私の中に母が居る!?

病院で予約をとる必要があって、受付に行った。
  散々悩み、迷って決心した予約だったので、緊張もしたし不安もあったと思う。受付の女性は、テキパキした人だった、ニコリともせずぶっきらぼうに早口でまくし立てられた。
   1人だったら、嫌味のひとつも口にしていたかもしれない。分からなくて来てるんだから、そんな言い方はないだろうと…。
  神様、助けてください。私にはできません。喧嘩しそうです。でも、神様にはできます。どうか、助けてください。頭で祈って、何とか予約はできた。

  あさりよ、どうなれば満足だったのか…その場を離れて落ち着いてから自分に聴いてみた。
優しく、ニッコリ笑いながら丁寧に教えてくれたら満足だ!要は、私の望むような対応をしてくれれば満足なんだ。
  やっぱり、自分が神の生き方なんだよね…。
  
いつもならここで終わる棚卸し、でも今日はもう少し突っ込んでみた。

・なんで冷たい対応に腹が立つんだろうね?
・それは、私だからこんな風にされると思うからだよ。もっと私が良い人なら、優しく扱われるはずだから。冷たくされる=私がダメっていう証明だもん。自分にバツが着く気がするから…。だから腹立つ!
・それって、昔母から言われた言葉だよね?お前が悪いからそうなるんでしょって。
・…あっ!

  そうなのだ、母は目の前にいないのに、もう全く連絡さえ取っていないのに、私の中にはしっかり母が居座っていて、いつも猛威を奮っている。お前はダメだ、お前が悪い、ダカラソウナルンダヨ、と。
  違う!そうじゃない、ともがきながら、私はいつも母の思惑の中で生きていないだろうか?私が母となって生きていないだろうか。

  私が悪いからそうなる、私が良い人なら、もっと違うふうになるはずなんだ!なんと利己的で自己中心的な生き方だろうか…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?