●完全版:9/18(月)◆中国産ピーナッツが「柿ピー」に使われていても、その表示をする義務がない「抜け穴」がある理由……
難(むずか)しいことを易(やさ)しく、悲観を楽観に、そして
全員の人たちを「笑顔へ」と、つなぎたい……。
★★なお、本文のコピーや、転載、転送、抜粋などは著作権法
に触れます。皆さんには関係がないと思いますが、山田が
今後も皆さんのために活動したいため、ぜひその点、よろ
しくお願いします。
◆◆━━━━━━━━━━━━━━◆◆
ニッポン人の心と体を、「笑顔で」救う!
★完全版メルマガ「暮しの赤信号」★
2023年9月18日(月)号
No.4720
毎朝、早朝5時に、全世界に向けて2つの
配信スタンドから、合計約5200部を発行
(日曜のみ休刊)。
創刊日:2004/10/5
【注】まぐまぐ!から受信されると、
上部に[PR]と記載した広告が掲載され
ますが、当方とは無関係です。
◆◆━━━━━━━━━━━━━━◆◆
『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や
『危険な食品』(宝島社新書)などの著
者で、食生態学者、そして日本危機管理
学会員でもある山田博士(ひろし)が配
信。食べものだけでなく、人としての生
きかたを考えます。なんともユーモラス
な文体が人気のようで……。
★お知らせ★
~若いころ、よく聴いていた歌を、突然、
思い出しました~
そう、「悲惨な戦争」。
歌:ピーター・ポール&マリー(PPM)、
下記で聴いてみて下さい。
21世紀のいま、この同じ時刻に、この同じ
地球上で、まったく同じ光景が繰り返されて
います。
愚(おろ)かな行為を、何度も何度も続け
る人間たち。
最後のシーンの老夫婦の後ろ姿を見るの
が、悲しくて、辛(つら)くて……。
→ https://tinyurl.com/4azktemz
(音が飛び出します。当初の音量の調整を、
お願いします)
残暑(酷暑)が、まだまだ続いています。、
皆さん、どうぞ、今日も一日、お元気で!
(山田)
本日の「完全版」は、100%掲載です。
本日の「短縮版」は、半分ほど省略して
おります。
(もし全文をご希望のかたは、後述の
noteをご覧下さい)。
本日も、どうぞ、お楽しみ下さい。
やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!
今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。
地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる
涙をストップさせたい。
空をのんびり旅する雲たちを眺めながら、
ぼくはいつもその方法を考えています。
そのために、「食べもの」が人を180
度変え、家族を変え、文明を変え、歴史
を変えてきた重い事実を、知ってほしい。
▼本日の目次▼
【1】
本日は、出来たてホヤホヤの「新作原稿」で
す。
後日、電子書籍「社会の裏側!」として公開
するつもりですが、いつになるかは未定です。
ただ、毎回、読者限定で、この欄で先行して
提供しています(「短縮版」は、前半だけ)。
(隔週月曜日に、この欄で、本邦初の原稿を
発表しています)
【2】
あなたやあなたの家族を命懸けで救う、
山田博士作品集
★「外食の裏側!」第1指南~第11
指南
まだご覧になっていないかたのために、
先日の内容を、再度、案内しています。
それでも外食が止められないあなたに
贈る「メニュの食べかた」。もちろん、
自炊にこそ、大いに役立ちます!
(今回の見本文は、下記の部分です)
(第9指南)
~「環ホル」の心配がないものを、こう
して選びなさい。でなければ、子どもが出
来にくくなり、前立腺ガンや乳ガンの心配
が強まります~
(注:「環ホル」とは、環境ホルモンの
ことです)
==================
【1】今回のタイトル
中国産ピーナッツが「柿ピー」に使われて
いても、その表示をする義務がない「抜け
穴」があるって、ご存じでしたか!
~ぼくは、食べものの場合は、中国産や韓
国産のものは絶対に口にしません。その安
全性の前に、「誠意のない、卑怯(ひきょう)
な商法」が、とてもイヤなんです~
==================
(隔週月曜日に、この欄で、本邦初の原稿を
発表しています。お楽しみに!)
【目次(概略でもあります)】
★(第1章)
何を隠そう、ぼくは、昔「ピーナッツ大好
き人間」でした(笑)。なぜ「過去形」なの
かと言うと、現在は、あまり安心して食べ
られなくなったから。その理由は、原産国
にあります……
★(第2章)
それに、こうした「アフラトキシン」が検
出されたもののすべては、輸入食品だという
こと。つまり、「国産食品からは検出されて
いない」んですね。そのためにも、いまこう
して述べている中国産のピーナッツの蔓延に
は、かなり……
★(第3章)
どうして、この「アフラトキシン」が「中国
産」などの輸入ピーナッツから検出されるの
でしょうか。その理由は簡単です。早く儲け
るため。そして、「中国産」のピーナッツを使
っているのに、「中国産」と書かれていないあ
る理由とは……
★
★
★
★(第1章)
何を隠そう、ぼくは、昔「ピーナッツ大好
き人間」でした(笑)。なぜ「過去形」なの
かと言うと、現在は、あまり安心して食べ
られなくなったから。その理由は、原産国
にあります……
ぼくはねえ。
何を隠そう、昔は「ピーナッツ大好き人間」
でした(笑)。
なぜ「過去形」なのかと言うと、現在は、
あまり安心して食べられなくなったから。
いや、安全なものを探せばいいのですが、
ついついうっかりして……ということがあ
り、いまはだいぶ、避けてしまうようにな
りました。
悲しいことです。
ただ、なぜピーナッツが好きだったのかと
言いますと、栄養価とかナントカじゃ、ない
んです。
ぼくが若いころ、きわめて親しくしていた
知人の男性が、ただ、ピーナッツ好きだった
から、そのマネをしただけ……(笑)。
なんとも浅はかな考えのぼくです。
でも、もちろん、そのときだって、ピーナ
ッツの栄養価だとか安全性などについては、
一応は、しっかり調べていました。
これ、酒のつまみなどには、きわめて手軽で
いいですしね(笑)。
★★★
ぼくたち日本人にとって、非常に馴染み深
いピーナッツ。
でも、この名前に「ナッツ」が入っていま
すが、じつは、これって、「ナッツ」の仲間
ではないんです。
「ナッツ」とは種実(しゅじつ)類の「木
(き)の実」のことです。
「木の実」とは、文字通り「木になった果
実(かじつ)」ですが、ピーナッツは地下で
できます。
実際に、畑で栽培した人ならお分かりのよ
うに、けっして木にできるわけではないん
ですね(笑)。
ぼくも、市民農園を借りているときに落花
生を作りましたが、間違いなく地下で、で
きます。
そのためもあり、このピーナッツは、「豆
類」のマメ科植物の種子ということになっ
ています(ま、分類など、どちらでもいい
のですが)。
★★★
このピーナッツを食用とした歴史はとても
古くて、もともとは保存食や贈呈品などの
貴重な食べものとして扱われていたようで
すね。
でもいまは、どこの地域でも栽培が可能に
なりました。
そして、お菓子や酒のつまみ、そして料理
などに、盛んに使われるようになったのです。
落花生(らっかせい)とは、殻(から)つ
きのものを言いますが、まあ、同じもので
すよね。
落花生を加工したものが、ピーナッツ。
それを油で揚げて、塩味を付けたものが、
バターピーナッツ……ということでしょ
うか。
ぼくは、バターピーナッツなどより、ただ
単に、炒(い)っただけのシンプルなもの
が好き。
★★★
このピーナッツ類は、糖質が低いんですね。
そのため、糖質制限を行うダイエッター
にはいいかもね(笑)。
糖質量は100g中11.3gとなっていますから。
それに、良質な脂質やタンパク質が含まれ
ています。
このピーナッツに含まれる成分の半分は脂
質(ししつ)ですが、炒ったピーナッツの
場合は、100g中49.4gが脂質なんですね。
かなり多い。
でも、この「脂質が多いから、体に良くな
い」……というかたもいらっしゃるかも
しれませんが、なに、大丈夫。
だって、このピーナッツに含まれる●●は
「オレイン酸」や「多価不飽和脂肪酸」と
いう、きわめて良質な脂質なんですね(●
●は、下記の設問をご覧下さい)。
★★★
たとえば、このオレイン酸は、血液中の「悪
玉コレステロール(LDL)」をやっつけて
くれます。
そして、動脈硬化なども防いで、心筋梗塞
や脳梗塞を予防する役目もある優れもの
なんですね。
そういうことも、若いときにぼくは、ちゃ
んと調べていたたため、このピーナッツが
「知識の上でも」好きになったのです。
ところがいま……。
そう、いまは、ただ単に、それだけの知識
だけでは、とても、このピーナッツを口に
することができない時代になりました。
その意味では、「昔の知識で生きています」
というかたは、ナンともご愁傷様です(笑)。
★★★
なぜかと言いますと……。
この栽培については、明治7年、政府がア
メリカから種子を取り寄せ、埼玉、三重、
福島などの各地に配布して栽培を推奨した
のが始まりとされています(出所:全国落
花生協会サイト)。
そして、神奈川県や千葉県へ。
でも、少なくても、そのときは、それらは
すべてが「国産」でした。
日本国内で、一所懸命に栽培していたわけ
ですからね。
外国から落花生を輸入するなんて、当時は
考えもしなかった。
ぼくも、若いころ口にしていた落花生は、
わざわざ国産かどうかだなんて、深く確
認するまでもなく、すべてが国産だった
と思います。
だから、それが輸入ものかなんて考える
より、その「栄養価だけ」を調べていれば
それで良かったのです。
でもいま、
★★★
そう、そのほとんどが「輸入もの」となり
ました。
しかも落花生(ピーナッツ)のほとんどが、
「中国産」なんですね。
現在では、落花生の輸入量の8割は中国から
となりました。
身近にある安い落花生は、すべてが中国産と
言っていい、という塩梅(あんばい)です。
貧しくなった日本人は、とても高価な日本
産の落花生を買う余裕も無くなったため、
とくにいま、ぼくは非常に心配しています。
中国産落花生を食べて、倒れる人が今後相
次ぐのじゃないかと。
それぐらい、この安全性が大問題なんですね。
とくに、その加工品は、ほとんどが中国産に
なっていますからね。
なお、中国は世界の落花生生産量の4割を
占めていて、次いで多いのが、インド、ナ
イジェリア、米国、インドネシア、スーダ
ン……となっています。
でも、近年、中国は、この落花生の生産量
を急増させているようですから、ますます
心配な状況です。
ぜひ、今回のこの原稿をお役立て下さい。
★★★
今回のサブタイトルでも述べていますが、
ぼくは、原則として、とくに食べものに関
しては、中国産や韓国産のものは絶対に使
いません。
その安全性がどうかということ以前に、
この二つの国の、その「卑怯(ひきょう)
な商法、がイヤなんです。
たとえば、日本の企業名とよく似た名前を
わざわざ付けて、欧米で販売したりする。
もっと正々堂々と勝負しろい……と、ぼく
など、言いたい。
反日教育を受けた中国や韓国たちは、日本
人が倒れても、ナンにも感じていません。
だって、ぼくたち日本人は「彼らの敵」だ
と小さいころから学校で教わっているわけ
ですからね。
そのような気持ちを持っている彼らが、ど
うして敵である日本に、日本人思いの商品
を送れますか。
安全な食べものを作って、日本に輸出しよ
う……となりますか。
少しでも「誠意のある商品」が作れますか。
★★★
儲けることしか考えないのは、「本当の商
人」とは言いません。
購入する人が笑顔になる。
売る人も笑顔になる。
そのように、「双方がウインウインの関係」
になることが、本来の「商人道」なんですね。
でも、中国や韓国の商人たちには、それが
ない(すべてとは言いませんが、目立つ企
業たちはそうです)。
もし、いま中国人や朝鮮人たちが、これに
対して「反対意見」が言いたいなら、事実
で示してほしい。
あなたたちが、自分の国の政府や企業たち
に。誠意のある商品を作って日本に輸出し
てほしい……なんて、一度でも言ったこと
がありますか(笑)。
そして、それが政策に反映されましたか。
少なくても、ぼくがいままで体験してきた
これらの国の商人たちには、それがありま
せんでした。
★★★
だから、ぼくたち日本人は、「自己防衛」す
るしかないんです。
とくに食べものについては、だから絶対と
言っていいほど、ぼくは避けております。
ま、ほかの日用品も同様ですけれどね(笑)。
とにかく、日本の製品とよく似た名前で、
市場原理をまったく無視して安く販売しよ
うとする。
日本語などが分からない欧米人は、中国製
や韓国製の製品を、日本製だと信じて購入
しているわけですね。
だって、日本のホンダという名前を真似て、
ヒュンダイ……だなんて。
ホンダとヒュンダイ。
そんな名前を、欧米人の誰が区別できますか。
だから、そのような卑怯な商売をする国を、
ぼくは絶対に信じられないのです。
★★★
どんなことでも、「正々堂々」とぶつかる
ような姿勢であれば、そして、ミスはミス
としてすぐに謝(あやま)るような商売で
あれば、あなたたちの国の未来を信じます。
でも、それが、いつまで経ってもできない
国や企業の商品を求めることはできません。
そして、マネした商品は、すぐに壊れて
しまう。
消費者たちは、困ってしまいます。
でも、いっこうに解決しようとしない。
そして、日本の技術や文化のマネばかりし
ている。
でも基礎の技術や知識がないわけですから、
どれだけうわべだけをマネしても、すぐに
ボロが出るわけですね。
そして泣くのは、それまで大きな資金を
投じてゼロから血と汗で一所懸命に作り出
してきた日本の企業たちなんです。
★★★
ぼくは、そうした行為が許せないため、今
回の、この「柿ピー」事件も、そのような
思いの上で述べております。
国を挙げて「反日教育」をしている国で作
られた日本向けの食品を、平気で口にする
ことなど、何度も言いますが、不可能です。
そう思っていたところ、調べますと、まあ
出るわ、出るわ、中国や韓国から輸入され
た食べものの中身の凄(すさ)まじさ(笑)。
とくに、その量から見て、「中国からの食
べもの」の実態には、凄まじいものがあり
ます。
下記は、厚労省「輸入食品等の食品衛生法
違反事例」(平成25年3~9月分)より
抜粋したものです。
もう、呆れることを通り越して、怒りを覚
えてきます。
そう思いませんか。
よくぞ、このような食べものを、「平気な
顔をして」日本に輸出するものです。
いったい、中国人たちは、こういう事実を
見ても、恥ずかしくないのでしょうか。
★★★
下記は、違反毒性物質を検出した「中国汚
染食品」のごく一部ですが、その本質がよ
く分かりますよね。
現在、中国から日本に輸入される食料は年
間400万トン。
輸入食材の1割以上を占めているわけです
ね。
しかも、そのうち9割が野放し状態のため、
私たちが知らないうちに中国産を口にしてお
り、毒性に気が付いたときは、すでに胃の中
に入っている……というのが現状です。
まあ、下記をご覧なさい。
大粒落花生/アフラトキシン(カビ毒)
炒ったスイカの種子/サイクラミン酸(人工
甘味料)
炒ったピーナッツ/アフラトキシン(カビ毒)、
TBHQ(酸化防止剤)
黒糖ピーナッツ/アフラトキシン(カビ毒)
生鮮ケール/ヘキサクロロベンゼン(殺菌剤)
生鮮ごぼう/パクロブトラゾール(殺菌剤)
烏龍茶/インドキサカルブ(殺虫剤)、フィ
プロニル(殺虫剤)、プロファム(除草剤)
烏龍茶エキスパウダー/サイクラミン酸(人
工甘味料)
トマト茶/二酸化硫黄(漂白剤)
豚肉スライス/サイクラミン酸(人工甘味料)
豚生姜焼きパック/大腸菌群
かもの珍味(麻辣味)/大腸菌群
炭火焼き牛タンスライス/大腸菌群
ボイル刻みたこ/大腸菌群
冷凍切り身がれい(生食用)/大腸菌群
冷凍切り身かれい昆布〆スライス/大腸菌群
冷凍ししゃも味醂干し/大腸菌群
冷凍いか類/細菌
冷凍えだまめ/ジフェノコナゾール(殺虫剤)、
大腸菌群
冷凍こまつな/大腸菌 冷凍たまねぎ/細菌
(出所:「女性セブン」2013年10月24・31
日号
★★★
でも、これらはホンの氷山の一角の、そ
のまた一角でしょうね(笑)。
つまり、そのような中国産食べものが、
外食や中食(なかしょく)、自炊などで、
ぼくたちの周辺には、すでに浸透し尽くし
ているというわけですね。
とくに、今回述べている「柿ピー」につ
いては、凄(すさ)まじい。
「柿ピー」については、こういう「事件」
がありました。
つまり……。
★(第2章)
それに、こうした「アフラトキシン」が検
出されたもののすべては、輸入食品だという
こと。つまり、「国産食品からは検出されて
いない」んですね。そのためにも、いまこう
して述べている中国産のピーナッツの蔓延に
は、かなり……
中国産の落花生から、「アフラトキシン」
という強力な発ガン物質が検出され、回収
騒ぎにまで発展した「事件」があります。
岐阜市保健所での事件。
2017年の7月。
この岐阜市保健所は、同市の稲葉ピーナツ
という会社が販売した「中国産落花生」から、
基準値を超えるカビ毒「アフラトキシン」
が検出されたとして、食品衛生法違反に基づ
いて、27都府県に出荷した「約5万2千
袋」の回収を命じました。
いやあ、凄い量ですよね。
同市によりますと、回収対象は、140グラ
ムと300グラム入りの「さや付落花生」と、
260グラム入りの「クラフトさや付」の3
種類だとのこと。
その賞味期限は、同年8月19日~9月9日
だったということです。
★★★
まあ、先述した厚労省の「輸入食品等の食品
衛生法違反事例」を見れば、何も驚くには
あたりません。
でも、これだけ大量に回収するというのは、
ちと、大問題ですよね。
東京都保健医療局によりますと、この「ア
フラトキシン」が発見されたきっかけは、
1960年にイギリスで発生した10万羽
以上の「七面鳥が死亡した事件」なんです。
その原因物質を出したカビが、この「アフ
ラトキシン」だったわけなんですね(そのと
きに初めて、命名されました)。
この「アフラトキシン」には、「アフラトキ
シンB1」をはじめB2、G1、G2、M1
などの種類が知られています。
でも、なかでも「アフラトキシンB1」が、
天然物でもっとも強力な発ガン物質なんで
すね。
★★★
それに、「人に対する急性中毒の例」として
は、1974年にインドで肝炎のため106
名という多くの人が死亡している事件があ
ります。
また、ケニアでの急性中毒事件などもあり
ます。
それに、慢性中毒については、タイ、フィリ
ピン、南アフリカ、ケニアなどで、肝ガン
発生率と「アフラトキシン」摂取量との間に
関連性があるとの疫学調査の結果も報告され
ております。
なかなかのものですね。
東京都でも、広範囲に、食品について検査を
行っているようですよ。
ま、あまりぼくたちがその結果を目にする
ことは、「なぜか」ありませんけれどね(笑)。
★★★
それによれば、ピーナッツ及びピーナッツバ
ターなどの加工品、トウモロコシ、ハト麦、
そば粉などの穀類及びその加工品、ナツメッ
グ、白コショウなどの香辛料、ピスタチオ
ナッツ、製あん原料雑豆、ナチュラルチーズ
など、多くの食品から検出しているようで
す。
ま、これもいつものことですが、その検出さ
れた量は微量であり、健康にすぐには影響を
与えるものではないと……(笑)。
それに、こうした「アフラトキシン」が検
出されたもののすべては、輸入食品だという
こと。
つまり、「国産食品からは検出されていない」
んですね。
そのためにも、いまこうして述べている中
国産のピーナッツの蔓延には、かなり心配す
る必要があるなあ……と、思っております。
ただ、中国産のピーナッツが心配だとすれ
ば、食品表示を見て、「中国産」という文言
(もんごん)があれば、避ければいい。
ただ、それだけです。
★★★
そうですよね。
対策は、簡単です。
……と思いましたら、そうは問屋が卸さな
い(笑)。
なぜかと言えば、「中国産」という表示が
無い「柿ピー」であっても、「中国産」で
あるケースがあるのです。
えええええっ???
……という声が、どこかから聞こえてきそ
うです(笑)。
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