした。挑んだレースではだいたい出遅れてます。

特にこれ。ひどいです。ゴルシより出遅れてる…のに3着まで来てます。えぇ…

まぁ、出遅れながら勝ったレースもあるんですけど…(?)
と、そんな悪癖を持った彼は、とても強い力を持っているはずなのに、なかなか発揮できずに引退してしまいました。現在は種牡馬として頑張っていますが、その悪癖を受け継いでしまう子も多かったり。

ダービーでは5番人気。薔薇一族の王子様

ローズキングダム

3連勝で朝日杯を制し、春の主役へ…と思われましたが、皐月4着ダービー2着で終えます。秋は神戸新聞杯を制して1番人気で菊花賞に挑みます…がこれも2着。勝ちきれない日々が続きます。

次走はJC、最後の直線挟まれるような形になり大きな不利を受けますが、根性を見せ2着入選。1着入選のブエナビスタが斜行で降着となり、繰り上がりで1着になりました。この後は京都大賞典を勝ったり馬券に入ることはありましたが、G1を勝つことはありませんでした。
ちなみにヴィクトワールピサとは新馬戦が一緒でした。G1馬が2頭いたなんてすごいですね。

ダービーでは6番人気。3歳で毎日王冠を制した

アリゼオ

春はスプリングSをローズキングダムを下して勝利。皐月5着でダービーに挑みますが13着惨敗。その後は中距離路線へ進み3歳で毎日王冠を制します(オグリキャップ以来!)が、JCダートに出走(!?)した後屈腱炎を発症します。復帰はしたものの、2戦して勝てずに引退しました。現在乗馬になっています。

ということで6頭紹介しました。長かった…
他にも重賞5勝のトゥザグローリーや、14番人気で天皇賞・春を勝利したビートブラックなど、濃い面々が揃っています。

続いて牝馬路線の紹介をします。といっても1頭がG1総ナメしたのでその子しか紹介しませんが…

可憐な翼

アパパネ

父 キングカメハメハ 母 ソルティビッド

競走成績 19戦7勝[7-1-3-8]
 
主な勝鞍 牝馬三冠 阪神JF ヴィクトリアマイル
2009最優秀2歳牝馬
2010最優秀3歳牝馬

史上3頭目の三冠牝馬です。阪神JFを三連勝で制し、チューリップ賞こそ2着に敗れたものの、桜花賞をレコードで勝利します。オークスはサンテミリオンとの同着というG1では非常に珍しい結果になりました。(1着同着は史上初)

秋、またも始動戦のローズSを4着に敗れますが秋華賞は正攻法で勝利。史上3頭目の牝馬三冠を成し遂げました。

この後はヴィクトリアマイルをブエナビスタを抑えて勝利し、牝馬G1完全制覇に王手をかけましたが、2年連続外国馬のスノーフェアリーに敗れ、あと1歩のところで叶いませんでした。

現在は繁殖牝馬として頑張っています。2021年にはアカイトリノムスメが秋華賞を勝ち、親子制覇を成し遂げました。

重賞勝利が全てG1と、三冠馬にしてはちょっと珍しい記録を持ちます。また、ゲート入りが嫌いでよく先入りしていました。

ウマ娘、三冠牝馬増えてほしいですよね…まさか最初に追加されるのが現役のデアリングタクトなんて思いませんでした(笑) 三冠馬は3頭いるのでなんとかならないかなーと思ってます。


と、こんな感じで王道路線は終わりです。後はカレンチャンの紹介をちょっとだけします。

閃光乙女

カレンチャン

父 クロフネ 母 スプリングチケット
 
競走成績 18戦9勝[9-3-1-5]

 主な勝鞍 スプリンターズS 高松宮記念
2011最優秀短距離馬
2012最優秀4歳以上牝馬

おなじみカレンチャンです。可愛い。3歳は経験を積み4歳になって重賞を三連勝すると、そのままの勢いでスプリンターズステークスを制します。冬は香港スプリントに挑みますが5着(これでも日本馬最先着だったりする。)

よく5歳、始動戦を敗れ、ロードカナロアという後輩の怪物が台頭してきたこともあって高松宮記念は2番人気に甘んじますが、ここは女王の意地をみせ、見事勝利。春秋スプリント連覇となりました。

秋は本格化したロードカナロアに負け、見届けるような形で引退しました。現在は繁殖牝馬として頑張ってます。なにやらダイワスカーレットと仲がいいとか…

と、こんな感じです。同期にはそんなライバルがいませんが、上や下にはライバルや善戦マンたちが揃った個性豊かなメンバーが揃ってます。先のロードカナロアやダッシャーゴーゴー、サンカルロなどなど…

ということでカレンチャンの紹介でした。ロードカナロアが追加されるだけでも結構面白くなると思います。されないかな…チラチラ

というわけで今回はここて終わろうと思います。前回は4頭だったのに今回はたくさん紹介しちゃいました😜この中から1頭でも追加されたら嬉しいです。では、また次回!次は2016か2011辺りを予定しています!

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