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●完全版:10/28(土)◆ニャンコたちと話しながら頬張るおにぎりの旨さは、豪華なホテルの食事と比べ、まるで天と地の差…



難(むずか)しいことを易(やさ)しく、悲観を楽観に、そして
全員の人たちを「笑顔へ」と、つなぎたい……。

★★なお、本文のコピーや、転載、転送、抜粋などは著作権法
  に触れます。皆さんには関係がないと思いますが、山田が
  今後も皆さんのために活動したいため、ぜひその点、よろ
  しくお願いします。


◆◆━━━━━━━━━━━━━━◆◆
ニッポン人の心と体を、「笑顔で」救う!

★完全版メルマガ「暮しの赤信号」★

2023年10月28日(土)号

No.4752

毎朝、早朝5時に、全世界に向けて2つの
配信スタンドから、合計約5200部を発行
(日曜のみ休刊)。

創刊日:2004/10/5

【注】まぐまぐ!から受信されると、
上部に[PR]と記載した広告が掲載され
ますが、当方とは無関係です。
◆◆━━━━━━━━━━━━━━◆◆

『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や
『危険な食品』(宝島社新書)などの著
者で、食生態学者、そして日本危機管理
学会員でもある山田博士(ひろし)が配
信。食べものだけでなく、人としての生
きかたを考えます。なんともユーモラス
な文体が人気のようで……。



本日の「完全版」は、100%掲載です。
本日の「短縮版」は、省略しています。

どうぞ、ご了承下さい。



やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。

地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる
涙をストップさせたい。

空をのんびりと旅する雲たちを眺めなが
ら、ぼくはいつもその方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180度
変え、家族を変え、文明を変え、歴史を
変えてきた重い事実を、知ってほしい。



▼本日の目次▼

【1】

読者への「おとぼけ返信!」(毎週、土曜日
に掲載):

___________________
■No.1830

外出する場合は、おにぎりを作って持って行
くことが当たり前になってしまいました……
___________________
(O.M、千葉県習志野市、男性、52歳、会社員)

【2】

あなたやあなたの家族を命懸けで救う、
山田博士作品集

まだご覧になっていないかたのために、先日
の内容を、再度、案内しています。

★原発から飛散する放射性物質の、 山田
流・明るい対処法!……山田博士の「いの
ち運転“即実践”マニュアル」第10話

【今回は、「読者限定、特別価格」で、お
譲りします。この機会にどうぞ】



===================
【1】

読者への「おとぼけ返信!」:
(毎週、土曜日に掲載)。

読者からの声をダシにして、山田の思いを
自由奔放にお話ししています。

毎回、どうぞお楽しみに!
===================

この欄は、ぼくの作品「実話・食卓の事件
簿」第9巻に載せたものです(すべてでは
ありません)。

その上に、現在の思いを書き加えました。

このコロナ禍で、ますます人々が孤立しつ
つありますが、少しでも多くのかたと、こ
のメルマガの読者さんの温かい声を共有し
たいなと思いました。

個人のお名前はイニシャルにし、個人情報
などは割愛しました。

文体はそのままですので、統一していませ
ん。
読者の体温をそのままお楽しみ下さい。

年齢や職業などは、いただいたときのまま
です。

【なお、イニシャルは、姓と名の順】

(例)美空ひばり→ M.H

___________________
■No.1830

外出する場合は、おにぎりを作って持って行
くことが当たり前になってしまいました……
___________________
(O.M、千葉県習志野市、男性、52歳、会社員)

「コンビニ食」には本当に食品添加物が添加さ
れており、山田さんの言われるとおり、裏返し
てみると買えるものがありません。

だから最近は外食はほとんどせず、外出する
場合はおにぎりを作って持って行くことが当
たり前になってしまいました。

でも原材料から自分で作ったものは安心して
食べることができ、たかが梅干しおにぎりでも
とても美味しく思えます。

難しく考えず、出来るだけ自分で作ったもの
で食事は済ませるようにしていきたいと思い
ます。

■山田からのお返事■

Oさん、こんにちは。

お元気でしょうか。

いつもお便りをいただき、喜んでおります。

おにぎりを持って行かれるようになったと。
いやあ、嬉しいです。

少し遠出するときは、ぼくもおにぎりを
持って行きます。

梅干しあり、おかかあり、海苔あり、ゴマ
あり、納豆あり、もう何でも中に入れたり
外にまぶしたりします。

これだと、どこでも食べられますよね。

★★★

講演を頼まれて降り立った初めての見知ら
ぬ町。

そこから少し歩いたところにあった誰も
いない(と思った)小さな公園を見つけ、
ベンチに座って食べるおにぎりの、なんと
も旨(うま)いこと!

おにぎりだけじゃなく、空気も旨いし、そ
れに静かだし、店員さんの声やほかの客の
声、店内の音楽など何も聞こえず、ただた
だ、どこかから聞こえてくる小鳥たちの声
だけです。

誰もいないと思っていましたら、「来客」た
ちがソッとやって来たりします。

そう、スズメ君やニャンコ君たちが、たま
に寄ってきます。

ぼくの子どものころは、「野良犬」という
名前のワン君たちが、街のあちらこちら
で、ぼくたちといっしょに歩いていたもの
ですが、いまは、ワン君たちは一匹も
いません。

かわいそうに、ヒモでくくられたり、家の
中に閉じこめられているんですね。

★★★

まあ、そういうことで、ワン君だけは寄っ
てこなくなりましたが、その分、ニャンコ
たちがとくに大勢、やってきます(笑)。

彼らと話しながら頬張るおにぎりは、豪華
なホテルでの食事と比べて、まるで天と地
の差なんですね。

ボーイさんもウエイトレスさんもいません
が、彼らと話しながら口にするおにぎり
は、最高の傑作です。

まあ、ぼくは昼間は食べませんので、朝食
を食べる時間がなかったときなどは、こう
しておにぎりを持って行き、講演の前に頬
張るわけなんですね。

★★★

こうすれば、そのあとの会場でも、最高の
お話しができる気がします(と、勝手に
信じているだけ。笑)。

ただ、彼らが少しずつ近寄ってくるもので
すから、仕方ない、ぼくも少しだけ、お裾
分(すそわ)けをしてしまいます。

最初は、ほんの少しだけ。

でも、彼らの喜ぶ顔を見ますと、「それじゃ、
もうちょっとだけだぞ」……という塩梅
(あんばい)で、だんだん、ぼくの食べる
量が少なくなるんですね。

これは、ちと困ります。

だって、腹が減っては戦(いくさ)が出来
ぬ……と言いますからね。

そのため、講演を聴いたかたが、「今日の
山田サン、ちょっとおとなしかったわね」
と言われるときは、それはたぶん、ニャン
コたちのせいに間違いありません(笑)。

★★★

まあ、いずれにしても、ぼくは、毎日のよ
うに、朝、台所に立って料理をします。

だって、「自分の食べるものを料理」する
以上に、この世で大切なことって、ありま
す?

もしあれば、教えて下さい。

え? 仕事?

そんなモン……(笑)。

ま、うまく仕事と両立するように、工夫す
ることでしょうね。

ぼくは、いくつか保存食を作っておき、
それを2~3日に分けて、食べるように
しています。
すると、毎朝の料理時間はかなり減ります
からね。

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