20190307裁定買い残

裁定買い残から動向を読み解く [Python 日本株]

日経平均先物のトレーディングをする上で重視している人の多い需給指標に「裁定買い残高」があります。裁定買い残の変化に、外国人による投機的な先物売買の変化が表れるといわれています。

日経平均は、裁定買い残が減少している間、つまり裁定解消売りが出ている間は下落します。ところが、裁定残が増加に転じる、つまり投機家が裁定ポジションをとりはじめると、上昇に転じます。

裁定買い残は、2007年以降でみると、3,000億~6,000億円まで減少すると、増加に転じていました。リーマンショック後の安値(2009年)、ブレグジットショック後の安値(2016年)に、裁定残は3,000億~6,000億円まで減少してから底を打っているように見えます。今後どのような動きをするのでしょうか。

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