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行政書士試験で不合格になった原因3選

1年目(2022年)の行政書士試験の結果は152点でした。
合格点である180点にかすりもしない点数でした。
不合格になった原因を自分なりに分析して2年目(2023年)の試験に挑戦しました。
原因はいくつかありますが、3つに絞って書きます。

アウトプットに取り組む時間が遅かった

1月から4月まで予備校の講義動画をひたすら観てました。
全ての分野の講義動画を観てから、過去問に取り組む計画だったので、全くアウトプットをしていませんでした。

当たり前ですが、講義を観ただけでは知識は身につきません。
特に1月頃に講義を観た憲法は、5月に過去問に取り組んだ時には内容を全て忘れていました。
約4か月も何の知識も身につかない時間を過ごしてしまいました。

インプットした後は、すぐにアウトプットするべきでした。
2年目は、インプット・アウトプットを必ず並行して行うようにしました。

模試の回数が少なかった

模試は2回(会場1回・自宅1回)受けました。
模試の回数が少なかったことは、本試験の時間不足を引き起こした要因の一つになりました。

本試験では、時間不足でパニックになり、落ち着いていれば解ける問題も落としました。
サービス問題の一般知識の「アメリカの大統領は誰か?」と言う問題も間違えました。

3時間で問題を解く経験が少なかったため、時間配分を上手く行うことができませんでした。
模試を複数回受けて、解く順番・時間の掛け方を微調整して、本番に挑む方が良いと思いました。

2年目はLEC・伊藤塾の模試を8回くらい受けました。模試を受けるうちに適切な時間配分がわかるようになりました。本試験では、極度の緊張もあり、ギリギリですが終了5分前に解き終えることができました。

勉強時間を増やすことが目的になっていた

ネットの記事等を見て、必要な勉強時間は1,000時間と書いてあったので、これを超えることを目標にしました。1年目は1200時間勉強して、この目標を達成しましたが、肝心な試験は不合格でした。

過去問を何周もして、勉強時間はグングン増えていきましたが、模試・本試験では点数が取れませんでした。

苦手だった民法は、予備校の問題集を15周くらいしましたが、本試験では4/9しか解けませんでした。
民法は過去問の焼き直しの問題が出題される比率が低いので当然の結果でした。

過去問を何度も繰り返して、正答率が上がり、勉強時間が増えると達成感がありました。
過去問の解答は、ほとんど暗記していました。
しかし、過去問の回答を暗記するだけで、高得点を取れる試験ではなかったので、本試験では悲惨な結果になりました。

2年目は勉強時間は計測しませんでした。
おそらく2年目も1000時間は超えていたと思います。
同じ過去問を必要以上に繰り返すことはやめて、テキストの内容を理解することを重視しました。

まとめ

勉強法に正解はありませんが、ある程度継続して、効果が出てないと思ったらスパッとやめることが重要だと思います。
自分が決めた勉強法を盲信して、切り替えることが出来なかったのが、不合格になった原因だと思いました。

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