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公教育が崩壊?市場原理を持ち込む日本に危機感。土佐議員、鈴木大裕さんの教育のゴールは幸せ。

たくさんの記事の中から読んでいただき
感謝しております(о´∀`о)
フナクボでございます!


100年先を見据えた教育の本

から7番目の方の教育観
教育研究者の
鈴木大裕さんです!

アメリカの革新的な教育に魅了された
鈴木さんは、それを学ぼうと渡米します。
が、そこで見たものは…

完全なる順位構造なんですって。
学力結果の良い学校にはますます金とヒトが集まり、
結果が出せない学校はますます苦しくなる…


鈴木さんは、娘さんを公立の、ランクの低い
地元の学校に通わせたそうですが、
酷い環境だったそうです。


フナクボは一度、
鈴木さんの講演を聴かせていただいた
経験があります。


劣悪な環境を変えるために
鈴木さんがどんな奮闘をされたかを聴いて
ビックリ!感銘を受けたことを覚えてます。


興味のある方は、
ご著書をどうぞ!


それで、鈴木さんの主張はこーゆーこと↓

日本の場合、高校ではそれが起きてるけど、
小中学校ではそこまでではない気がします…。
高校は義務教育じゃないしね。


でも鈴木さんは、そんな


新・自由主義


の波が日本にも来ていると指摘されています。

学力
=テストの点

教師の指導力
=テストの点をどれだけ上げられるか?

求められるものは、
目に見えるハッキリとしたパフォーマンス


市場経済の求めに応じて、
教育の目的が変わってきてしまっている!

ということですが、


私が進学校で教えていないせいか、
この辺はあまり実感湧かないかなぁ〜。
という気がします。


もちろん、
現在でも


学力=テストの点

を重視していますが、
むしろ、


『それだけを見ないようにしよう!』
『それじゃ通用しない!』

という視点は重きが段々置かれてる気がするなぁ。
でも、
テストの点さえ取れてれば
あれこれ言いにくいのは事実(笑)


は?何?挨拶?
関係なくね?
テストで結果出してるっつーの。


みたいな(笑)
まぁ、成績が良い生徒ほど
素直で人間性の高い子が多いのでごく少数ですが…。


そして教師の指導力ですが、

学力向上が、教師の評価


というのは、


悪くないと思うのです。


フナクボとしては。


良い先生は、
生徒の心に火をつけます。



だから


自然と


成績上がるんです。


で、そのような先生は
学力向上のための指導を行ってないと思うのです。

学力を上げるためだけに指導している先生なんて、
生徒は見抜くはずだし。
学力上げるために努力してる先生は、
自己研鑽に励んでいるしねぇ。


なので、
ここに関しては別に良いのでは?
という気もします。


また、
社会の求めに応じて

プログラミングとか、
英語とかを学ぶのは賛成。


資本主義経済に生きていて、
それを無視するというのは、
気持ちは分かるけど無理があるかなぁ…?


例えば、
戦国時代に、
戦を学ばなきゃ仕方ないもんね。

いくら人殺しが良くないといっても、
学ばないと、困っちゃうもんなぁ。


現在の学校では、

社会に使わない能力にパワーを割きすぎているから、
それを変えていこう!

という流れなのだと思います。


これに関しては強く共感してます。
もうペーパーテストを教育の頂点に置く時代は
終焉を迎えた方がいいですよね。

全部グーグル先生が教えてくれるもん(笑)


必要なのは、
暗記する必要のあった知識を
暗記しなくて良くなった代わりに、


その知識を使って
新しいものを創造する力。


だと思います。


でも、
ペーパーテスト主義は反対!


と言いつつ…


ペーパーテストが高い生徒の方が、
よりクリエイティブなことを産みやすいのでは??


という疑問がなくはないんですよね…(;_;)


実際、
東大生で起業する人って多いもんなぁ。



それから
学校の業務をどんどんアウトソーシングすることは、
私は大賛成です。


じゃないと、
教師はあまりにも時間ないですから…。


自らをアップデートする時間さえも…。


細かいところは、多少疑問がありつつ、
つまるところ、


子どもの幸せにつながる教育にしようよ!



というのは、めちゃくちゃ大賛成です!

やっぱり今の教育システムだと
直結してない気がする。


お金に困ってる大人が多い。
日本全体が経済に苦しんでいる。
人間関係の悩みで誰もが悩んでいる。


今の教育って、
お金についても、
起業についても、
人間関係を上手くいかせる方法についても、
なーんにも教えてないもんね。


そのためには、
教師がそれについて学ばないといけないです。
特に苦手な領域なんだけど…(笑)。

鈴木さんのお話しの中で一番印象に残っていた内容が
コレ。


幸福度ランクがずっと低かった高知県の方々が、


『俺らそんなに不幸感じてないよな…?』
『そもそもランキングがおかしいんじゃね?』


と思って、
独自に制定した


GKH(高知県総幸福度)


がステキ過ぎました。

○通勤時間短いか
○相談できる親族がいるか
○女性が夜一人で飲みに行けるか


などなど…


他人に、

お前ら幸福ランキング低いよ?


と言われても、

やかましーわ!
俺たちはこれでいくぜよ!


という、
明治維新を成し遂げた原動力の一つである
県の誇りを感じたフナクボでありました。



世界の潮流に、
スタンダードに、
完全に合わせよう!すり寄せよう!

というのではなく、

世界の潮流やスタンダードを
意識しつつ、
自分達のアイデンティティを打ち出そう!


というのが、
真のグローバルな生き方だと思うから。



とても考えさせられる鈴木さんのご指摘でした。


#鈴木大裕
#新しい教育のカタチ
#高知県
#土佐町

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