クラウドファンディング炎上してから現在Ⅱ
こんにちは。
近畿大学建築学部3回生の福井です。
前回では、クラウドファンディングについて長く話してしまったので、今回は本題である炎上について書かせていただこうかと思います。
”クラウドファンディングで海外旅行? ”
ここでは、嘘は書きたくないので全て本当のことを話そうと思う。
前回話したように、クラウドファンディングで起業するための第一歩として挑戦したのは本当だが、旅行費をクラウドファンディングで融資してもらおうとしていたことは事実だ。
私も、当時クラウドファンディングの仕組みが分かっていなかったこともあり、旅費が無料で貰えるものだと勘違いをしていた。
実際に’世界一周をしたい'という、クラウドファンディングの成功例も多々あったので、私もできるのではないかと軽い気持ちで初めて見たのも一つである。
(下記の添付しているプロジェクトを参考にしました)
”大学生がスラム街? ”
ちょうど、旅関係のクラウドファンディングをしたいと思っていた時に、大学の友達から’海外のスラム街に行きたいから一緒に行こう’と誘われた。
一度スラム街に行きたいと思っていたのもあって、即決で旅を企てた。
その際に、もう1人の友達を誘い3人でスラム街に行くことになった。
(フィリピンと決めた理由はwebで東南アジアで最大のスラム街と調べたのが発端です)
http://kuririn27.hatenablog.com/entry/2015/06/10/204331
”クラウドファンディングの原稿作成開始”
同行する友達に、今回の旅費をクラウドファンディングで調達したいと説明し、プロジェクトを開始。
みんなで相談しながら内容やリターンを考えていった。
また、出来るだけ多くのフィリピンの情報を得るためにQQ Englishという英会話教室や(フィリピン留学があり、フィリピンについて詳しいとのことで)
スラムに詳しい国際学部の教授や’ソルトパヤタス’というフィリピンのマニラでボランティアを行なっている団体などに訪問し、話を伺った。
また、目標金額を達成するためにもSNSに投稿し、親戚やお世話になった方からも融資してもらうようにお願いした。(急上昇トピックに入るように)
そして、拡散力を高めるためにSNSに投稿したり、近畿大学でプロジェクト発表するというイベントとがあったので参加し、私たちが行なっているクラウドファンディングの事を宣伝した。
安全性も告知も自分ができる範囲で行った。
準備が整い、ついに発表当日。
期待と不安で胸がいっぱいであった…
”ツイッターで炎上”
発表当日から3日、親戚やお世話になった方からありがたいことに融資してもらい約三万円まで集まった。
想像以上に、人からお金を融資してもらうことは難しいとしみじみ感じた。
また、自分がこんなものなのかと情けなく思えた…
しかしある夜、投稿したツイートの様子を見にツイッターを開けてみると、私が投稿したツイートを引用してつぶやいてるツイートが300リツイート程いっているアカウントを目にした。
炎上されているツイートは何回が見ていたが、自分がマトにされ炎上したのは初めての経験であったため、あまり状況が分からず友達に炎上されているなどおもしろ半分で喋っていた。
すると、次の日…
授業が終わり帰る準備をしていた時、一緒にプロジェクトを行なっている友達から電話があり呼び出された。
呼ばれた先は、建築学部の学部長室だった。
話を聞いてみると、クラウドファンディングで炎上したことにより、ボランティア団体の方や批判した方などから電話が殺到したらしい。
(貴校のクラウドファンディングをしている学生が、スラムに行くのはあまりにも危険だとの連絡で)
その連絡が、学部長まで話が届き’プロジェクト中止した方が今後のためだ’と助言された。
私一人だけで、プロジェクトを行なっていたのならば中止という選択はなかったが、近畿大学または、建築学部にもご迷惑をかける始末。
そして、一緒にプロジェクトを手伝ってくれた友達にまで批判され、ネットに顔晒しになったので中断せざる終えない状況になり、プロジェクトを中断する形になったのだ。
”クラウドファンディング中止”
あまりご存知ない方もいられるとおもうが、クラウドファンディングには中止を実行するには中断料を払わなければならない。
その中止をした際に集まった金額によるが、私は好意的ではないが炎上商法という形になったおかげで十五万円ほど集まってた。
その結果、中断料が少し高くなり三万六千円ほど請求がき、お支払いをしたのだ。
また、中止するまでに融資してもらった方に対しては全額返金し、私なりに心を込めて謝罪をした。
もし、あの際に融資してくださった方、ご覧でありましたら本当にありがとうございました。
また、ご指導、応援のお言葉をくださった方々、ご返答出来ず大変失礼なことをしてしまい本当に申し訳ございませんでした。
後に書かせていただきますが、少し失敗が積み重なり鬱のような症状になっていたため、SNSから目を背けご返信出来ませんでした。
【 キャンプファイアー本社の方に指示された返金方法で行なった為、詳しいことは言えないですがなにかの誤作動でご返金されていない方、その際はご連絡ください】
”中断してからフィリピンへ”
クラウドファンディングを中断したからと行って、フィリピンの旅は中断とはならなかった。
何故なら、クラウドファンディングは人生経験として一度挑戦みたかっただけで、必ずしも資金を調達したいとは思っていなかったからだ。
資金がゼロであっても行くのは確定していたし、中断したからと行って’フィリピンに行っていない訳ではない’ことを理解してほしい。
今回は’クラウドファンディング開始から炎上するまで’と’炎上後’の話でした。
次回は、’炎上後のフィリピンの活動’と’炎上によっての影響’を書きます。
ご覧いただきありがとうございました。
次回も、よろしくお願いします。
トップページに添付している画像はキングコング西野さんのブログから引用したものです。
https://ameblo.jp/nishino-akihiro/entry-12388841602.html
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