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年代別 ウマ娘化して欲しい競走馬たち Part1

皆さん、ウマ娘やっておられますでしょうか?僕はもうウマ娘より、競馬の方が楽しくなってしまいました。

競馬に精通していく中で、「この馬、ウマ娘化されたらなあ…」という思いがどんどん膨らんでいきました。1.5周年が終わってから2周年目前までに、追加されたウマ娘はメジロラモーヌただ1人。2周年でも新規ウマ娘は来ましたが、このままでは未実装のウマ娘もいつかは底をついてしまいます。ということでウマ娘化されてほしい競走馬たちを年代別につらつら述べていきます。

・1977世代
この世代でウマ娘化されている馬はマルゼンスキーのみです。ウマ娘の中では1番古い馬です。しかし、強すぎて同期にライバルと呼べる馬がいません。しかもマルゼンは怪我で早期引退してしまったため上や下の世代とは戦ったこともありません。仕方ないので、if展開を期待して近い世代の有名な馬たちを紹介します。

テスコガビー(1975)
桜花賞は大差、オークスは8馬身差で勝利した怪物2冠牝馬です。桜花賞は杉本アナの「後ろからはなんにも来ない」という実況で有名です。ただ、最後は心臓麻痺で現役中に死亡、悲しい最後を遂げました。

マイルとは思えない着差ですね…

カブラヤオー(1975)
狂気の逃げ馬の異名を持つ二冠馬です。皐月賞、ダービー共に異常なハイペースで逃げ勝ったことからこの異名が付けられました。怪我をして三冠は取れませんでしたが、デビュー2戦目から復帰戦まで9連勝という稀有な記録を持っています。

ハイペースのせいで最後の直線は全頭フラフラです。ちなみになぜこんな破滅的な逃げをするかというと、幼少期に他馬に蹴られたせいとのこと。

トウショウボーイ(1976)
稀代のスピード馬。まるで空を飛ぶように走るので天馬と呼ばれました。ミスターシービーやダイイチルビーの父にあたる馬です。

一瞬で5馬身差。中距離なら連対を外したことはありません。有馬記念、宝塚記念も制して顕彰馬になりました。ちなみに、ウマ娘のイベントストーリーで存在が匂わされたことがあります。

テンポイント(1976)
トウショウボーイ最大のライバルにして、悲劇の名馬です。早くから期待されていましたがクラシックは無冠。古馬になって天皇賞・春を勝ち栄冠を掴みますが、トウショウボーイには勝てずにいました。

しかし、トウショウボーイとの最後の対決でついに彼に勝利します。そして年度代表馬となり、次は海外遠征が計画されていました。が、壮行レースとして選ばれた日経新春杯で骨折。懸命な治療が行われましたが、2か月後に死亡しました。死後、彼も顕彰馬に選出されました。

グリーングラス(1976)
遅れてやってきた、前2頭のライバルです。菊花賞を12番人気で勝つと、脚部不安がありながらも長く現役を続け、天皇賞・春、有馬記念を勝って引退しました。

トウショウボーイ、テンポイント、グリーングラスの3頭は頭文字をとってTTGと呼ばれています。3頭がレースに揃うと必ず1.2.3着を独占する、珍しい3強でした。

1977〜1982年にももちろん名馬はいるんですが、ウマ娘化されている馬はいないしちょっとキリがないので割愛します。

・1983世代
三冠馬、ミスターシービーの世代です。ウマ娘化されているのもシービーだけです。三冠馬世代ですが同期もとても強いです。

ニホンピロウイナー
マイルから短距離で圧倒的な強さを誇り、マイルの皇帝と呼ばれました。当時は少なかった短距離重賞を10勝、3年連続最優秀短距離馬に選ばれるなど、輝かしい成績を残しました。

ギャロップダイナ
「あっと驚く」で有名な彼です。彼もまた国内でルドルフに土をつけた馬です。ルドルフを破った後はなかなか勝てず、あれはまぐれだったと言われましたが、晩年に安田記念も勝利。実力は確かなものだと証明しました。

他には、関西の星スズカコバン、エアグルーヴの母ダイナカール、地方の星サンオーイなどがいます。

・1984世代
皇帝、シンボリルドルフ世代です。ウマ娘化されているのもルドルフだけですね。83世代と同じです。ただ、83世代よりはメンバーが少ないでしょうか。

スズパレード
脚部不安と戦いながら勝ち星を重ね、宝塚記念を勝った馬です。彼のすごいところは、その後また脚部不安で休養し、1年3ヶ月明けのオールカマーをレコード勝ちしたところ。最近更新されてしまいましたが、すごい記録です。

ビゼンニシキ
ルドルフのライバルです。ダービーまではルドルフ以外に負けませんでした。特に皐月賞はルドルフと激闘を繰り広げました。

一旦はルドルフを捕らえるんですがね。相手が強すぎました。ちなみに、ダイタクヘリオスの父です。

・1985世代
ウマ娘化されているのはシリウスシンボリだけです。なんかこの辺こういうの多いですね。

ミホシンザン
三冠馬シンザンの最高傑作の馬です。体質が弱く親子で三冠は叶いませんでしたが、皐月賞と菊花賞の2冠を制覇。古馬になってからは秋古馬三冠全て3着という珍記録を打ち立てながらも天皇賞・春を勝ちました。

皐月賞は圧巻の走りです。ちなみにルドルフとも有馬記念で1度だけ戦ったことがありますが、ちぎり捨てられました。ちょっと強すぎんよ〜

サクラユタカオー
サクラバクシンオー、ユキノビジンの父です。足元が弱く、3度も休養していますが、3度もレコードを更新した快速馬です。

・1986世代
三冠牝馬、メジロラモーヌの世代です。ウマ娘化されているのもメジロラモーヌだけです。

メジロデュレン
メジロマックイーンの兄です。共に人気薄ながら菊花賞、有馬記念を制しました。後述しますが、有馬記念を制することができたのは悲しい理由があります…

ニッポーテイオー
マイル〜中距離で活躍しマイルの帝王と呼ばれました。春秋マイル、天皇賞・秋を制しました。すごいのは、NZTを勝ってから引退まで複勝圏内を外さなかった安定感です。

また、史上最後の天皇賞・秋を逃げ切った馬でもあります。5馬身差というのも歴代最高着差です。シンデレラグレイではアキツテイオーという名前で出ています。

他には、社台グループ初のダービー馬ダイナガリバー、ニッポーテイオーのライバルダイナアクトレス、海外だと有名なトニービンストームキャットがいます。

・1987世代
この辺りからウマ娘が増えてきます。この世代は、ゴールドシチー、タマモクロス、イナリワンの3頭がウマ娘化されています。

サクラスターオー
悲劇の二冠馬です。皐月賞を制しますが直後に繋靭帯炎を発症し、ダービーには出れませんでした。しかし休養明けぶっつけ本番の菊花賞を見事に制し二冠馬に輝きました。

しかし、次走の有馬記念で故障。彼もまた懸命な治療が行われましたが死亡してしまいました…
余談ですが、皐月菊共に2着はゴールドシチーです。

マックスビューティー
二冠牝馬です。1番人気で8連勝しました。三冠目のエリ女は惜しくも2着で、三冠なりませんでした。

桜花賞は8馬身差の圧勝でした。マイルなんですけどね?

メリーナイス
四白流星の綺麗な馬です。日本ダービーを6馬身差で制しました。もちろん最大着差です。

ダービーを勝ったことで映画の主役のモチーフにも選ばれました。

・1988世代
オグリ世代です。ウマ娘化されている馬は6頭と多いです。が、まだ実装しないのがもったいない馬もいます。

サッカーボーイ
強烈な末脚と気性を持った馬です。新馬戦は9馬身ぶっちぎり、阪神3歳Sも8馬身ぶっちぎり、函館記念さダービー馬2頭相手に5馬身ぶっちぎって日本レコードで勝利(今でも破られてない)、マイルCSも4馬身ぶっちぎるなど本当にすごい脚を持った馬でした。

尾花栗毛が美しいですね。ちなみにナリタトップロードの父です。シンデレラグレイではディクタストライカという名前で出てますが、偽名なのはあまりにも惜しいと思います。

ダイユウサク
「これはびっくりダイユウサク!」で有名でしょうか。14番人気でメジロマックイーンを破ってレコードタイムで有馬記念を制しました。実はオグリ達と同期なんです。時期は全く被っていませんがね。

というのも、身体が弱くて5歳まで勝てなかったんです。それが有馬記念を勝つまで成長するんですから不思議ですね。アニメではダイサンゲンという名で登場しました。

・1989世代
お世辞にも強かったと言えない世代です。というのも古馬G1を制した馬が1頭しかいません。ヤバいです…

有名なところだと、単勝430倍の20番人気でエリザベス女王杯を制したサンドピアリス、地方の名牝ロジータなどでしょうか。海外ならおなじみサンデーサイレンスと、そのライバル イージーゴアなどがいます。

・1990世代
メジロマックイーン世代です。ウマ娘化されている馬は7頭と、タレント馬はほとんどウマ娘になっていて隙がありません。一応1頭だけ紹介します。

ハクタイセイ
芦毛初の皐月賞馬です。6連勝で皐月賞を制し…た後ダービーを敗れてそのまま引退しました。語ることが少ないんですよね…でも皐月賞馬だけいないってのも寂しいし、来て欲しい気持ちはあります。

・1991世代
トウカイテイオー世代です。ウマ娘化されている馬は5頭、ここもタレント馬は結構ウマ娘化されていますが、もう少しだけ紹介します。

イソノルーブル
桜花賞を1番人気で迎えますが、落鉄し5着。このことから裸足のシンデレラと呼ばれました。しかしオークスは桜花賞馬シスタートウショウを退け逃げ切り1着。見事栄冠を手にしました。

他にも、アニメでは偽名で登場したテイオーのライバル達 イブキマイカグラレオダーバンシャコーグレイドや主戦騎手が亡くなってしまったリンデンリリー、ダイワスカーレットの母 スカーレットブーケなどがいます。

・1992世代
ウマ娘化されているのは5頭です。ここはマイルの活躍馬が多いんですが、ウマ娘ではいません。紹介します。

シンコウラブリイ
重賞7勝、着外は1回のみという抜群の成績を残した名牝です。名伯楽、藤沢和雄元調教師の初のG1馬でもあります。

また、海外生まれ、得意距離や調教師が同じということでタイキシャトルと似ているところがありますね。ウマ娘化されたら仲良くなりそうです。

トロットサンダー
地方でデビュー、雷のような末脚を持ち6.7歳で春秋マイルを制覇しました。1600なら8戦無敗でした。すごいですね、

他には…ちょっと残酷過ぎて語りたくないサンエイサンキューという牝馬がいます。あまりにも可哀想なのでウマ娘で幸せにして欲しいです…気になったら調べてみてください。あとはアニメでも偽名で出たJC勝ち馬レガシーワールドや秋天2年連続2着のセキテイリュウオーなどがいます。

・1993世代
BNW世代です。ウマ娘化されているのは4頭です。BNWはストーリー化もされているしよくご存知でしょう。しかし牝馬や短距離の方も熱いのに全く触れられていません。紹介します。

ベガ
曲がった脚を持ちながら、2冠を制した牝馬です。3冠目のエリ女は惜しくも3着、あとは体調が振るわず勝てずに引退しました。

母として、アドマイヤベガとアドマイヤドンのG1馬兄弟を送り出したり、祖母としても桜花賞馬ハープスターを排出するなど素晴らしい繁殖成績を持っています。

ホクトベガ
「ベガはベガでもホクトベガです!」という実況で有名な彼女。ベガと名前が似てますが偶然です。
エリ女を勝ったあとはなかなか勝てなくなりましたが、ダート転向で覚醒。ダート重賞を10連勝します。

覚醒のエンプレス杯。18馬身差の圧勝でした。
そして、引退レースとして選んだのがドバイワールドカップ。彼女は世界一を目指しました。
…が、レース中に骨折。そのまま予後不良となり、日本に帰ってくることはできませんでした…

ノースフライト
この時代のマイルの女王で、スプリントのバクシンオーとはライバルでした。通算は3戦2勝で勝ち越しです。ぜひウマ娘化して欲しいですね。愛称はフーちゃんでした。

他には、強烈な追い込みで秋天を勝ったサクラチトセオー、ビワハヤヒデを破って秋天をレコード勝ちしたネーハイシーザー、JCを制してßźのジャケットにもなったマーベラスクラウン、悲劇の影で宝塚記念を制したダンツシアトルなどがいます。まだまだいますね。

・1994世代
三冠馬、ナリタブライアンの世代です。ウマ娘化されているのは4頭。歳を重ねてからG1を勝つ馬が多くいました。

タイキブリザード
兄にアメリカG1を6勝した馬がいる良血馬。ですが、G1はなかなか勝ちきれず。G1で2着を3回取りシルバーコレクターと呼ばれました。

しかし、6歳にして安田記念を制覇。悲願を成し遂げました。タイキシャトルと共通点の多い馬なので、実装されたら是非仲良くして欲しいです。

オフサイドトラップ
3度の屈腱炎を乗り越え、7歳にして悲願のG1制覇を成し遂げた馬です。

…が、彼が勝ったのはサイレンススズカが故障した天皇賞・秋でした。せっかくの勝利も後味の悪いもので、注目はスズカに集まるばかり。悲劇の勝者となりました。
ウマ娘化したら、無事なスズカと戦って欲しいですね…

・エアダブリン
未だ中山3600mのレコードホルダー、3頭のG1馬の兄にあたる馬です。クラシックはブライアンに苦渋を飲まされ続けました。

ブライアンが怪我で離脱してもG1は勝ちきれず、結局彼自身も怪我をして引退してしまいました。
ウマ娘化したらローレルと仲良くして欲しいなと個人的に思います。

ライブリマウント
ダート競走が整備されると共に頭角を現したダート王者です。一時期はダートレースを7連勝と無双していましたが、1度負けてからは不振に陥り勝てなくなりました。

日本馬として初めてドバイワールドカップに出走した馬でもあります。

他にも、オグリキャップの妹にして桜花賞馬のオグリローマン、ヒシアマゾンと激闘を繰り広げたオークス馬チョウカイキャロル、G1未勝利ながら獲得賞金は6億越えのキョウトシチー、ナリタブライアンを差したスターマン、まだ存命のサクラエイコウオーなどなどがいます。



さて、たくさん書いてきましたが一旦ここで締めます。ここからはレースが増えて活躍馬が増えまくるので王道路線、短距離路線、ダートで分けて投稿しようかと思ってます。

…まあその前に5thライブが来るので色々追加されそうですね。それはそれで楽しみです。1年来てないメインストーリーもそこで発表されるといいなと思ってます。

実はこの記事2周年より前に投稿しようとしてたんですが、サボりまくったのでここまで投稿伸びちゃいました。多分予定してる3本も2.5周年に間に合うかどうかくらいです。まあ頑張るので長い目で楽しんでくれたら嬉しいです。

最後までお読み頂きありがとうございました!

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