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MYSELF 自分自身を大切に 29

いつもスキをありがとうございます。すごく励みになっています、HARUです。

年度末になると思い出すのが、何度も現金を搾取しようとしてきた会社の取引先で知り合った夫婦の事。

最初は詐欺のカテゴリーを作って書こうかと考えていましたが、『NPDの妻と共依存状態の夫』になるかなと思ったので、MYSELFの方に書く事にしました。

この夫婦はおそらく私が一番最初に遭遇したNPD(と取り巻き)になります。

ただ、されてきた事が「金銭搾取」に加えて「霊感商法」だったので、今もNPDより詐欺師の方がしっくりくる感じです。

20年ほど前の話で、当時の背景などだいぶ曖昧になっていますが、二人の言動と行動だけはすごく鮮明に覚えているのと、閉鎖したブログの方にも記録が残っていたので、今回はNPDとの金銭トラブルの経験談を書いていきます。

いつものように私の失敗話です。よろしければお付き合いください(涙目)

会社の取引先の社員だった

金銭搾取型NPD(以下Y)は私が勤めていた会社の取引先の社員。
第一印象は『仕事熱心でよく気が付く人』でした。(表の顔)

私が仕事をしている時に「何か困った事があったら言ってね」「もしかしてこれはこうした方がやりやすい?」などと気さくに声をかけてきたのがきっかけで知り合いました。(表の顔で人を取り込む行為)

『業者の仕事に気を使ってくれるなんて・・すごくめずらしいな』と驚きつつも、実際困っていた事があったため、あれこれお願いしてしまいました。(ここでタゲ認定される)

当時はNPDに対する知識は当然ゼロ。仮に知っていたとしてもこの段階でNPDと見抜ける自信はまったくありません💧

1年程すると、仕事帰りにYとお茶や食事をするようになり、メルアドも交換しました。

しかし、時がたつにつれてだんだん会うのが苦痛になっていきました。

会った後の疲労感がすごかったのと、なぜかものすごくどんよりとした気持ちになってしまうからです。(NPDのエネルギー搾取)

普通は楽しい気分になるはずなのになぜだろうと不思議に思っていましたが、今ならエネルギーを搾取されていたのと、気が付きにくい言葉で見下し発言をされ続けていたからだとわかります。

私はあくまで業者であってYからすれば格下の存在。平等な立場で話をするわけがありません。(友人関係=支配関係)

NPDの特性全開

会っている時の話は『男性従業員にモテて仕方ない』『自分は仕事ができるから女性従業員が妬んでる』『私の車の運転テクニックは上級』などとにかく自慢話ばかりでした。(自分はすばらしい人であるという思い込み)

Yが、人の話を(不幸話以外は)聞きたがらないと気が付いてからは、ひたすら無になって聞き役に徹していました。

取引先の人である以上無下にはできず、連絡があれば会うようにしていたのですが、私が別の取引先に行く事になったため、Yの職場で会うことはほとんどなくなりました。

たまにメールで連絡があっても「忙しいから」と断るようにしていたのですが、よりにもよってYは私の会社の上司にわざわざ電話をしてきて「HARUさん最近忙しいみたいですけどたまにはお茶させてくださいよ」と言ってきたのです。(NPDの執着)

結局、Yに気をつかった上司から「誘いがあったら行ってきていいぞ」と言われてしまい、会社公認で再びドライブやお茶をするハメになってしまいました。(二次被害・・いや二次災害)

Yの彼氏は霊能力者?

しばらくしてYは系列会社に勤める人とお付き合いをするようになりました。

デートで忙しくなって呼び出される事もなくなるだろうと期待していたのですが、残念ながら惚気話を聞かせるために呼び出される日々が始まりました。

ある日「彼氏を紹介する」と言われて会うことになりました。

彼氏さんの口からは、初対面の人に言うことじゃないとてもパンチの効いた言葉が出てきました。

「あのさ、道路で死んでる猫に手を合わせても意味ないし必要ないから」

はぁ?(@猫ミーム)

Yは満面の笑みで「前にも話したけどこの人霊感がすごいの。だからなんでもお見通しなのよ」と言います。

確かに私はそういう場面に遭遇するとそっと手を合わせていました。それを突然言い当てられたので、純粋(?)だった私は素直に「すごいですね」と言ってしまいました。

高野山で修業した経験があるというYの彼氏さんは、ごっつい数珠を手首にたくさん巻いていました。今はわりとそういう人を見かけますが、当時はまだ珍しかったと思います。

元々そんなに不思議な話に抵抗がなく、数珠で雰囲気もばっちりだったので、今ほどやさぐれていなかった私は『彼氏が霊能者』という言葉をあっさり信じてしまいました。

ほんと若かったなぁ・・(遠い目)

しかし家に帰ってからふと気が付いた事がありました。

『ドライブの時に、私が事故にあってたネコに手を合わせてたのを、Yさんじっと見てたよな・・・。』

二人の結婚式

その後二人は無事結婚することになり、披露宴に呼ばれて列席しました。
驚いた事に新婦側は女性の同僚社員が誰も招待されていませんでした。

会社関係は役職のついている人と男性の同僚社員、そして業者である私だけ。女性社員の人達と仲がいいとは思っていなかったけど、まさかここまでとは・・。

反対に新郎側は職場の人が大勢来ていました。スピーチを聞いて新郎はすごく仕事ができる人なのだとわかりました。

Yはいろんな男性にモテモテだったけど、将来が安泰になりそうなしっかりした人を選んでいたようです。

後日、私が招待されていた事を知った女性社員達から、「なぜあなたが招待されたの?どういう関係なの?」といろいろ質問されました。

けっして招待されなくて怒っていたとかではなく「Yと友人関係でいられる謎の人」に興味があるという感じでした。(珍獣?)

私は「友人ではなく取引先だから呼ばれただけだと思います」と答えました。

同僚さん達は『そっか、業者さんだからか』『毎日会うわけじゃないからつきあえるのかもね・・』『ほんと難しい人だからね・・』という感じの事を言っていました。

Yの事を知った今なら「自分は特別な存在」という特性が職場の雰囲気を悪くしていたのだろうなと想像できます。

きっと女性社員さんたちはYの正体にもう気がついていたのでしょうね。


ここまで読んでいただきありがとうございました。
今回は前置きだけになってしまいました、すいません。

Yの金銭搾取は私が結婚した後に始まります。
次回か次々回には書けると思います。💧

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