人間失格 第六のメモ
私は、その男の写真を三葉、見たことがある。
一葉
「なんて、いやな子供だ」その写真をほうり投げるかも知れない。 両方のこぶしを固く握って立っている。
二葉
おそろしく美貌の学生である。
もう一葉の写真は、最も奇怪なものである。まるでもう、としの頃がわからない。
ああ、この顔には表情が無いばかりか、印象さえ無い。特徴が無いのだ。たとえば、私がこの写真を見て、眼をつぶる。既に私はこの顔を忘れている。
はい
三葉と書くべきところを書いていない
ひどく汚い部屋(部屋の壁が三箇所ほど崩れ落ちているのが、その写真にハッキリ写っている)
ここで一応”三”を使う もう一葉の写真では変
たぶん おそらく もしか 三は結構使われてる気がする
大庭葉蔵
第一の手記
恥の多い生涯を送って来ました。
第二の手記
キリスト話
たとい神の子のイエスにとっても
マリヤの円光
顔に偽クリスチャンのような
第三の手記
第三の手記で言う神はキリスト?
人間、失格。
もはや、自分は、完全に、人間で無くなりました。
自分の苦悩の壺がからっぽになったような気がしました。自分の苦悩の壺がやけに重かったのも、あの父のせいだったのではなかろうかとさえ思われました。
「これは、お前、カルモチンじゃない。ヘノモチン、という」
と言いかけて、うふふふと笑ってしまいました。「癈人」は、どうやらこれは、喜劇名詞のようです。眠ろうとして下剤を飲み、しかも、その下剤の名前は、ヘノモチン。
いまは自分には、幸福も不幸もありません。
ただ、いっさいは過ぎて行きます。
自分がいままで阿鼻叫喚で生きて来た所謂「人間」の世界において、たった一つ、真理らしく思われたのは、それだけでした。
ただ、いっさいは過ぎて行きます。
自分はことし、二十七になります。白髪がめっきりふえたので、たいていの人から、四十以上に見られます。
あとがき
「あのひとのお父さんが悪いのですよ」
何気なさそうに、そう言った。
「私たちの知っている葉ちゃんは、とても素直で、よく気がきいて、あれでお酒さえ飲まなければ、いいえ、飲んでも、……神様みたいないい子でした」
大庭葉蔵
キリストが罪を背負ってがなんちゃらを 一般人がやったような バカ
「あのひとのお父さんが悪いのですよ」
……神様みたいないい子でした」
マダムだけは神様と
キリスト話は間違いなく混ざってる はず
これは太宰で葉蔵でキリストなのかな?
三葉 の所 古事記説
スサノオ アマテラス ツクヨミ イヤー流石にどうかなー
印象無いってのは ツクヨミだとして 嫌な奴は スサノオ 美少年はアマテラス は古事記っぽいかなーとは思うかなー
インデヤンの踊り 小さいオチンポが見えていたので、天岩戸これは間違いなくそうだろう?
ある意味 人間じゃないネタは色々あるのかもしれない
「これは、お前、カルモチンじゃない。ヘノモチン、という」
左から2番目 太宰治
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