【コンパス】WPLseason2_1stGATE決勝リーグDay1【分析】part1
今回取り上げたのはこれ。
第1バトル【teabreak VS Portiom】編成の上手さ
両チームの編成を見てみよう。
ポーションは脅威となるグスタフへのメタとしておかアバルチ、環境トップアタッカーのマジゆららのほ、流行りのベガと空掛けやグスタフのアンジュを意識してなのかイデアきらら。
対してteabreakはイエーガーオルタ、ピスメグスタフという構成。持続時間の長いダメカを採用することでルチのお母さんアバカンとノホのマジスクを完封。完璧な対策の前にルチノホは沈黙してしまった。
一方裏ではずっとディズィーがきららにしばかれていた。しかし2点を制圧されるまでには至らない。またきららがディズィーに夢中になっている間ディズィーはしっかり味方の支援を行っていたことも印象的。
編成がこの試合を決めたと言っても過言ではないだろう。
teabreakの編成の上手さが光った試合だった。
ディズィーのグスタフを救うポタ回
マジスクでも追いつかれない空掛けオルタ
第2バトル【ルミナスVSRosa Blanca】覇者を追い詰めた薔薇姫
試合時間残り2分弱、ロサブランカがトマスと忠臣を撃破し決定的な有利をとる。
しかし敵リス地に近いBポータルを維持しようとした結果、ザクレイに対して一時的な数的優位が発生しフルークに誘われてワンパンされてしまう。トマスがポータル回復を吐いたことをふまえても一度Bから引いてCキャッチがよかった。
ザクレイが簡単にデスしたことでロサブランカ忠臣に対して2対1の状況がうまれ、一気にルミナス有利の状況に変わってしまった。
・試合時間残り1分35秒、なぜかオカリンがディズィーにタイマンで負けてしまう。これが後にディズィーがHSを溜めきったことにも繋がったと思われる。 追記:公式から配信された動画を確認しましたが、オカリンはドルケを張ってたのでレンジの範囲外から殴ってれば負けなかったと思います。なんならデズはマジスク2枚なので近づく必要はない。
試合時間残り1分20秒あたり。全力で3点側へ逃げるディズィーの姿が。ディズィーは射程距離と体力倍率を踏まえると基本的にオカリンには勝てないはず。ここで交代したお陰で3点側ではルミナスが2対2を制し4点目を制圧、最後はトマスもオカリンの攻撃を凌ぎきっている。
これを耐えるとは誰も思わんやろ……。
第3バトル【PortiomVSルミナス】HSの力比べ
お互いのカード構成を見てみよう。
ルミナスは敵にダメカが多いことを予想してオルタとディズィーが2人とも周囲カノーネを採用している。逆にポーションは敵にダメカが少ないことを予想してデルミンがカノーネではなくマジスクを採用している。
上級者たちによる画面外での読み合いが見て取れる。そして実際に両者の狙いは的中している。
試合が大きく動いたのは試合時間残り1分10秒、トマスHSの起動の直後だった。何が起こったのか。
トマスのHS直後、ザクレイのベガ(近,HS吸収UR)に合わせる形でディズィーがHS発動。
ディズィーHSに合わせる形でリリカとザクレイがHS、さらにディズィーHSモーション明けを狙ってデルミンもHS発動。ディズィーはデスしてしまう。
このとき、ザクレイとデルミンが一直線上に重なるような位置でセイバーオルタのHSが刺さる。一気に2人をキルすることに成功。盤上に残ったのはルミナスのトマス,セイバーとポーションのリリカ。
よく見るとザクレイとデルミンがちょうどセイバーオルタの目の前にいたことが分かる。
2対1の状況にトマスHSトランクもありリリカだけでは守りきれずルミナスがCポータルを確保、ルミナスが勝利した。
・ポーションはどうするべきだったのか
トマスとディズィーがHSを同時発動したら正直守りきれる気がしないので、デルミンにだけ合わせさせてディズィーを狩り、他の2人にはHSを温存させるとかもありだったのか?最悪4-1になったとしてもリリバフとかで上手く捲れたかも……?
試合のように合わせた場合でもデルミンとザクレイのHSモーション明けが重なって2タテさえされなければワンチャンあったと思いますが……。
全ては結果論で正解はないですね。
トマスHS(48:25)リリバフ×80%ダメカの上からでもゴリゴリ削るトマストランク。これが14秒も続くのは控えめに言ってバグ。
ざれごと
細かいところまでやろうとするときりがないので、今回は各選手の立ち回りは置いてチームとしての試合の分析を心掛けました。上位プレイヤーの立ち回りは本当に奥が深くて、勉強すればするほどその研究の跡に鳥肌が立ちます。
ようやく一本目が書けましたがもうちょっと投稿を増やしたいです。
もしこの記事を気に入ってもらえたら高評価とフォローをよろしくお願いします。part2もなるべく早く書きます。。